• 2010年06月登録記事

「テイルズオブシンフォニア THE ANIMATION【世界統合編】」制作決定!

先日のオンライン鑑賞会で「カーラーン編必須!」と話していましたが、まさかテセアラ編完結前に公表されると思っていなかったので、本当に嬉しいです。
これで、貼りに貼ったクラトスの伏線がちゃんと回収されますね。
私はメールマガジンで知りましたが、もしかすると今日開催の「テイルズ オブ フェスティバル2010」で公表されたのでしょうか?

取り急ぎ、喜びの投稿でした。

月組公演「スカーレットピンパーネル」11:30回(VISA貸切)観劇。

役替わりはショーヴラン役:龍真咲、アルマン役:明日海りお。
チケットを確保した時点では、この方が番手の並びが順当かなと思っただけでどちらのファンでもなかったのですが、宝塚での公演中に喉を痛めてしまった等の話を聞くにつれ、龍を応援する気持ちが強くなり、幕が開く頃にはすっかり子の出来を心配する親の気持ちでした。判官贔屓な日本人気質に、我がことながら笑ってしまいます。

と言うわけで、本作でお披露目の霧矢大夢を祝いつつも、オペラグラスは龍を中心に観劇。
月組観劇は「ME AND MY GIRL」以来のため、龍の演技は「マジシャンの憂欝」で観たレオー役しか記憶していませんでしたが、その時のイメージよりかなり低音に作り込まれた台詞声に驚くと同時に、かなり惹かれました。
問題の喉は、コンディションを保つためかかなり緩急をつけて歌っていて、高音は多少揺れていましたが、心配したほど掠れたり出ないと言うことはありませんでした。登場後一曲目の「マダムギロチン」は、演出や曲自体の盛り上がりもあって、ちょっと拍子抜けするくらい良い出来でした。

少し線が細いので、一幕の間は初演ショーヴラン@柚希礼音と比較して物足りなく思うシーンもありました。
が、「君はどこへ」で初演とは役の解釈が違うと感じ、以降は柚希版との間違い探しではなく、龍版ショーヴランを観れたと思います。
私の印象では、「君はどこへ」はマルグリットへの嫉妬と恨みから昂る感情を表現する歌だったのですが、龍は、見失ったマルグリットへの悲しみと涙を表現していると感じました。
もう一カ所、違いを大きく感じたのは、コメディフランセーズで「ひとかけらの勇気」が歌われたことに対し「なんであんな歌を歌ったんだ」と言う台詞。柚希版はマルグリットが理解できなくて問うた感じだったけれど、龍版は彼女が処刑されることに心を痛めて言ってると感じて泣かされました。
ショーヴランにとって、マルグリットは革命そのもの。だから彼女から拒絶されることで、狂気に振り切って、処刑への躊躇いが消えたのだと思います。
龍は顔芸が割と激しいこともあり、ビジュアル的な好みからは外れるのですが、スタイルの良さには唸りました。顔は明日海、スタイルは龍が理想のビジュアルなんですが、どうせ役替わりならそう言う都合の良い融合って出来ませんかね(笑)。

貸衣装のアドリブは、基本パターンの「総スパンにでっかい羽根背負って」に、大きな帽子が追加。パーシーはこの衣装をVISAカードで購入したそうです。
スポンサーの名前を出されて無下に扱えないショーヴランが「それは素晴らしい」と返し、当然重ねてパーシーから薦められるも、しれっと「持ってますから」と応えたところに、舞台度胸を感じました。
今日は客席のウケが凄く良くて、途中から完全にショーヴランは笑われる対象だったのですが、動じず自分を保ちつつ、良いテンポの会話をしていました。
あんだけ笑い者にされて、平然と演技する強さには脱帽します。

でも、パーシーとの掛け合いのテンポが一番良かったのは、プリンスオブウェールズ@桐生園加でしょう。登場の瞬間から笑いを取り、二幕冒頭の「ここでも、そこでも」でも、自由な動きで楽しませてくれました。
今回のパーシーと王太子の関係は、悪友って感じでしょうか。

後回しになってしまいましたが、パーシー@霧矢大夢は、正に満を持してのトップスター就任。演出の補助なく一人銀橋で歌い上げる時の劇場の支配力に、この人の巧さを感じます。
実は、マルグリットへの疑心に悩む「祈り」で泣かされました。基本的に私はマルグリット視点で「なんでパーシーはマルグリットを疑うんだ。もっと良く腹を割って話し合え」とヤキモキしていたのですが、此処だけはパーシーの苦悩に飲み込まれました。

一方、マルグリット@蒼乃夕妃は、初演の遠野あすかに似てる役作りだった印象。充分声量があり、二幕では高音も綺麗に伸びていたのですが、率直に言ってしまえば「歌える」ことと「歌に心を乗せる」のは別物なんだなと痛感しました。若い激情家と言う雰囲気があり、役作りは凄く可愛かったので、これで歌を武器に出来るようになればと強く願います。
なお、デュエットダンスでは面目躍如。素晴らしい身体能力に、ショーでの活躍が観たいなと思われました。

アルマン@明日海りおは、役者の気質か、普通に格好よく有能そうに見えて、これも初演とはだいぶ雰囲気が違いました。ちょっと、龍真咲のアルマン解釈も気になる所です。
マリー@憧花ゆりのは、やや年上感があることと声質の好みを除けば、演技は非常に見応えがありました。

ロベスピエール@越乃リュウは、かなり冷酷で狂気を帯びた雰囲気。その一方で、グラパンを信頼し過ぎて間抜けにも見えました。あのロベスピエール相手だと、送り付けられたショーヴランは処刑されてしまうんじゃないか、と少し不安です。

フォークス@星条海斗は、歌い出すと良い声過ぎて、なんだか不思議な感じでした。洗濯女の反乱シーンで、変な女声作って喋ってるのは彼ですよね? 同一人物には思えない。

イザベル@沢希理寿は、役柄上、態とちょっと下品な雰囲気で歌っているのでしょうか。もっと歌巧者だったように思うので、少し不似合いに感じました。
そもそも、役に対して勿体ない使い方のようにも思うのですが……。

ショーヴランと共にロンドンに乗り込む公安委員の一方が好みの美形でした。パンフレットで確認したところ、メルシエ@美翔かずきではないかと思います。
ピンパーネル団の中で、気障な優男がいたのですが、役名も役者も分からず。ファーレイでしょうか?
そんな具合で、ちょっと気になった役者が誰だかも分からないのですが、民衆の演技に「芝居の月組」の底力を見ました。また、期待値の低かったコーラスが思いのほか重厚で、これも嬉しい驚きでした。

演出は改めて観ても素晴らしい内容でさすが小池先生と思うと同時に、軍服やわっかのドレスなど派手な衣装が揃って華やかで、最後が大団円で、楽曲が良くてと、本当に良い演目ですね。
今後宝塚を観なくなったとしても、再演があれば是非観たい演目の一つだと思います。

待望の「シャングリラ」DVDが届いたけれど、今日一日は「スカーレットピンパーネル」の世界に浸っていたいから、観ないで我慢しようかな……。

先月末から、ようやく少しずつキャストが出されました。
予想の範疇と言うべきか、正直それより足りてない感じで、情報が小出しされる度に突っ込んでいたら記事が幾つあっても足りないですね。

ラインハルト役の松坂桃李君は、「シンケンジャー」のレッドですね。演技を観た事はないのですが、職場の先輩が好きらしいので名前だけ知ってました。初舞台で座長でラインハルトと言う、自分の身に起こるのだったら遠慮したい要素てんこ盛りですが、若いので意外と緊張とかないのかな。
183cmの長身は舞台映えしそうですが、キルヒアイス@崎本大海君より背が高いのは原作者的にOKなのかしら。原作で二人の身長差を強調してたのは、それなりに意図があってだと思っていたのですが……。
また、現在募集しているスーパープレイヤーズ・スタジオ一期生が舞台に出るらしい事を踏まえると、彼に限らず、初舞台の役者が多く出てきそうですね。
思う所は色々ありますが、せめて原作を読み込んで、熱いパワーをぶつけてくれれば良いかな、と思っています。

と思っていたら昨日発表のオーベルシュタイン役が貴水博之氏だったので、どういうジャンルから役者を選んでいるのか、まったく分からなくなりました。

二周目現在地:青年期バロニア(シェリア加入前)

実は一週目の頃、マリク教官は、ずっと「良い人」の筈がないと思っていました。正式にパーティ加入したとき、このキャラでは薄過ぎる、と言うのがその疑いの理由です。
結局、第一印象ほど根は真面目キャラではありませんでしたが、良い人のままだったのは意外でした。
ウィンドルについて語る姿勢が、少し第三者的であったりするのは、過去を知っていると成程と思う反面、この豊かな国を見て本当のところ何を感じているのだろう、と想像します。
チャットで騎士団に入っていない理由をはぐらかすけれど、他国人で騎士学校を出ていないから入れない、のが正解なんでしょうか? クーデター前後のどの段階で騎士団に入ったのか、分かる情報ってあったかしら。

青年期に入り、引き継いだスタンプで買える中盤頃入手の武具を取り敢えず購入しました。
でも装備する段階でふと熟考。
レベルアップ時のステータス変動を考えると、武器ばかり上位のものを購入すると、攻撃力の上昇率が著し上がって、将来的に防御面で困った事になるわけですよね。つまり「一部ステータスを突出させない」「上がって欲しいものだけ多少数値を優遇する」調整が必要なのかな。
と言う事で、オーレンの森攻略の間は初期装備で過ごし、バロニアで防具を手に入れてから装備。
教官の方は、武具が弱いので敢えてレアプレートではなくバトルスーツに。それでも防御側のステータスがぐっと上がり、術攻撃力が弱くなってしまったので、称号で調整してから別れようと思います。

今野緒雪著「マリアさまがみてる 妹オーディション」

ちょっと遡って、未読のまま飛ばしていた「妹オーディション」に戻りました。
新登場の菜々と、再登場する笙子は、続きの巻を読んでいるので、大体のキャラ像は把握しているつもりでしたが、笙子がつぼみの妹狙いだったとは知りませんでした。と言うか「バラエティギフト」も読んでないので、私にとっては実質これが初登場なんですよね。
私も最初は由乃と同じ勘違いで、祐巳が妹候補として笙子に興味を持ったのかと思いましたが、たぶんこれまた未読の「チャオソレッラ!」で写真の彼女を知っていたから「見つけた」だったんですね。他人が撮った写真に映っている知らない人の顔を覚えているあたり、祐巳は既に自己紹介のような「平均点が売りの少女」ではなくなっているとは思うんですよね。確かに初期は平均点以下なくらい鈍臭かくて完全巻き込まれ主人公だったけれど、最近は周囲からの期待に自分で応えてるよなと思います。
で、一年椿組の不穏な空気はこの時点からあるんですね。初期の頃は誰も彼も天使のように純粋無垢と言う雰囲気だったのが、随分リアリティのある学園風景になったなぁと思います。
そして乃梨子はあんなに冷めて迷惑そうだったのに、すっかり友達想いになって、可愛いですね。実は私、一年生チームがかなり好きかもしれません。
由乃と菜々の出会いは、祥子と祐巳以上の「棚からぼた餅」「運命の出会い」だったんですね。