• 2017年02月23日登録記事

現在地:レパント加入まで
「幻想水滸伝」シリーズは本拠地を手に入れてからが本番だ、という意識があるため、一先ずそこまでは一気に進みました。仲間集めも、今のところは順調です。登場しているのに仲間になっていないのは、ローレライだけかな。

前回の記事では、いきなり金運の封印球を取りに行った話をしましたが、その結果、本編開始時点の仲間はこんな状態でした。

ステータス

お守り役の大人の方が弱いぞ。

大変楽しんでいますが、実際にプレイしてみると、幻水1は物語の導入が若干強引だと感じて驚きました。
具体的には、父親が生きているのに、解放軍リーダーを引き受けてしまう坊ちゃん(主人公)に違和感を感じます。
この先、父との敵対故に盛り上がることは分かっているし、シンフォニアでは「親父越え企画」なんて銘打ったノベライズを書いているくらい、父と息子の対峙が好きな私ですが、中国物なら登場人物は儒教道徳に縛られているべきだ、とも思っているのです。そして儒教の世界では、「」が最大の徳とされています。父に背くのは真っ当な人間でないのです。
まあ、中華風なのは主人公だけで、それ以外は普通に西洋人の名前と顔なんですけれどね!
リーダーという立場の孤独や責務を描いている名作だけに、リーダーに収まる前の葛藤がないのが残念でした。

以下、オープニングから印象深かったこと。

  • 始まると何の説明もなく、いきなり主人公を動かすことに、容量が足りないファミコン時代のRPGを思い出しました。
  • 父親の名前がテオであることを覚えていたので、主人公名はマオにしたのですが、忘れていた家名がマクドールだったので、マオ・マクドールという少し間の抜けた名前になってしまいました。
  • 最初の選択肢で、皇帝陛下に「いやです」と言えるのが笑える。
  • お父さんがピッタリ後ろにくっ付いて歩くので、心理的に歩き難い。
    父親と坊ちゃん
  • 冒頭に稼いだ経験値のお陰で、非常にサクサク進んでいたのですが、トラン湖の城のボス(ドラゴンゾンビ)は異様に強く、危うく全滅するところでした。
  • PSP版の問題点として、セーブ時に必ず「新規セーブ」がデフォルト選択されて、毎回元のセーブデータを選んで上書きを指示しないといけません。解せぬ。