- 分類読書感想
最近経済・金融系のビジネス書ばかり読んでいます。せっかくなので、読書感想として良書をご紹介します。
小宮一慶著 「ROEって何?」という人のための経営指標の教科書
第一版は2015年7月6日。
財務諸表の基本的な読みかたを、テキパキと明確に解説してくれる一冊。タイトルではROEを大きく取り上げていますが、財務指標の用語を教えるだけでなく、その数値の正攻法の上げかたと裏技的な上げかたの見分けかた、企業と投資家の思惑などが盛り込まれていて、ナルホド!と思えました。
なお、私はキャッシュ・フロー計算書に苦手意識があるのですが、こういう本で読むと簡単な作りだと思えるのが不思議です。
田村正之著 はじめての確定拠出年金
第一版は2016年10月14日。
非常にコンパクトに纏まっていて、わかりやすい本です。メリットだけをあげるのでなく、デメリットもあげているので信頼性が高いです。特に、運用時、受給時とそれぞれの税制を明確に解説してくれるのは助かりました。
元本割れが大嫌いな私でも、貯金より運用で始めようかな、と思えるし、そのための切り口を与えてくれる一冊でした。取り敢えず、個人型確定拠出年金ナビはブックマークしました!