現在地:リドルアナ大灯台下層
黒の珠の封印を解除して、これからが本番。
オリジナル版では、2番目のセーブクリスタルがある48階まで一気に登らないといけなかったのですが、オートセーブがあるTZA版は多少気楽に挑めますね。それでも、100階まであると思うだけで気が遠くなります。
オリジナル版攻略時も、「スペクトラルタワーか!」と突っ込みながら登った記憶があります。
大灯台へ行く前に、ナブディスでの成果を依頼人たちに報告しました。
その際、自分でも非常に驚いたのですが、「新人ジョヴィのヒーロー」の顛末で泣いてしまいました。
ラバナスタで暮らしていたシーク族の「ジョヴィ」は、かつて濡れ衣から助けてくれた青年を「ヒーロー」として心の支えにしていました。しかし、ラミナス陛下暗殺事件に巻き込まれてヒーローが亡くなり、生きる気力を失ったジョヴィは、ヒーローが最後にいたナルビナに赴いたところ、出稼ぎ労働者と間違えられてしまい、ここで働いていたのでした。
ナルビナ城塞の依頼人が出しているモブ依頼を解決すると、ジョヴィは次第に元気を取り戻していき、ヴァンを「新しいヒーロー」と尊敬するようになります。
ここでジョヴィが語る「元祖ヒーロー」とは、レックスのことです。
但し、ヴァンがそれに気づいたかどうかは、プレイヤーが判断する要素になっています。
レックスの優しい人柄がわかるな、と思いながら台詞を送っていたところ、ジョヴィの去り際の一言を聞いて、突然涙が溢れてきました。
レックスは、弟のヴァンにとっても「ヒーロー」だった筈です。そして、物語の冒頭ではヒーローを失い、復讐心に囚われつつも目標もなく過ごしていたのですから、ヴァンとジョヴィは同じ立場だったのです。
それがいつの間にか、ヴァン自身が「ヒーロー」となってレックスに並び、更に祖国を救うことでレックスを超えていくのですね。
泣ける!
つくづく、私は若者の成長物語に弱いなーと思いました。
あとは、ゴリアテのデータを図鑑に収録できて喜ぶバロングにほっこりしました。
私も、ハントカタログを頑張って埋めるぞ!