フレデリック・カッセルのミルフィーユ・ヴァニーユ
http://www.frederic-cassel.jp
日本国内では銀座三越でしか購入できない、フレデリク・カッセルのスペリャリテ。
この手の高級ケーキは、サイズが小さいことが多いですが、このケーキは長さ11cm×幅4cm×高さ5cmと、ちょっと珍しいサイズ感です。
持ち上げると重量も感じるし、クリームの分厚さからして、食べているうちに胃が凭れるのでは?と危惧しましたが、ふと気付くと黙々と食べ切っていておりました。
パイ生地部分とクリームはみっちり密着していて離れないため、公式推奨の通り、横に倒して頂きます。
一口食べると、まずカラメルの甘さを感じます。予想外の味だったので驚きました。最初、クリーム自体がキャラメルクリームだったのかと思ったほどです。実際には、生地がキャラメリゼされているため、それがクリームと合わさってこの味になっているようです。クリーム部分だけ取り除いて食べると、非常にバニラと卵が効いたクリームでした。
生地の方はカラメリゼされている都合上、サクサクというより、ザクザクと噛み砕く印象でした。
「美味しいか?」と問われれば間違いなく美味しいと答えるけれど、「好きか?」と聞かれると悩ましいです。実は、私はキャラメルがそれほど好きじゃないんですよね。
ミルフィーユに関しては、カラメル仕立てより粉糖仕立ての方が好きかもしれません。
ということで、ミルフイユ・フィンガー エキゾチックなど、別の味を試したくなりました。