• 2017年11月登録記事

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ボンサンク(石村萬盛堂)の「ブリュレ ド サンク」をいただきました。
http://www.ishimura.co.jp/you/brulee_de_cinq/

冷やして食べても、温めて食べても良いということですが、個人的には、常温が一番食べやすくて好みでした。
実際に食べる前は、同様にキャラメリゼされたバウムクーヘンで有名なマダム・シンコの「マダムブリュレ」をイメージして、冷やして表面の「パリパリ」とした感触を楽しむのが良いと思っていました。しかし、このブリュレ ド サンクは、キャラメリゼ部分は思ったより薄く「サックリ」程度で、また別の味わいを楽しめました。

生地は、メープルシロップが染みているからしっとりしていると思いきや、意外としっかり生地のたまごの味が強く出ています。
コーティングされた表面は甘いものの、そこまで劇的な甘みではありません。特に外周は焦がしキャラメルが効いて、少し苦さが混ざった甘みです。たまごとキャラメルという二つの要素が強く出た結果、全体的にどことなく「プリン」のような味わいを感じます。
控えめな甘さで、コーヒーとも合う大人のバウムクーヘンだと思いました。
ただし、温めるとふんわりとした食感になった上、甘さが強調されて、また印象が変わるのでした。

「空賊の隠れ家」配信後、初起動。現時点での私の隠れ家はこんな感じでした。

空賊の隠れ家

ダルマスカの双璧が揃ってギルガメッシュと戦っているのは、可愛くて和みます。

今度こそ、本当にレアモンスター狩り開始です。
まずやって来たのは、以前もご紹介したマラソン会場・セロビ台地。

セロビ台地

1体目の「アスピドケロン」を求めて、フェディック川に向かいます。
この敵はエリア進入時に一定確率で出現します。ついでにレアアイテム「ヒヒイロカネ」を盗めるので、交易品で必要な分は確保したい、と捕らぬ狸の皮算用もしつつ、30分ほどエリアの出入りを繰り返します。
ーー1体も出ません。
お、おかしい。オリジナル版の攻略本記載を信じるなら出現確率40%なのに、4%と言われても信じられそうな具合です。

いきなり躓いてしまった為、しばらく不貞寝していたのですが、そもそも前提条件を満たしていないのでないかと思い直し、確認することにしました。
しかしTZAに対応した攻略サイトを見ても、アスピドケロンの出現場所は変わっていないようですし、条件も確率となっています。
また、自分の所持品を見れば「ハントループ」のエンゲージアイテムだって持っています。

エンゲージ・シェル

……
……?
エンゲージ・シェルを持っている?

謎が解けた瞬間、恥ずかしさのあまり再度不貞寝しました。
「ハントループ」の加入条件として指定されたモンスターはとっくの昔に倒し、「エンゲージ・シェル」を入手していたのですが、肝心の「ハントループ」を開始していなかったのです。
普通のレアモンスターは条件さえ満たせば何度でも出現しますが、ハントループの対象であるレアモンスターは、ハントループ参加後でないと出現しません。そして、参加のためには「エンゲージ・シェル」をバンガのお頭に渡す必要があるので、持っているのが間違いでした。

ハントループ

文字通りフォーン海岸へ飛んで行き、ハントループへの参加表明をしてから、セロビ台地に引き返します。
改めてフェディック川へ行くとーー

アスピドケロン

一発で登場! その前の苦労はいったい何だったのでしょう(苦笑)。
ヒヒイロカネを複数個入手するため、あえて1回で倒さず周回しましたが、確率40%だけあって、かなり高い確率で登場しました。
十分稼がせて貰ってから倒し「エンゲージ・ソリッド」を入手。

せっかくセロビ台地に来ているので、やはり確率登場するレアモンスター「ブルーブラッド」も狙うことにしました。
交差ヶ原に行き、2回目の出入りで遭遇。

ブルーブラッド

このモンスター、デュラハン型で頭部がないし、ラスボス並に筋骨隆々なので、あまりブルーブラッド(Blue Blood)という感じがしません。もしや、青い体色に見えるのが血管だったりするのでしょうか。
こちらもレアアイテム「ダマスカス鋼」を盗めるので、複数個盗んでから倒して「エンゲージ・サッド」を入手。

「ハントループ」を始めるまでの無駄な時間はありましたが、サクサク進み始めました。この調子で、ハントループ対象のレアモンスターは一気に記録したいところです。

現在地:Chapter2「利用する者される者」終了

ラムザとディリータ

物語は過去から現在に戻り、時代も大きく動き始めて盛り上がってきていますが、まだラムザの生きる道は定まっていない感じですね。

この章は、とにかく「ガフガリオン」の存在感が素晴らしかったです!
以前から名前だけは知っていて、変な名前だけれど韻を踏んでいて気持ちがいいし、インパクトも強いと思っていました。松野氏が「ガフ・ガリオン」とすべきところを「ガフ・ガフガリオン」に間違えたという逸話は笑えるけれど、結果としてそれが良かったのでないかと思います。

実の兄とは思えン台詞だな

歴代の「ン」言葉キャラの中、彼は断トツでいい奴だと思います。
暗殺任務を遂行しようとする冷徹さはあるけれど、ラムザがディリータを追いたいと言えば付き合うし、兄弟で血を流すことを厭い、ダイスダークの言葉を捏造してまでラムザに投降を呼びかけ、最後は敢えて一騎打ちのような形に追い込むあたり、ラムザに対する父性も感じます。
発言には露悪的なところがあるけれど、その行動は現実主義ゆえの選択だと理解できるので、嫌いになれませんでした。
叶うことならば、共闘ルートも見たかったです。ただ、ダイスダーグのような謀略家とは手を組まないのが一番だとも思うので、悩ましいか。まあ、悩む以前にFFTはルート選択肢がないのですが。

ガフガリオン

最後の戦闘後、倒れた直後にわざわざクリスタル化するのは、死んだことを明確にしているのでしょうね。でも、そのシビアさは正直悲しかったです。

2章は攻略に結構手間取りました。ということは、やはり育成に問題があるんでしょうね。
ムスタディオ救出する「城壁都市ザランダ」、多勢に無勢の「ゴルゴラルダ処刑場」で勝てず、レベル上げをしてしまいました。
逆に、初ルカヴィ戦だったキュクレインは弱かった!

キュクレイン

FF12TZAでキュクレインに苦戦した後だったから、弱さに驚きましたよ。もっとも「死の宣告」があったから、長期戦になっていたら結果は違ったかもしれません。

キュクレイン

そして、FF12の方が若干愛嬌を感じますね。臭そうだけれど。

それと、道中ゴブリンに虐められていたチョコボ「ボコ」を仲間に入れましたが、ふと気付くと1匹でたまごを産んでいる
次々と生まれるチョコボ軍団が枠を埋めてしまい、アグリアス加入時に1匹放出することになりました。今後も積極的に除名していかないと、顔キャラが入らなそうだなぁ。今の所、士官学校時代から引き継いだ汎用キャラの竜騎士(元シーフ)がエースなので、仲間枠が少ないのは困ります。

別れの時の勢いを見て、ディリータとは再会したら敵同士かと思っていたけれど、普通に会話ができたので驚きました。

ラムザとディリータ

時薬ーーと思ったけれど、一足先に大人になったディリータからすれば、いまだに理想主義の子供っぽいラムザなんて眼中にないのかもしれません。ラムザが大人になるのはいつの日か……。

PS4版「蒼き革命のヴァルキュリア 序章体験版」を遊んでみました。
http://portal.valkyria.jp/azure/

蒼き革命のヴァルキュリア

体験版の範囲は、オープニングから最初の戦闘「モルダ奪還作戦」を体験し、大尉に昇格するところまで。

つい先日、本家「戦場のヴァルキュリア」の新作発表があったので、ある意味タイムリーな作品となりました。
私のヴァルキュリアシリーズ経験は、PSPで「戦場のヴァルキュリア2」体験版に触れた……はずですが、ブログに記載がありませんでした。
FTPのような独自視点のターン制シミュレーションRPGだったと記憶しています。
しかし本作では、無双風のアクションゲームに変更されています。

前哨基地司令棟へ向かえ

アクションならアクションで良いと思うのですが、シミュレーションRPGの名残なのか、1回行動する度に動きとは別に若干のクールタイムが挟まるという仕様を採用。これによってテンポが阻害されており、中途半端な印象を受けました。攻撃可になった時の「READY」表記が付随して回るのも邪魔です。
また、従来作は銃火器装備だからキャラクター配置に役立った土嚢ですが、近接武器装備の今作では効果的に感じません。こちらが隠れれば敵も隠れて遠距離攻撃をしてくるだけなので、これまたテンポを阻害していました。

土嚢

不意をつかれて驚いたり、戦意を喪失するという「感情」が敵味方にあるのは面白そうだと思ったけれど、感情が戦況を左右する前に斬り殺した方が早い、という気もしました。

ボスの重咒機は、部位破壊をして弱点の頭部が下がったところを攻撃する、という形式でしたが、部位破壊しても、実際の破損描写はありません。見た目くらい破損して欲しかったです。
そもそも、この造形でなぜ脚部を攻撃したら頭部が落ちてくるんだろう(苦笑)。

重咒機

ゾイドのようなメカ造形にちょっと燃えただけに、ボスと戦っても面白くないのは残念でした。

そんなわけで、戦闘はアクションとしてもシミュレーションとしても中途半端で、操作する面白みがなかったですが、まだプレイヤーの手で動かせるだけマシと思わせるのが、この体験版の凄いところです。
なんせ、ただ見るだけのイベントシーンがひたすら続きます。

凡そ1時間の体験版プレイのうち、実際に操作できた時間は体感15分以下です。

序盤だから説明が多いのでしょうけれど、見るだけで関与できないならゲームである必要がありません。
イベントシーン化されているからと言って、演出に力が入っているわけでなく、昔のRPGなら吹き出しで済んでいた台詞を、全部ゆっくりした音声付きで喋らせ、字幕表示しているだけです。

イベントシーン

せっかちな私としては、特に演出がないなら台詞を送って音声スキップしたいのですが、その機能はないため、黙って見ているしかありません。物語には興味があるのに、途中から「早く終わってくれ」と思ってしまいました。

唯一良かったのが物語です。
産業革命後の近代架空ヨーロッパという舞台設定、対象が明らかになっていてわかりやすい復讐劇は魅力的に感じました。

ターゲット

戦後、大罪人と呼ばれることになる5人の真相を語るーーという結末がわかっている形でお話を進めるのは、なかなか人を選ぶ作りです。あえてその形を採用したからには、結構ストーリーには自信があるのだろうと思います。実際、なぜ大罪人5人が戦争に勝っておきながら犯罪者になってしまうのか、それが明らかになる過程は気になりました。

また、時折「後世の視点」の解説が入るのは、「銀河英雄伝説」好きには結構楽しい要素だったりします。これもテンポ阻害要素ではありますけれどね。

解説

物語は面白そうなだけに、イベントが見ていられないくらい冗長というのは、非常に勿体ないと思いました。

絵画風効果をつけた独自のグラフィックは、私は結構好きです。もっと絵画風にした方が、リアル路線でないことが明確になって良かったかもしれません。

グラフィック

ファンタジーだと思えば、お姫様がドレス姿で戦場に出るのは構いません。私としては、国王隣席の式典でも制服を着崩している軍人たちの方が気になりました。

続きが気になるので、体験版クリアセーブは保存しました。でも絵作りと物語だけでは、ゲームである必要性を感じないので、製品を買うまでに至るかどうか疑問です。

私は、どちらかと言えばゲームを「加算方式」で評価するプレイヤーなので、「減点方式」になりがちな点数レビューはあまり参考にしません。しかしそんな私でも、2017年11月22日現在、Amazonを確認して、あの「スターオーシャン5」でも星2.5なのに、「蒼き革命のヴァルキュリア」は星2.0という好成績であることに震えました。
星2.0は、今日ゲームアーカイブス配信に追加された「ミスティックドラグーン」と同じ点数ですぞ!

「世間の評価は低くても、遊んでみたら自分には面白かった」というゲームもあるけれど、本作は低評価批評の根拠を体験版から感じ取れてしまうのが悲しいところです。
低評価でも突撃したくなるくらいの魅力が、どこかに欲しいなぁ。

本日の公式放送(vol.5)は、20:30辺りのお知らせだけ拝見しました。
パッチ1.04で「空賊の隠れ家」復活!

空賊の隠れ家

トロフィーは1回取得したら終わりだから、2周、3周した時にやり込み具合が見えないのが残念だと思っていただけに、嬉しいです。
もちろん、ドット絵が可愛いという純粋に見た目の良さもあります。

PS4専用テーマ(無料)も、新規絵という大盤振る舞いに感謝です。
テーマとなっている「エルトの里」自体は、私としては少し物悲しいしヴィエラたちの排他的な雰囲気が苦手な土地なのですが、絵としてはとても素敵だと思います。

空賊の隠れ家

私、パッチ配信があるとしてもループデモ追加くらいかと思っていました。いや、それもして頂いて良いのですが(笑)。
オリジナル版ライセンスボードも、難しいとは思いますが引き続き期待して待たせて貰います。

ということで本編は心置き無くレアモンスター狩りの時間だ!と思ったら、大変なモンスターを忘れていました。
ゼルテニアン洞窟に現れる「アルケオエイビス」です。

アルケオエイビス

出現エリアに行けば何体でも湧く雑魚扱いのモンスターですが、なぜかこのモンスターだけ、インターナショナル版で超強化されてしまいました。
100万近いHPと高い攻撃力で純粋に強いだけでなく、状態異常技を使用したり有効ステータスをデスペガで消してくる嫌らしさに加え、最後はアグレッサーでチャージタイム無視まで手に入れる極悪さで、Hランクモブと言われても不思議でない最強の雑魚です。しかも、同じエリアの近い位置に2体いて、どう位置取りしても、同時に2体相手にする羽目になります。
いつも、このアルケオエイビスが闊歩するエリアは、視界に入らないよう身を潜めつつダッシュで通過していました。

とはいえ、“今回こそ最強モブ「ヤズマット」を倒そう”と思っている人間が、ただの雑魚であるアルケオエイビスを避けて通るなんてナンセンスな話です。
ヤズマットのHPなんて、アルケオエイビスの50倍以上あるわけですしね。
……改めて文字にすると、気が遠くなる数字です。

アーシェが「ブリザガ」を打ち込み続け、ヴァンが敵の攻撃を集めつつ回避し、パンネロが万一に備えて全快をキープするという真っ向勝負な戦法で突撃。
最初は1体だけおびき寄せたのですが、やはり戦闘状態を嗅ぎ付けて2体目が乱入。混戦になりました。
最終盤の「アグレッサー」発動後は回避無視オプションが付くのか、HP満タン+バブルのヴァンでも一気に死ぬことがあったため、「リバース」を解禁。これで逆転効果が続く間は一安心と思ったら、直後に「デスぺガ」されて絶望を味わいました。
攻守に隙がなくて、本当に強いです。

ミストナック

最後は、戦闘不能になったキャラは引っ込めたり、破れかぶれでミストナックを打ち込んでみたり、とにかく総力戦でした。

しかし、なんとか倒したところでホッと一息つこうとしたら、長時間戦っていたせいか、3体目となるアルケオエイビス(C)が突然現れ、横からど突かれた瞬間は度肝を抜かれました。

アルケオエイビスC

さすがに逃げました。
ハントカタログの2ページ目のためには、また倒したいところですけれどね。