• 2011年06月登録記事

「勇者30」より、女神歴200年のゲーム「魔王30」をクリア。
トータルランクはプリティ魔王でした。

魔王様がバカキャラだった点は衝撃でした。
ミレニアが巧く魔王様の手綱をひき、それでいてバカップルなあたり、良い関係のキャラクターですね。
シナリオは短く簡単な話ですが、四天王や用心棒&傭兵といった面々までしっかり個性付けされていたし、女神暦200年だけのキャラでは惜しい気がします。

システムは、単純ながらよくできていると思います。
形としてはリアルタイムシミュレーション。
自軍は任意のタイミングでユニットを増加できるけれど、召喚時の魔力によって魔物の強さが決まります。最小魔力で喚び出すと一秒も保たないような魔物が出てくるので、ある程度間をあけて召喚するのがコツですね。また、魔力の回復が異様に遅く感じるときがありましたが、あれは魔物を喚び出し過ぎて魔力が枯渇すると起きるのかな。
力関係は三竦みが大前提で、どんな強力な魔物を喚んでも、強弱関係は覆せないようです。そのため、単一種類の敵しかいないマップは楽勝ですが、複数の種類の敵が混在するマップは苦戦になります。
時の女神は、有り金全部を巻き上げるのが巧い仕掛けだと思いました。どんなに稼いでも、一回の巻き戻しで終わってしまうため、勇者30のように30秒ギリギリで巻き戻すばかりがベストではない。しかもマップクリア時の残金がレベルアップに繋がるので、戦局の終盤は無駄に巻き戻さない方が良い。とはいえ、残り時間内に決着が付かなければやり直しなので、その辺のジレンマと見極めが楽しいです。
不満としては、勝利条件がはっきりしないマップに困りました。具体的には初四天王獲得時、敵を一掃するだけでなく精霊に接触しないといけないことが分かりませんでした。お陰で、時間切れになってしまいました。

全体的には気に入ったので、その内難易度を上げて再プレイしたいです。

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本日も、相変わらず時代から数ヶ月遅れてる今更なゲーム情報。
「クロノア」シリーズのサントラがiTunes Storeで配信されていることを知りました!

風のクロノア door to phantomile
http://itunes.apple.com/jp/album/id420364348

風のクロノア2 世界が望んだ忘れもの
http://itunes.apple.com/jp/album/id425519316

クロノアヒーローズ 伝説のスターメダル
http://itunes.apple.com/jp/album/id425480684

「door to phantomile」「世界が望んだ忘れもの」はサントラCDがあります。
私にしては珍しい、ゲーム中にサントラ機能があるのに購入した原曲サントラCDです。何度も「Resurrection」→「Staffroll」と再生してはエンディングを脳内再現して涙ぐむ、パブロフの犬をやっていました。
単純に曲として聞くなら、音源が良くバラエティに富んだ「世界が望んだ忘れもの」の方が良さそうですが、ファンとしては「door to phantomile」が好き。
なお、iTunes Storeの「door to phantomile」はWii版リメイクの画像ですが、PS版もWii版も、私の耳では音の違いを感じませんでした。恐らくサラウンド処理されている程度でしょう。
発売年代が変わっても、楽曲というものは古くならないのですね。

しかし、iTunes Storeで一番の驚きは、「ヒーローズ」が配信されていることです!
私の最も愛するガンツのテーマは、「ナムコクロスカプコン」サントラに収録されているので、なにもGBA音源を購入しなくてもいいかなぁと思うのですけれど、プレビューを聞くと思い出に直撃してきます。ナムカプのアレンジ版より哀愁が漂っているのが好みです。
また、主題歌「SING OF HERO」のフルサイズはゲーム中に存在しないんですよね。プレビューで聞ける音もGBA音源とは違うようですが、これが収録時の音なのかしら。
発売から10年近く経っているゲームサントラが配信されるなんて、いい時代になったなぁ。

あとはWS「ムーンライトミュージアム」が揃えば完璧ですね。

今まさにプレイしているPSP「勇者30」ですが、今月末からXbox LIVEアーケードで配信されるそうです。
「HALF-MINUTE HERO -Super Mega Neo Climax- (勇者30)」
http://www.mmv.co.jp/special/game/xbla/half-minute-hero/jp.html

画面はカートゥーン風。戦闘システムは「勇者30」に統一なんですね。
個人的に「魔王30」のシステムがかなり気に入ったので、システム統一は勿体ない気がします。でも一つのゲームとして観たら、一本化した方が正しいかな。色々なゲームが遊べると考えれば楽しいけれど、逆に考えれば、いちいち各ルールを覚えないといけないですし、中には気に入らないシステムもあるでしょうからね。
しかしこうして統一できるのであれば、なぜオリジナル版「勇者30」は各モードごとにシステムを変えたのでしょう。思い付いたネタが勿体なかったのかしら……。

「最終封印」戦闘描写をテーマにしたキャラ語り第9弾、遂に父子です。
この二人は切り離し難いため、まとめて語りたいと思います。

本作は親父越え企画ですので、クラトスはロイドから見て遥か彼方に高くそびえ立つ壁として存在してもらいます。
その壁は、最初は頂上などないように見えますが、やがてある程度の高さがあり、辺りを見渡すと、同じか、それより高い壁も存在する事が分かるでしょう。
それでも、ロイドが越えねばならない壁は、その一枚だけなのです。
そんな視点を考えていますので、今は、戦神の称号に相応しく、神の如く強いクラトスを思う存分書かせてもらっています。ファン故にそういう描写は少し気恥ずかしいのですが、ロイドが成長すれば「神様じゃない」クラトスの、本当の強さが描写していけるはずです。

クラトスは目標点であるため、作中で強さが変動することはない予定です。
対するロイドは、その目標に向かって成長していきます。
連載の現時点では、エクスフィアの御陰で戦えるだけで、剣技は未熟だし、周りも見えていません。しかしシルヴァラントの旅には、クラトスと言うフォロー&指南役がいます。失敗を恐れず挑戦できる、成長に最良の環境です。更にロイドには、教わった事を模倣するだけでなく、自己流で飲み込んでいくセンスがあります。現在炎の封印戦を書いていますが、次の水、風と書く時にはまったく違う戦いになっていくでしょう。
また、戦闘能力と直接関係しませんが、ロイドは「ドワーフの子」ですから、得物の手入れは丁寧だと思います。そういう日常を描くことで、逆に心が揺れている時は手入れも乱暴だったりし忘れるという描写ができそうだな、と楽しみにしています。

ロイドは主人公だけあって、ゲーム上で習得できる技の数が膨大です。彼の性格的にも、多彩な技を編み出したり、組み合わせを考えるのはとても好きそうです。その表現として、習得できる技は出来る限り作中に盛り込むつもりです。
クラトスは魔術も使いますが、基本は剣の人と思っています。元々が剣士のはずですから、剣に重きを置く意識がありそうです。魔術は回復用と、好機を作る為の道具と言う認識です。
そういうクラトスの考えが現れているコンボが、グレイヴ→瞬迅剣→風神剣→風雷神剣、だと思います。派手さ、面白みはないけれど、極めて合理的な戦い方です。
好対照な二人だけに、共闘させたり、戦わせるのが実に楽しみです。

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PSP「勇者30」を始めました。

開始時点で選べるモードは、「勇者30」「魔王30」「王女30」の3つ。
女神歴に沿って遊ぶのが基本かな、と思ったので「勇者30」をプレイしてみました。普通難易度で一応クリア。
クリア時点の成績は下記の通りです。
 トータルランク バランス勇者
 女神の部屋(収集率)58%

正に「発想の勝利」なゲームですね。
シナリオは、とにかく「時の女神」の性格が強烈で、これを受け入れられるか否かで評価が変わりそうです。
分岐点が意外と豊富にあるのは楽しいけれど、最終的には同じ結末なのかな?
一応、今回通らなかった道も徐々に埋めて行こうと思っています。

システム面。
最初は体験版で遊んだ「勇者30 SECOUND」との違いに戸惑いましたが、クエストを進める内に直ぐ慣れました。
個人的に一番の違いだと思ったのは、「SECOUND」にあるクエスト間の冒険がないこと。結果として緩急の内「急」だけで構成されていて、サクサク遊ぶ面白さはあるのですが、コツコツ積み上げる要素は薄いですね。

1周計30のクエストの度に、タイトルとスタッフクレジットが出るのは演出として冗長に感じました。早送りやスキップはできますが、操作が「START」「○」ボタンに分かれているのを統一して欲しいです。
あと、「呪いと勇者」の回でタイトルを飛ばしたら、その次のイベントシーンも早送りされました。他の回はタイトルと最初のイベントが分離してるのに、此処だけ演出が繋がっていたためでしょう。飛ばしたくなるような作りにしているのだから、注意して欲しいと思いました。
装備品がドットに反映されるのは純粋に楽しいです。ただ、手に入れた装備を勝手に装着するのは良いのですが、過去のクエストに装備を持ち込めないため、クエストに再挑戦する為にいちいち装備を設定し直すのが面倒でした。
また、イベント時にドットキャラをそのまま大きく表示させるのは、ワザとチープ感を出す目論見かと思いましたが、余り好みではありません。
読み込みはまったくなく、ストレスなしで遊ぶ事ができるあたりは、30秒のクエストと合わせて良いテンポでした。

基本は軽いノリでしたが、29話だけ重かったですね。しかしそんなシナリオでもテンポが早過ぎて、あんまりNPCに思い入れを作る間もなくオチまで突き進んでしまったなと思います。もっと前のクエストから登場させても良かったのでは。
EDはまさかの展開。まだ遊べない未来のストーリーで復活して、将来の助太刀を約束してくれた魔王様と共闘するのでしょうか。地道に女神歴を進めて行こうと思います。