• 2009年05月18日登録記事

今日帰りにドリームジャンボを買った際、当選抽選会場が東京宝塚劇場であることを初めて知りました。
抽選会と貸切公演のセット、みたいですね。宝くじの抽選会がそんな面白いことになってるとは知りませんでした。
宙組さんは、二回公演日なのにお疲れ様です。

【第17場 王家の大殿】
連れ戻されたキハは、招聘されヤン王と対面する。火天会のスパイである事を突き止めていたヤン王は、二人の仲を糾弾し、タムドクにキハを憎ませるため、キハの仕業と見えるよう自死する……

非常に些細な疑問ですけれど、サリャンは何時から大殿に潜んでいたのでしょうか。16場でチョクファンが国内城にキハを連れ戻した所で、途中から付けていた?
火天会士たちは、上手の二人が階段で側転しながら登場するパフォーマンスで、下級生と娘役で構成されてるチームなのに、なかなか魅せ方を心得てますね。サリャン@華形の殺陣は、安心の出来だし、火天会の人材は優秀ですね。
そして、かなり周囲がどたばた動いているのに、ぴくりとも動かないヤン王の死体@星原先輩に感動しました。

【第18場 テジャ城】
タムドクはテジャ城に辿り着くが、部族長の息子たちは既に殺されていた。タムドクも殺され掛けるが、駆け付けたスジニ達や近衛兵に救出される。
近衛隊長カクダンは、タムドクにチュモシン剣を渡し、王がキハに暗殺された事、「チュシンの王になれ」と言った遺言を伝える。タムドクの怒りと嘆きに呼応し、チュモシン剣と玄武の神器が目覚め、ヒョンゴはタムドクこそチュシンの王だと宣言する……

一旦王宮に戻った筈のチョクファンがもう軍勢の中に戻っていることに関する、時間軸とか距離関係の疑問が払拭出来ません。しかし原作ドラマだと本当に「時を超えて」行動できるそうなので、そういうことなのかな……。たぶん、ホゲ様の行動だけ遅いのは、軍勢を率いているから時超えが出来ないんでしょう。
さて、先の場でヤン王の死体に触れたので、やはり四部族の息子たちの死体にも言及しなければなりますまい。しかしこの4人は立って正面を向いた状態の死体なので、ちょっと難易度が高過ぎたかなと。遠目なら問題ないものの、近くのアングルだと呼吸してるのが分かります。それにこの状態で長いこと晒されているのも気の毒。あ、ファンにとっては、オペラで顔をゆっくり眺めるチャンスだったのかな?
タムドク危機一髪となるものの、彼の仲間から「やめろ!」と言われて、剣を引いてしまうホゲ様に、やはり本心ではタムドクを殺したくないのでは、と勘繰りたくなります。乱入された瞬間イルスは部下に目配せして陣形を変え、チョクファン部隊も一斉に剣を抜いてるんですよね。でも、ホゲの号令が出ないので、手を出すなと言う一つ前の命令をそのまま守ってる、と言うことなのでは。
そして、チョクファンが「カクダンに惚れてる」設定で役作りをしていたと巷の噂で聞いたのですが、DVDを観ている内に、本当かも知れないなぁと思いました。瀕死のカクダンが担ぎ込まれた段階から、激しく動揺した様子の上、遂に事切れた後は一旦宙を見上げ涙を飲み込んでいるように見えました。イルスがどういう反応してるのか、位置の都合で映り込んでないのは残念ですが、私の記憶だと、ずっと戦闘態勢を崩してなかったはず。他の兵士も、特別反応はなし。……騎馬隊長、敵から目を離しちゃ駄目ですよ(笑)。
結局、突撃号令を出したのはチョ・ジュドですよね。時既に遅かった訳ですが。
チュモシン剣=ライトセイバーは、仕掛けがちょっと大き過ぎて、17場及び二幕の剣と同じ物には見えません。どうせなら全編仕掛け剣で統一すれば良いのに。但し、柄がアルミ箔っぽい質感でチャチなので、そこは衣装部さんに頑張って、他の剣同様のクオリティにして頂きたいところです。刀身の太さも、せめて半分くらいにして欲しいなぁ。
剣の覚醒で一斉に倒れ伏した後、スジニ@愛音が女の子座りをしているのが、密かに可愛いと思ってます。そう言えば、弓装備なのは、セオの生まれ変わりだからでしょうか。二幕は剣使いだったので、矢筒を背負ってた事なんて忘れてましたが、折角の女の子戦闘員なので、原作がどうであれ弓使いで通しても良いかもしれませんね。

これにて一幕終了。お話が盛り上がった所で、30分の休憩です。