• 2009年06月16日登録記事

星組版ホゲ役・凰稀かなめの当面の休演が決定。
星組生はごく一部しか分からないので「オクタヴィアヌス、WHO?」ならぬ、「夢乃聖夏、WHO?」。花組版ホゲはW主役並の比重でしたが、星組版は前回より軽いのかな。代役に立つ側は大変でしょうが、本人にとってはチャンスでもあるので頑張って欲しいと思うと同時に、凰稀も気持ちが一層焦るところだと思うので、ここは落ち着いて無事の復帰を心から願います。
雪組の飛鳥組長の全休も心配です。

以下、気分を直して花組DVD感想の続き。
最初、自分の気持ちに正直に感想を書いたら、二行に一回の頻度で格好良いと書いているだけだったので、その感想は当然であると言う前提で「格好良い発言禁止縛り」で書き直しました。
縛りがあっても、意外に書けるものですね。

【第13場 フィナーレA 主題歌】
フィナーレの始まりを告げるのは、小池先生の一本物芝居定番の二番手による銀橋主題歌。
セリ上がって振り向いた大空祐飛が着ているのは、映像で観ると更に突き抜けたトンデモ衣装ですね。高度な着こし術(普通恥ずかしくて直視出来ない衣装をお洒落に見せる)を持つ大空も、さすがにこれは厳しかったのか、それとも私のファン度が足りないのか、残念な衣装と言わざるを得ません。
この衣装が全身紫色なのは、宙組異動を暗示していたのかしら。内定発表後に観ると、そんな事も考えてしまいますね。
ところで、定番過ぎて失念してましたが、二番手に昇格した凰稀かなめ(及び代役・夢乃聖夏)も、フィナーレでは銀橋歌いするのでしょうか? うーん、なんだか星組版が余計に心配になってきました。

【第14場 フィナーレB 朱雀・ロケット】
ここから、初見時は予想外でひっくり返ったユーロビートダンスショーの開始。
まずは、朱雀と言うよりフラミンゴを思わせる赤衣装のロケット。
生だと、セットの都合で舞台一杯に広がることが出来ないため、ごじんまりした印象のロケットでしたが、視界が区切られるDVDだとその点は気にならないですね。

【第15場 フィナーレC 青龍・CLUBMIX】
青ラメ衣装なだけだと思ったら、スーツに龍が刺繍されてることがDVDで判明した青龍ダンス。それに、娘役は全員青メッシュしてるんですね。
此処では、どうしても目に飛び込んで来る花野じゅりあから目が離せません。限りなく0番に近い真飛斜め後ろをキープしてる立ち位置も影響してるとは言え、押しの強さがダンスにまで現れているからこその目立ち具合ですよね。でもあの笑顔を観てると、こちらまで自然とにっこりしてきます。セーム様の時は笑顔にも毒気があったのに、素だと明るい満面の笑みなのもギャップで良いですね。娘役としては難しいと思うけど、別格役者として頑張って欲しいなぁ。
尚、同じくらい主張が強いと思っていた桜一花は、小柄なせいかこれだけ人数がいると目立たず。野々に至っては私の眼に映りません。とは言えショーも経験次第だし、トップになれば衣装、照明、立ち位置、マイクで補強されるから自然と光るようになると信じてます。
ちなみにDVDは、なんとなく娘たち中心の映し方で、若手男役四人組を確認したい時には少しフラストレーションの溜まる映像でした。とは言え、娘たちは各々凝った髪飾りで個性を出していて可愛いので、これを気に出来る限りチェック。今回、娘役ダンスがないのも可哀想でしたよね。

玄武以降は、また長くなりそうなのでここまで。次回、最終回になります。