• 2009年08月登録記事

波瀾万丈の騎士団運営で、10年216日まで到達。

まず、前回討伐を予定していたヒルジャイアント(Lv.6)は無事撃破しました。
毎ターンローテーションで、かなりの長期戦&自回復のないサムライが身を削る戦法でしたが、そのサムライ=隊長の夫ウカモが最後を締めて、戦死者なしで都に戻ることが出来ました。
しかも帰還した6年101日で、子供世代が誕生! 残念ながら隊長の子供は息子(サムライ)でしたが、まぁ焦らず次の子に期待を掛けます。命名はアオイ・ゼンメイ。この子は3歳の選択で「長命」と判断出来ましたので、隊に貢献してくれるのではないかと期待してます。
で、もう一つ存在する夫婦、ヴァルキリーとアーチャーの娘も誕生! タリア・ウェンガッタと名付けました。この子はなんと、「優れた素質」と判断されました。世代を重ねると皆「素質」判定になってしまうのですが、この時点での素質判断は嬉しいです。やはり中距離職種同士の子供なので、ステータスの伸びが良いんでしょうね。
……などと子供が産まれた喜びを夫婦が分け合えたのは束の間。衰退期を目前に控えたアーチャー夫を、新人アーチャーと入れ替えさせてもらいました。妻はまだ寿命が先なので、装備アイテムを引き継がせ、夫婦暫しの別離です。

そんな夫婦に別れを強いた報いか、子供が産まれた油断か、ちょっと甘く見積もった誘惑者戦で、忍者コンビの片割れが戦死!
ミツルギ・オウエンは、過去のプレイ時に大変お世話になった忍者だったのに、なんとも申し訳ないことをしてしまった、と項垂れました。
同じ頃、行き届かなかった位置の街が壊滅する等して安全値も見事に降下しつつあり、壊滅目前の街にいるケルベロス(Lv.6)をなんとかしなければ、と長期ローテーション覚悟の遠征に出発。
そこで惨劇が起こりました。
なんと、属性の強弱を間違えて、土属性のケルベロスに水属性3人で挑んでしまうと言う大失態。
このとんでもない初歩的な属性ミスで、なんと3人も、しかも聖竜騎士団では貴重な前衛職の男性陣が戦死してしまいました!
その中には、隊長の夫、ウカモも……
さすがにこの先の隊の運営が危ない、と真っ青になり、「リセット」の言葉が頭に湧きつつ、ボロボロの隊を率いて都へ一目散。追い打ちをかけるように、惨めな行進をする隊に襲いかかる誘惑者!
衰退期目前にして体調不良でベンチ入りしていた忍者コンビの残った一人を、生贄に差し出して安全値を維持。なんとか帰還することができました。
都では、初めて見るイベントが発生しました。
死んだウカモの名前が表示されたので、「バグ?」と戦いたのですが、遠征の戦死者を弔い隊長が自身の采配を悔やむと言うイベントでした。
それを見たら、リセットしてなかったことにしてはいけない!と言う使命感に燃え、隊にはこれから頑張って貰えそうな魔術師、戦士、サムライ、幻術士を加入させ、心を入れ替えて今後の戦を勝ち抜くことを決意。
勿論、まず隊長がすることは、属性の強弱再確認でした。

次の遠征では、今プレイ初の「女神のお願い」が発生。正直、立て直し始めたばかりの騎士団にはネクロマンサー(Lv.5)ですらちょっと恐ろしい相手でしたが、丁度討伐しないといけない低レベル魔物を倒した帰りに行ける位置。
完全にまっさらな人間関係にも気を配りつつ、うまく撃破することが出来ました。

収穫は帰還後にも。
まず、遠征前に加入したばかりのサムライ(アギ・マギマグ)と、以前から少しずつ育てていた魔女(フレリッサ・エリアーン)が電撃結婚しました。
どちらの家系も、これまでのプレイでは馴染みのなかった名前。どんな風に育っていくのか楽しみです。
で、もう一つの喜びは、酒場の志願者に祈祷師が二人来たこと!
やったー!と思った瞬間、二人ともが衰退期まで1年しかないことに気付いてガックリ。今回は見送ろうと思ったのですが、そこではっと思い当たることがあり、世界地図と睨めっこ。
現在の隊では手が出せなそうな魔物ばかりがうろつく恐ろしい勢力図ですが、この魔物たち、どういうわけか土属性が並んでいるのです。
で、やってきた志願者の祈祷師の一方は、風属性。
と言う事で、この風属性祈祷師を、長年隊のベンチを温め衰退期目前だった神官と交代。
祈祷師に防御補助を付けて踏ん張ってもらいつつ、石化した魔物を中衛から弓で刺すと言う戦術で、土属性のガルーダとアークデーモンを撃破。
これで、残る魔物は一体になりました。しかしこれが、一度街を壊滅させているケルベロス(Lv.6)。一匹でぐんと安全値を下げてきます。倒したいのは山々ですが、場所が少し遠いことと、前回の惨事の記憶が鮮やか過ぎて、まだ無理かな、あと猶予は1年か……と悩みつつ一旦帰還しました。

その9年287日に、前年結婚したサムライと魔女の間に娘が誕生。こちらにはサーニャ・エリアーンと命名。魔女とサムライの子だと、無駄に素早さが上がり易いのですが、これはいずれ「素早い祈祷師」を作る時に重要な要素なので、将来への布石として期待です。
で、夫を亡くして約4年経った隊長にも新たな人間関係が発生し、魔術師に告白! 聖騎士と魔術師なら、お互い能力を高め合えるので、このままゴールインに期待。魔術師は衰退期まで5年ですが、まぁ運次第とは言え適当な時期でしょう。

で、困ったケルベロスはどうするべきか、と編成画面を出したところで、なんと例の祈祷師が絶好調状態になっていました。
本当は酒場の志願者と入れ替えるべき時期でしたが、これは、この祈祷師を連れて行けと言う啓示に違いない。そう思い、敢えてメンバーを変えず聖女の道で山越え。
途中、丁度修道院に下山したところで祝福の日が訪れ、祈祷師は衰退期に入ってしまいましたが、絶好調状態の御陰でまだ火力は充分。
ケルベロス(Lv.6)を、犠牲者なしで撃破しました!
帰り道でぽこぽこ魔物が湧きましたが、実りある遠征だったと喜びつつ帰還した10年216日。
隊長も無事、魔術師(ニル・シモア)と再婚しました。あの時のケルベロスは倒しているけれど、同レベルのケルベロスを、今度は犠牲なしで倒したことで隊長の心が救われて、それで結婚出来たのかも、と勝手に想像。
今度の旦那とは、戦で死に別れる結末にならないように、うまく運営して上げたいです。

日常生活に困らない程度の視力はあるので、先日眼鏡を購入はしたものの、使用していませんでした。
職場で眼鏡を買ったことを話したところ、掛けて来いと言う流れになり、今日は初めてちょっとだけ使用。
パソコン画面に向かってる時には無用の長物なので、結局あまり使わずに一日終わりましたが、遠くも鮮明に見えるので、世界ってこんな感じだったか、と少し驚きました。近くの光景も、裸眼で「視えてる範囲」と思っていた部分が、少し不鮮明だったことに気付かされました。
ただ、手元に視点を置くとフレームが気になって、疎ましく感じますね。同じ理由で、真ん中に視点を持って来ないと見難いので、見る対象を顔の真っ直ぐ前に置く必要がありますね。横目でチラッと見るのには不向き。

舞台を観る時には有効なツールだと思いましたが、問題はオペラグラスと共存させる方法があるのか否か、ですね。

宙組初日おめでとう、と言う流れで書こうと思っていたのですが、発熱のためダウンして一日遅れてしまいました。

THE LAST PARTY -フィッツジェラルド最後の一日-

年代を一つずつ遡っていくかと思いきや間を素っ飛ばして、月組「THE LAST PARTY」を購入しました。
名作だとは聞いていましたし、1時間30分に芝居の起承転結を収めねばならない脚本作りと70人超の大人数を動かす演出力が問われる大劇場より、バウホールは面白い作品が作り易いだろうと思います。

実際にDVDを観た自分の感想としても、名作と言う声が多い理由がよく分かる、良い芝居でした。何と言っても題材であるスコット・フィッツジェラルドの一生が劇的で、栄光と転落、再起を目指す筋は古典的だけど心を揺さぶります。
やはり植田景子先生のバウホール作品は「当たり」が多いですね。
2004年11月収録。初単独主演作なのでもっと前の作品と感じてましたが、5年前と思うと、意外に最近なんですね。でも主要メンバーの半数が在席していないと言う現実に、隔世の感があります。
再生時も、TCAロゴは違うし、メニューが表示されずに本編再生が始まる仕様と画面の縦横比率が最近のDVDと異なりビデオ録画風だったり、多々驚きがありました。まぁ、5年も経てば変わりますよね。
演劇作品のライブDVDなのに、随分映像的に魅せる形で作ってあることや、バウなのに生演奏を入れてるなどの点は、スタイリッシュ。メニュー画面も作品の雰囲気を盛り込んでいて格好良いですね。
再演に耐え得る素敵な作品だと思います。やはり2006年の再演版DVDも出して欲しいです。絶対買いますよ!
しかし、これは“重い芝居”ですね。面白い反面、観ていて「しんどい」と言う気持ちが湧きました。
ながら作業中にバックで流すなどの生半可な気持ちでは鑑賞出来ません。加えて、一度鑑賞した後は少し間を置かないと過呼吸になりそうです。
……芝居って、銀ちゃんが作中で言っていたように、ある程度通俗性があった方が良いんじゃないかしら。

そんなわけで中身を分割して語るのも難しいのですが、今月からはこの「THE LAST PARTY」感想に挑戦したいと思います。

久し振りにゲームで遊びました。
6月半ばに大神を再プレイして以来なので、なんと丸一ヶ月以上ゲームに触れていなかったんですね。我が事ながら驚きます。ちなみにV&B自体の最終セーブデータは2008年4月でした。
遊び出すまでなんとなく億劫だったのですが、やりだすと楽しく、週末のプレイ日記が復活しそうです。
右メニューのプレイ中の一本も変更しました。

本当はストーリーモードを遊ぼうと思って起動したのですが、V&Bにはイベントスキップ出来ないと言う難点があり、ストーリーはどうしても長時間拘束されるので、クロニクルモードを選択。
隊長には2周目特典であるレア職種を選ぶ事にして、ここで10分近く熟考しました。我が隊の戦略に欠かせないレア職種は祈祷師なのですが、隊長としては難度が高いかも?と思い、ここは汎用性の高い聖騎士を選択。
で、名前でまた10分熟考。考えた末、女神の名前を頂き、アリア・ターニバル隊長といたしました。今後、隊長家の名はア縛りにすることで、血筋を管理する予定にしましょう。
女神に「アリア」と呼ばれる違和感は、まぁ直ぐ消えるでしょう。クロニクルの女神には名前がなくて本当に良かった。
一方、隊の名はあまり迷うことなく聖竜騎士団で、ようやくプレイ開始です。

初日の志願者たちは、とにかく衰退期以外を一通り全員採用したところ、隊長、ヴァルキリー4人、忍者、魔女、神官の中に冒険者と言う、男性一人の可哀想な部隊になってしまいました。流石にこんな中間ばかりの職種では戦えないので、足りない枠と冒険者の心の負担を埋めるため、衰退期の志願者から祈祷師、サムライ、冒険者の男性陣を追加採用。
これで一応隊の形は整ったと判断したいところでしたが、大陸を無闇に歩き回るより、適度な魔物が出現するまで待った方が良いかな?と今回は判断して、再募集&再々募集。
これで、アーチャー、忍者、戦士、冒険者→サムライを加入。
魔物も湧いたので、ここから遠征に出発しました。
が、王都を出た途端誘惑者Lv.4と遭遇……。クロニクル1周目は馬鹿正直に戦ったり逃走していましたが、今回は禁断の戦術「イケニエ」を使用してしまいました。尊い生贄となったのは、衰退期の祈祷師。初戦闘が全滅である事に少し凹みました。
大陸のベストな歩き方も忘れてしまっていて、やや無駄足があったり、まだ緊張します。

勝ったり生贄出したりと、Lv1〜2の魔物を駆逐して約3年。
ハーレイの村が壊滅され早くも対応が後手に回っている中、突然、Lv6の魔物が湧きました……。さっきまでHP2桁の魔物を倒して喜んでいた隊が、HP300のヒルジャイアントなんてどう倒せば良いのか? 相変わらずバランスが恐ろしい事になってます。
その上、期限が2年しかないことに隊長が真っ青になってる中の4年61日、隊長の真横で告白、手料理イベントと人間関係を築いていた、アーチャー(アルヴェガ・シミュオール)とヴァルキリー(エルヴァラ・ウェンガッタ)が結婚。
アーチャーの衰退期まであと3年。子供が授かるかどうかは、乱数の神次第ですが、早期に代重ねすると安心なので、帰還の度に念を入れていきたいと思います。
で、各地に沸き出したLv5〜6の魔物も退治しないと危険な安全値と期限に頭を抱えながら、とにかく一遠征一体からでも倒そうと、ケルベロスを「負けない隊列」によるローテーションにより少しずつ刺して撃破。
死なない隊列、ではなく負けない隊列なので、危険な一瞬がありましたが、ギリギリ死者を出さずに済みました。
が、この戦いの最中、隊長と神官に友情イベント発生の危険が! かなり将来が期待出来る神官だけれど、万一の事態になったら退団させるしかないなぁと手足が同時に出る緊張感を抱きつつ、帰りがけに奮発してアークデーモンを倒して帰還。
と、その4年315日に、サムライ(ウカモ・ゼンメイ)と隊長が電撃結婚を行いました。
あれ? 一体何時の間にフラグが? と思って人間関係の動きをチェックしたところ、帰還直前の一戦で、サムライがぐっと隊長に引き寄せられて、1/8の確率が発生したようです。
サムライと結婚させる予定はなかったので、ちょっと戸惑いましたが、このサムライ・ウカモも既婚者のアーチャー・アルヴェガと衰退期までの年数が一緒。つまり、あと3年弱の在団予定なのです。
サムライと聖騎士では能力値底上げのウマ味がないけれど、一回早期に一人目を生んでおくと安心だし、巧くいかなくても再婚すれば良いと思い直し、二人の結婚を祝福することにしました。
あいた枠に魔術師、戦士→騎士、冒険者→魔女を入れて、強さは横這い、安全値は下降中という感じですが、ナグゾ様まではまだ15年近くあるし、きっと何とかなるでしょう。

今日のところはここまで。
次の遠征で、期限ギリギリの例のヒルジャイアントをなんとか撃破できるように策を検討中です。
多分こちらは何とかなるのですが、ガス族はどう考えても現戦力では無理な予感があります。列攻撃16って、うちのサムライやヴァルキリーは一撃死するレベルですよ。防御補助且つ回復持ちの職種数が足りない!

このゲームを遊んでると、いつもマーフィーの法則を思います。
自分の隊は常に最悪の一手が出て、敵の誘惑者は必ず最高の一手を出す、と考えて編成するバランスに痺れます。
そんな中、戦死者覚悟で組んだ編成で、偶然誘惑者に攻撃が集まって戦死なし終了とかすると、爆発的に嬉しくなるんですよね。

ジョンストン・マッカレーの小説。広瀬順弘訳。

結論から語ると、面白かった!
先が知りたくてあっという間に読んでしまいました。
さすが全世界ベストセラーです。有名作品に食指が動かない天の邪鬼な私でも、自信を持っておススメします。
いつも粗筋を書いていたのは、自分自身の文章力向上を目的としていたのですが、今回はどんな風にまとめても本の面白さを損なうような気がして、断念してしまいました。いつか、物書きとして独り立ち出来たと思う時が来たら再挑戦します。
王道ヒーロー物で、完全な予定調和で構成されています。が、小気味良いテンポで展開が進むし、広瀬順弘氏の訳文も読み易く、スムーズに世界に没頭出来ました。これぞ活劇、と言う作品に巡り会えたと感じています。
ゾロはちょっと行動が荒くれだったり、知より勇に偏り過ぎてるかなと思うのですが、最終的には「紳士(カバイエロ)」と言う人々の格好良さでお話が締まってますね。日本の「武士」、中世物の「騎士」みたいな感じですが、階級的には英国の「貴族」に似てるのかな?

ネタバレですが、観てはおらずとも「ZORRO」配役で水夏希=ドン・ディエゴ=ゾロだと分かっていたのに、本当にそうなの?と自信がなくなるようなドン・ディエゴの無気力&朴念仁っぷりに大変笑わせてもらいました。
いや、うっかり「途中でゾロが力尽き、ドン・ディエゴがゾロを引き継ぐ」なんて展開を疑ってしまいました。