• 2016年06月19日登録記事

3DS「太鼓の達人 ドコドン!ミステリーアドベンチャー」体験版を遊んでみました。

「太鼓の達人」の良さは、アーケード筐体ならではの「太鼓を叩く」という原始的な楽しさにあると思います。よって、タッチペンのある3DSは近い楽しさを感じられるのでは、と思ったのですが、やはり指先だけの操作なので、少々物足りないですね。

ミステリーアドベンチャー

本作のウリは、物語に沿って冒険し、最大8人のパーティを組んで演奏バトルをする「ミステリーアドベンチャー」モード。
演奏バトルといっても、要は通常の演奏ゲームを成功させれば味方が攻撃して敵を倒すというだけ。でもボス戦では妨害攻撃(譜面が部分的に見難くなる)があったり、仲間の配置等で色々攻略を考える要素もあって、単純に演奏を延々と続けるだけでない楽しさがあります。体験版のボスは、初回は引き分けになってしまったのですが、メンバーと衣装を考え直すことで、レベル上げ等せず倒せました。
ちなみに、演奏バトルの曲は雑魚敵の種類(赤・白)ごとに2曲で計4種類、ボス戦(ソウルキャリバー「The New Legend」)でした。自分で選べないけれど、その分思い掛けない曲に出逢えるかもしれませんね。
少し気になったのは、会話部分が、なぜか部分ボイスであること。しかもボイス再生中は台詞送りできないので、少しストレスが溜まります。

演奏ゲーム

もちろん、任意の曲を選んで遊ぶ、通常の演奏ゲームも収録。体験版では、ナムコオリジナルの下記2曲を遊べます。

  • リスドンヴァルナの黄昏
  • DON'T CUT

正直、太鼓の達人のオリジナル曲は名曲で困りますね。「リスドンヴァルナの黄昏」は、躍動感がありつつ哀愁も漂う民族音楽感が凄く好みで震えました。
でも「リスドンヴァルナの黄昏」が収録されているサントラって、販売されていないんですね……。
あと、鬼譜面の難易度には心が折れました。腱鞘炎になるわ!

収録曲を見る限り、ボカロやゲーム曲寄りな気がしますが、ACの練習用としては役に立つゲームなのかもしれないなと思いました。