• 2013年05月登録記事

プーシキン著 神西清訳「大尉の娘」

【あらすじ(最後までのネタバレ有り)】
青年士官グリニョフは赴任先の大尉の娘マリヤと恋に落ちる。やがて反乱により町はコサックに乗っ取られるが、首魁プガチョフはグリニョフから上着を恵まれた過去があり、2人を逃がす。グリニョフはプガチョフへ友情を抱きつつ、軍人として戦い続ける。しかし反乱が治まると、グリニョフはプガチョフとの交友から内通を疑われ流刑を言い渡されてしまう。マリヤは単身ペテルブルグへ赴き、女帝に直訴して許しを得る。

あらすじの3文目はなくてもお話の流れは分かりますが、熟考の末入れました。
この作品は歴史物でもあり、冒険活劇でもあり、恋愛物でもあり、どれも重要なパーツですが、一番の面白みは主人公とプガチョフの奇妙な友情的な関係だと感じたからです。

前回「オネーギン」で大苦戦したのが嘘のように、楽しく読めました。
昭和14年の古い訳ですが、読みやすかったです。グリニョフが体験した出来事を語る形のため視点が定まっており、「オネーギン」のように混乱しなかったという点は大きいでしょうが、物語自体も面白かったです。
残酷な展開や無情感もあるけれど、読了感が良いため、全体的には清々しい気持ちになる作品でした。

セカンドキャラによる縛りプレイ記録です。

STORY MISSION「曙光」

最近中型アラガミとの戦いが続いていましたが、今回はコクーンメイデン4体が討伐対象。
攻撃力不足を補うため、バスターソードに持ち替えて出撃します。挙動が重くて振り回される感がありますが、チャージクラッシュを基本的な攻撃として組み立てると、なかなか面白いですね。

【報酬】500fc、妖精棘、爆縮体
【回収】廃棄された武器A×2、廃棄された閃光弾、エーテル、モーリュ
【捕喰】荒爪、荒神骨片、鬼面尾、妖精棘×5、妖精弾性体×2、妖精殻×3、爆縮体×2
【追加】妖精棘、爆縮体
 SS+

任務地は初となる愚者の空母。ここで拾っておきたい素材があったのですが、残念ながら叶いませんでした。ヴァジュラ戦までに拾えるでしょうか……。

STORY11 NPC配置

エントランス
リンドウ、サクヤ、コウタ、アリサ、シュン、ゲン、少女

班長から、前回の件に対するフォローメールが入るのはこのタイミング。
主人公は元々とばっちりですが、アリサにも何かメールしたのでしょうかね。

スクウェア・エニックスオフィシャルショップ「ARTNIA」にて開催されている、ベイグラントストーリー原画展示会に行ってきました。
http://www.jp.square-enix.com/artnia/index.html

まず、建物の外観に驚きました。

アルトニア

グッズショップ、カフェ、展示室がこの中にコンパクトに併設されています。

展示されていたのは、主にキャラクター絵として知られているものと、ED(スタッフロール)で使われている絵。枚数は十数枚なので、さほど多くありません。
展示室はサウンドトラックが掛かっていて、懐かしいレアモンデにいるようでした。
紙はA4かB5程度のサイズで、半面しか使っていない場合もあるので、どのイラストもあまり大きくはありません。しかし、驚くほど緻密な書き込みがされています。余白にうっすらと違う絵が見えたりするので、本当にラフなのでしょうけれど、鉛筆一本の表現力に感動しました。
ベイグラントストーリーのキャラクターからは、分かりやすい可愛さや格好よさは感じません。しかしあの独特の世界を生きる質感があり、この絵あってこそ魔都がリアルに迫るのだと思いました。

ポストカード等
(画面注釈)ポストカードセット&コースター

折角なので、カフェでは原画展期間限定ドリンク「リスクブレイカー」を頂きました。写真のコースターは、限定ドリンクに付く特製コースターです。
※アルコールは17時以降提供。
ちなみに、普通の冷たい飲み物に付いてくるコースターは、チョコボやサボテンダーがランダムにプリントされたもの。正直、そちらの方が可愛いな、と思いました。
「リスクブレイカー」自体は、爽やかで美味しかったです。

平田オリザ著「幕が上がる」

【あらすじ(最後までのネタバレ有り)】
弱小高校演劇部は、東京で演劇をやっていたという新卒の美人教師に副顧問を依頼する。副顧問の指導で部員は全国大会目指して稽古に励み、次第に自信も付けていく。だが地区大会突破の翌日、副顧問はプロ女優に転身するため退職してしまう。残された部員たちは、それでもそれまでに学んだ知恵と工夫で県大会に向けてブラッシュアップを続け、遂に全国大会への切符を手にした。

表紙イラストの通り、透明感のある作品。
演劇もの小説は、これまで「チョコレートコスモス」「シアター!」と大当たりが続いたので、期待値が高過ぎたかも知れません。本作はとてもお行儀のいい展開でメリハリがなく、小説としてはどこか物足りなさを感じました。
部活動を描く青春小説といえば、熱意が先に立ってドタバタする印象ですが、本作は進学校の女生徒の一人称という設定が効いていて理性的。その分、全体的に淡々としているのです。
でも、人と人が出逢い成長していく実感は感じましたし、作中劇「銀河鉄道の夜」の最後に追加する長ゼリが、本当に良い台詞である、という点は素晴らしかったです。
私は高等学校では部活動をしていなかったのですが、高校演劇の世界を、解説付きで擬似体験できた気がします。

ところで、孝志先輩は打ち上げ時点では高校生ですよね。何の断りもなく、自然に飲酒してる描写があり、違和感を覚えました。

セカンドキャラによる縛りプレイ記録です。

FREE MISSIONが沢山発生していますが、微妙に難易度が高いので無視します。
次のSTORY MISSIONに備えて、下記の装備を合成しました。
 アサルト「尾弩 イバラキ」
 〔必要素材〕
 750fc 鬼牙×4 鬼兜×3 鬼面尾×2 荒爪×6 荒神骨片×6
スキル効果として、オラクル上昇(小)とスタミナ上昇(小)がある装備ですが、これは雀の涙。重視したのは、最も頻繁に戦うオウガテイル系の素材で作れるという気軽さと、粉砕以外の全属性が1.00という汎用性です。
これで、所持金は4900fcになりました。

STORY MISSION「グリーン・サラブレッド」

このMISSIONは、前回戦った中型アラガミ・シユウが2体同時に襲ってくるという、かなり厳しい内容。
一応、前回MISSIONより体力は低めに設定されているはずなので、とりあえずソロで挑みます。

【報酬】750fc、鳥神腱、鳥神翼節
【回収】ハーブケース×2、ウール、低純度油、ハーブ、輝石、マグネシウム、炭素繊維
【捕喰】鳥神翼節3、鳥神腱、荒神骨、鳥神翼
【追加】鳥神爪×2、アラガミエキス、鳥神翼、鳥神腱、鳥神面、輝石
【部位】鳥神面×2、鳥神翼節、鳥神腱×2、鳥神爪
 B+
回復錠は6個消費。

結論から言うと、初リスポーン(戦闘不能)しました。
やり直すべきか少し悩みましたが、リスポーン1回で報酬から削除される鳥神腱は、前回・今回でそれなりの数を集めてあるので、固執しないことにしました。
それより問題は、被弾した際の体力減少量が大きく、回復が追いつかなくなってきたことです。リスポーンの原因はそれで、回復したのに次の一撃で倒されたのでした。
防具を見直したいところですが、生憎、今装備している初期所有のタワーシールドが、最も汎用性が高く、且つ数値も高い装備です。
仕方ないので、回復量の多い「回復錠 改」を、作れる限り合成しました。
 回復錠 改×20
 〔必要素材〕
 10fc×20 回復錠×20 ハーブ×20
所持金の残りは5450fc。費用が安いので、回復錠程度なら、どんどん合成して使った方が効率が良さそうですね。ハーブは拾えるし、店で買っても50fcですから。

STORY10 NPC配置

エントランス
リンドウ、ソーマ、コウタ、アリサ、タツミ

主人公がシユウ2体に惨殺された頃、アリサは防衛班の任務に同行していたようです。

…まあ、新入りのお嬢さんが優秀なのは分かった…
でもよ…防衛任務は、市民の安全が最優先なんだぜ?
避難民をビビらすなって話だよ パニクったら収拾つかんだろ?
掃討戦とは作戦の自由度が違うってこと、ご理解いただきたいねえ

ちなみに、この件に対するアリサの反論は下記。

極東支部の防衛班には、ウンザリさせられますね
特に防衛班長さん…戦術よりも人々の気持ち…ですか?
そんな事でアラガミを撃退できるとでも?
話になりませんよ…

アリサが新兵であることが、良く分かります。
班長は市民感情を単に大事にしているわけじゃなく、集団パニックの結果、戦況を悪くする危険を考慮してるんだろうと思います。フェンリル(含むゴッドイーター)に対する民衆の感情は良くないようですから。
大人げない面も多いけれど、やっぱり防衛班の班長なんですね。