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天の響メールフォーム(4月30日19時36分)への返信です。
コメント有難うございます。
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アルスラーン戦記以外の今期TVアニメも、4話まで視聴終了。
http://www.imagicatv.jp/content/utaware/
3話以降は、放送がほぼ一週間早いTOKYO MXの方で観ているのですが、レコーダーに録画した際、MXだと話数が自動設定されないのですね。そのため、BS11でも録画して、BS11で同じ話を記録できたらMXは消すという作業をしています。
ということで、当面保存するつもりでいるくらい、気に入っています。
主人公以外の人間関係も展開される群像劇になっていて、ハクオロが大人なので、安心して観ていられるのが良いですね。原作のジャンルからは予想外でした。そもそも、領主に逆らうことになる経緯の直接的な火種が、老婆(トゥスクル)の死であり、敵に捕まったヒロイン役が男(オボロ)という時点で、少なくとも後者は女子にしておけと思いました(笑)。
などと言いつつ、楽しく観ている最大の理由は、結局のところそのオボロの存在です。
ビジュアルの時点で、ツンとしてるけれど根は犬属性のややお馬鹿、という印象を受けて、たぶん私が好きになるタイプのキャラクターだと自覚はしていたのですが、予想以上に萌え要素が詰め込まれていました。即ち、ツンデレ、ライバル、病弱の妹、可愛い従者付き、井の中の蛙が体験する初めての敗北、単独行動の結果捕らえられる、主人公に助けられる……という具合。
年貢を取り返したのだから、こっそり忍び込む腕前があるはずなのに、単騎で正面から殴り込みに行ってしまう阿呆さ加減と、雑兵には滅法強いけれど顔キャラは殺せない性能には、ちょっと笑いました。原作シナリオ的にも、いわゆる「かませ要員」として使われるキャラクターなんだろうなぁ、と思われます。
後半はお話の雰囲気が変わるらしいので、評価が引っ繰り返るかもしれませんが、今のところ毎週楽しみにしています。
こちらは初回放送を逃したので、すべてGyaoで視聴しています。
背景美術や陰影等、とても好みです。また、声優陣が非常に豪華ですよね。「銀英伝」のリメイクもこのくらい揃えて欲しいなと、一切情報が出て来ない作品にまで思いを馳せてしまいました。
展開は詰め込み気味で、逆に細かい設定説明は雰囲気で解せというノリなので、よく分かっていない部分もあります。また、物語構成は思ったよりシリアス気味だったのと、吸血鬼(血界の眷属)と闘うことがメインの話だとは予想外でした。2話、3話くらいの単発で世界を救う話の方が気楽に観られて面白いと私は思うのですが、その印象を今後の物語で覆してくれるよう願います。
垣根涼介著「君たちに明日はない」
【あらすじ】
リストラ請負会社の「クビ切り面接官」真介は、リストラ候補者を希望退職に追い込む仕事の中で、恨まれ、泣かれ、殴られる中で、働く意味や会社について考えていく。
基本的には、真介が毎回異なる会社に出向いてクビ切り面接をしていくという、短編集的な作品。
それぞれの業種の勉強にもなります。
全体的には面白かったです。その面白さを生んでいる最大のポイントは、真介の仕事設定にあります。
相手の人生を知った上で、嫌なところを抉って、退職を薦めていく。でも喜々としてクビを切るのではなく、相手がその仕事が好きかどうか考えて応対しているから、この仕事に面白さを感じるという気持ちも分かります。もちろん、全員が前向きに意欲を持って仕事しているわけでなく、過去の面接相手から殴られたりもしますけれどね。社員として働くとはなんなのか、考えさせられました。
悪い点もあります。
まず、必要以上に性描写がクドいです。
また、真介やヒロイン・陽子のキャラクター自体も、軽薄だったり、少し感覚が古いと思わされたりもするので、好みの造形ではなかったです。
最後の「去り行くもの」の話などは、クビ切りの結論が早々に見えていたし、都合良く陽子の再就職先も決まったりして、若干物足りない感じもあります。
とは言え、自分の仕事を楽しんでいる社会人が活躍しているので、気持ちよく読めました。
TVアニメ「アルスラーン戦記」4話「厭世の軍師」
http://www.arslan.jp
今週のエンドカードは久米田康治先生。
とてもいいエンドカード(=オチ)でしたね。
ナルサスの筆に赤色が乗っているという時点で、アルスラーン(銀髪碧眼で青服)のどこを書いてるんだ突っ込みたくなります。まさか、いきなり背景なのか!?
ということで、ナルサスの絵の衝撃がより誇張されていた今回。
割と、回想に尺を取っていた気がします。ナルサスが奴隷を解放したせいで動員した兵が少なかった、というエピソードも盛り込まれていたし、わざわざ派手にアクションも入れてナルサスというキャラクターを1話で立てたのは良かったと思います。ただ、対三国同盟のときの策が、ちょっと分かりにくい映像でした。
どうせ描けないなら、具体的なことは語らせないという手もあると思うのですが……。それこそ、ナルサスの絵のように(笑)。
そして、アトロパテネの戦いも踏まえると、流言の効果が高い世界だなと思います。現代のようにリアルタイムで伝達可能な時代であっても流言飛語があるわけですから、この時代設定なら当然か。
ルシタニアに関する台詞がごっそり削られていたのは、次週補完されると期待しておきます。ただ、次話は「王都炎上」に進むようなので、山からの脱出はほとんど描かないのかも?
それにしても、動いて喋るナルサスというのは、思っていた以上に感情豊かというか、子供っぽいですね。軍師というと淡々としているキャラクターが多いイメージが覆されます。「血の気の多い策士」と評するのが妥当かも知れません。
「共に嫌われよう」の台詞の時点で、ナルサスが殿下に好印象を持ったことがわかる表情の動きは、アニメだからこその表現で、良いなと思いました。
ちなみに、前回違和感を感じたエラムの声ですが、殿下に対して終始冷たいところが気に入ってきました。
天の響メールフォーム(4月26日1時11分)への返信です。
コメント有難うございます。