• 2016年03月登録記事

現在地:運命とともに・クリア→終焉→カーテンコール
終焉の予言へ向かって突き進んで行くので、ベルベット編からそのまま一気に「終焉」エンディングまで突入しました。

ベルベット編の最終ステータス。

ベルベット

これまでの展開では、オーダインの娘たちばかりが取沙汰されていて、イングヴェイとの関わりは見えなかったのですが、ちゃんと父と息子の関係も折り込まれていて、無駄のない物語だなと感心しました。

こうもやすやすと侵入者を神殿に入れる

この台詞は、もっとも過ぎて笑っちゃったけれどね! 死の国は一度入ったら出られないと言われているのに、オーダイン筆頭に全主人公気軽に訪れるのだから、女王はもっと怒っても良いですよ。

「終焉」は、クロイツ先生の解釈通りに戦いました。でも時系列イベントツリーを見ると全員分、別のルートがあるみたいですね。あのボスラッシュを5パターンやるのかと思うと、いささか面倒ですが……。全キャラ、魔法薬を大量に作ってしまうか。

1章 6つ目の獣vsコルネリウス
この時点では、コルネリウスが縁のガロン王ではなく、イングヴェイという選択肢で本当に間違いないのか心配になりつつ戦闘へ。
イングヴェイは間違いなく引き金の一つを引いたけれど、メルセデスに対する面倒見の良さを見ているし、やることすべて裏目に出てしまっているものだから、憎み切れない可哀想な子供だと思います。

2章 冥府の王vsオズワルド
ガロン王自身が戦闘前に「血縁でないと倒せない」とフラグを建ててくれたので「あっ(察し)」という境地を実感しました。
オズワルドとガロン王の戦いで明かされた過去が外道で驚きましたが、最後にメルヴィンの株上げもあって、オズワルドとしては救われるエピソードになっていて、5戦中唯一良かったと感じました。

3章 灼熱の化身vsメルセデス
ダーコーヴァの秘術の問題や、「終焉を生き残る人間は、新しい人類の始祖となる男女2人」というクロイツ先生の解釈に従う以上、メルセデスとイングヴェイが結ばれないことは予想していたけれど、メルセデスが大地に還ってしまうとは思ってもおらず、衝撃のラストでした。
サイファースキル「ブリューナク」発動時に生える樹が世界樹ではないか?と、無駄に「ブリューナク」で戦ってみたりしたんですが、そういう事ではなかったんですね。

4章 結晶炉vsベルベット
本体へのダメージの入れかたがなかなか分からず、面倒な増援も沸くし、頼みの魔法薬も使い難い位置だから鎖で殴り倒すしかなかったりと、長期戦になりました。
そしてこの戦いの後の時点で、バッドエンド直行か!?と焦ったのですが……

5章 最後の竜vsグウェンドリン
ちょっと意外な、ボスが積極攻撃をしてこない最終戦でした。
あれほど巨大なレヴァンタンからすれば、虫が飛んでいるな、くらいの感覚なんですかね。

すべての戦いを終えて、呆然としている中、アリスが喋ったことにまず衝撃を受けました。
思わず「しゃ、しゃべったー!」と私も声を出しちゃいましたよ。

屋根裏部屋

そして、物語の続きとスタッフロール、カーテンコールへ。
青い鳥は、グリゼルダだったのですね。ずっと、グウェンドリンの心だと思っていたけれど、妹を心配して寄り添っていたのかと思うと、その姉妹愛に感動しました。オズワルドにも見えた理由に納得できました。

結局、三賢人の捨て台詞と裏腹に、サイファーにフォゾンを溜め込んでいたのが良かったんだ!と分かる展開は熱くなったし、バレンタイン王の掛けた呪いが「プーカの呪い」だったことはビックリしたけれど、そのお陰で「生き残る人間は2人」という枷から外れて、コルネリウスとベルベットも生き残った(そして未だにコインを集めている)と思うと、良かったのかもしれません。他のプーカたちが生き残った可能性も見えたし、となればミリスとブロムと再会する未来も想像できますものね。

いや、面白かった! ほろ苦い、哀しいお話だったけれど、満足しました。
前述の通りシナリオが埋まっていないし、クリア後特典も開放されたので、もう少し遊んでから総評とします。

ホワイトデイスペシャルイベント「オジサマ専科 Shall we do LOVE」昼の部(14:00)@IMAホールに参加してきました。
http://twofive.co.jp/eventinfo/ojs_whitedayspecial/

出演は、石川英郎、内田夕夜、黒田崇矢、小山力也、てらそままさき、堀内賢雄(敬称略)。
オープニングトーク、ピアノ演奏、朗読劇、ピアノ演奏、エンディングトークという構成。MCは堀内さんで安定していました。

まず最初に断っておくと、私は「オジサマ専科」というドラマCDがあることも知らなかったのですが、お声掛け頂いたので、単なる舞台好きとして参加してみました。
ちなみに、昼の部を選んだ理由は「夜の部に出演の井上和彦さんと関俊彦さんの声は好きだけれど、オジサマという意識で聞いていない」という理由だったりします。それに対して、昼の部のみなさまは、私の拙い知識で知る範囲ではオジサマ演者だなと(笑)。
もっとも、私の中の石川英郎さんは、シャルティエ@テイルズオブデスティニーだったり、ロエン@テイルズオブエターニアだったりして、線の細い美声年という印象が強いです。劇中でも、一番若手という設定通り、あまりオジサマ感はありませんでした。

ただ、オープニングトーク時点では昼の部を選んだことを少し後悔しました。
私には、声だけでは、誰が誰だか判別できなかったのです……。
トーク内で「ひでくん」と呼ばれたことで、石川さんは分かりましたが、その他の方は、公演後に役名から調べるしかないなと覚悟しました。朗読劇の最後に配役と自己紹介があったので、エンディングトーク中は「言われてみればハクオロ@小山さんの声だ」とか思いました。私は声優当ては絶対できませんね。

朗読劇は、どこから台本でどこからアドリブなのか分からない自由さがありました。
最初のうちはキザなところもあって、なんだか気恥ずかしい気持ちだったのですが、オジサマたちが意外とヘタレキャラ揃いで、笑える内容でした。少なくとも、キュンとする内容ではなかったですよ。
特に終盤の告白六連発。最初の内田さんは最初からギャグ調でしたが、会場は静まっていたし、てらそまさん→石川さんは無難に、黒田さんは歓声があがるという形の受けかただったのに対し、小山さん→堀内さんで大爆笑が発生。恐らく元野球部という設定なんでしょうけれど、告白にいきなり野球用語が入ってくるのは可笑しいよ!
もともと台本にある台詞に無理があるのが原因ですし、観客も大受けだったけれど、舞台上にいるのに他人の告白台詞を聞いて吹き出したてらそまさんが一番悪いと私は思いました(笑)。そして、私と笑いのツボが一緒だなと思って、好感もアップしました(笑)。
まぁ、エンディングトークの罰ゲームを受けたので、もう時効でしょう。

IMAホールは小規模ホールですが、客席は満員御礼で賑わっていました。自分が声優=中の人にはあまり興味がない方なので、最初はその熱狂ぶりに一歩退いてしまったけれど、舞台としては面白かったです。
現在の形態は、最初から出演者の顔と名前が一致している、且つドラマCD既購入層向けでしたが、作りかたによってはもっと一般受けするのでないかなと思います。

長嶋有著「ぼくは落ち着きがない」

【あらすじ】
高校の図書部員である望美が、図書室内の部室で過ごした朝、昼、放課後の時間の光景。

クラスカーストの下層にいる生徒たちが集まって過ごす、少し痛みのある日々。
それはリアルだけれど、それゆえなにも起きない「ぼくは落ち着きがない」というお話でした。
望美だけ遭遇できない謎の転校生であったり、不登校になる友人であったり、文芸部との確執、部室の取り上げ等、なにか起きそうな出来事はあるのに、なにも展開しないという不思議な小説でした。

クラスから少しハミ出ているオタク層に感傷を感じたり、人間関係を演じている自分を客観視した視点に頷いたりはしましたが、あまりに何も起きないので、中盤以降は、なんとなくダラダラと読む形になりました。
両開きの扉を開けて入る図書室を「西部劇だ」と想像する冒頭には、グッと掴まれたのですが……。

結局、金子先生が書いた小説が本作という構造なのか否かも分かりませんでしたが、どちらにせよ、女性である望美を主人公にした小説が「ぼくは落ち着きがない」というタイトルであることは疑問です。

現在地:運命とともに・4章終了

遂に、5人目の主人公・ベルベット編開始。

ベルベット戦闘

敵として登場した時に鎖のアクションを見て、これは私には荷が重いかもしれない、と危惧していましたが、なかなか爽快です。
一撃の攻撃力はやや弱いけれど、その分、攻撃範囲と手数の多さで補うタイプなので、ガチャレバでもそれなりに様になるのが有難いです。ダッシュ攻撃だけうまく出せないけれど、よく考えたらこれまでの主人公でも誰一人ダッシュ攻撃を使い熟せなかったので、クリアには問題ないでしょう。
スキルは炎系が揃っており、炎上させて連続ダメージでチェインを繋ぐのが楽しいです。
ただ、2章で隠しスキル「スパイラルドライブ」の場所が分からず、無駄に時間を消費しました。
ヒントが「一番上から落下落下」なので、3面ぶち抜きの落下エリアで、どこにも引っ掛からずに落ちれば良いんだ!と思って散々練習し、遂にノーミスで完全落下を果たしたのですが、もちろんそんなアクションは求められていませんでした(苦笑)。

コルネリウスとベルベット

物語が始まると、いきなりコルネリウス(人間版)との逢瀬でしたが、人間姿を見慣れていないせいで「偽者」っぽく感じました。
また、前回アッサリと亡くなったスカルディが大活躍。
グウェンドリンとの遭遇がベルベットの視点から描かれたり、指輪を巡ってメルセデスと戦闘があるのはもちろん、姿は見せないけれどオズワルドの話も頻繁に耳にするので、これまでの主人公の物語の総決算という感じです。

グウェンドリンとベルベット

しかし、これまでの主人公が、自分の道を進んでいたのに対して、ベルベットは自分の運命に立ち向かうためとは言え明確に「終焉の予言」を止める為に動いているので、より深く物語の核心に迫っている感じがします。

それにしても、オーダインはベルベットに対しては愛情が分かりやすく、今までより良い方向に印象が変わったのですが、バレンタイン王は孫娘を鞭打って舞を踊らせるとか、もの凄く気持ち悪いな……とドン引きしました。

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日本料理店「高田馬場研究所」で料理とお酒を頂きました。
https://www.facebook.com/jizakelab

日本酒は、どれも美味しかったです!
定番のお酒から、人気の十四代や獺祭、古酒、お店限定の銘柄など、目移りする品数。簡単ですが1行ずつ説明が付記されているし、好みに応じて相談もできるので、ついつい飲み過ぎてしまうくらい。
今回頂いた中では「謙信」がキレ味良く、美味しかったな。「風の森」も、微かに炭酸が効いていてスッキリ美味しかったです。
世の中には「日本酒が豊富」等と謳いつつ、味が落ちた状態で提供しているお店もあります。しかし、このお店で頂く日本酒は、どれも良い保存状態なのだろうと感じました。
給仕は注文した日本酒の説明もしてくれて、なるほど「研究所」だから勉強しろということか!と思って面白かったです。

料理は、日本酒と合う酒の肴メニューが多く、あれこれ食べてしまいました。
こちらも全体的に美味しかったけれど、1品だけ不満が残りました。
その品に関しては、本来の材料がなくて代替で作ったと言われたので、本来の材料が使われていれば美味しかったのかも知れません。しかし、質が下がるならその分は値段を下げるとか、提供しないという決断も必要だと思います。

少し厳しいことも書きましたが、また行きたいお店であることは間違いありませんでした。