• 2016年05月登録記事

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パルテノン多摩 大ホールにて行われた、タクティクスオウガ演奏会「テンプルナイツ交響楽団2nd stage」(Tオケ2)を鑑賞。
http://templar-orche2.tumblr.com

1600席規模という会場の広さに、少し心配していましたが、9割近く埋まっていたと思います。
作曲の崎元仁氏、岩田匡治氏も臨席。
冒頭の写真はプログラム表紙。読み応えのあるプログラムで嬉しかったです。
しかしここまで準備して無料演奏会というところに、アマチュア演奏会の大変さを感じました。

選曲は、PSP版「タクティクスオウガ 運命の輪」から(曲目リストは、点数が多いため記事の最後に記載)。
1章・2〜3章・4章という形で、オープニングからエンディングまでを綴る三部構成でした。挨拶とアンコールも含めて、3時間近い長丁場。正直、最後の方は演奏側も聴取側も疲れが垣間見えた気がしますが、「あの曲がなかった」というストレスがないのは嬉しいですね。
また、運命の輪の楽曲アレンジは総じて良アレンジですし、私はそもそも「伝説のオウガバトル」の方に好きな曲が多いので、「Krypton」等を入れてもらえて嬉しかったです。
ランスロットさんのオルゴールに関してのみ、旧作「拾った物は俺の物」と「泣くな!! 男だろ」の方が耳に馴染んでいるので、少し違和感があったかな。運命の輪で使用していないから仕方ないですが、アンコールに演奏してもらえたら嬉しかったな。

ただ、演奏技術的には、トランペット筆頭に金管が音を外すことがあり、残念ながら音楽に気持ちよく浸るという域ではありませんでした。弦楽器も引っ込み過ぎで、バランスが悪かった印象。パーカッションは安定していて、特に鉄琴が好みの音色でした。
2部後半等、至極良い演奏だと思うところもあったので、やはり元がDTMのゲーム曲を演奏するのは難しいのでしょうね。ドラクエの演奏会が盛況なのは、始めからオケ向けに作られているという要素が大きいのかな、と改めて思わされました。
アレンジに関しては、繋ぎが格好いいな!と思う箇所が数回あったのですが、曲数が多すぎて、どの曲だったか記憶していません……。

最初、「来てくれたのね。ありがとう」と言いつつナイフで斬り付けるMCに面食らったけれど、よく見たら黒カチュアのコスプレによる、フィダック城再現でした。
花束贈呈後に指揮者が撃たれて暗殺されたりするし、こうして見ると、つくづく暗いゲームですね(笑)。
崎元&岩田の両氏が語った通り、曲も全体的に重苦しいです。ただ「運命の輪」なので、「伝説のオウガバトル」由来の曲も含まれており、その旋律だけは飛翔感があって、ホッとしました。ファンタジーと政治色の割合もさることながら、この差には、ゼノビア=大陸、ヴァレリア=島国の違いもあるのでは?と思った演奏会でした。

曲目リストは下記の通り。オリジナル版のMUSIC_ONモード名称は[]で囲みました。

一部
  • Overture[おーばーちゃー豪華版]
  • Fortune Teller2(占いじじい2]〜Catastrophe[恐いのは最初だけよ]
  • Notice of Death[死亡報告]〜VENDETTA![諸々の事情]〜Prayer[死亡目撃]
  • Restriction[制限時間、15分]〜Theme of WLO[パルチさん、行動中]〜Looking Back
  • Three Kings[タコレ(Gはサイレント)]〜Avilla Hanya〜Air Land[空中の音頭]
  • Prayer[死亡目撃]〜Deathrattle[今日は金曜日]〜Fight It Out[飲酒運転]〜Deathrattle[今日は金曜日]
二部
  • War Situation[兄きぃー死なないでくれぇー]〜Blessed memory[おっほっほっ]〜Island Atlas[おねえさん]〜Prepare to take the field[ユケ!ヤレ!マーチ]〜Accretion Disk[いけいけマーチ]〜Retreat![やめてケレー]
  • Notice of Death(Reprise)[死亡報告]〜White Storm[せまりくるサンタクロース]〜Theme of the priest[ふぃらーはぁ]
  • Fog of Phantom[トイレに行けない夜]〜Blasphemous Experiment[笛吹大魔王]〜A Color of Chaos[はぁ〜ガクッ]
  • Impregnable Defence[WALL OF DEFENCE]〜Religious Precepts[やってちょうだい]〜Song of tundra[さむいッス]〜Showdown
  • Harvest Dance[王宮のダンス]〜Theme of Black Knight[最初だけ恐いッス]〜Limitation[明るさの限界を突破]
祝電紹介BGM
  • Warren Report[薄笑いじじい]
三部
  • Reminiscence[浜辺でほげぇー]〜Krypton[すなのあらし]〜Revolt[サンダー・おおえど・Aチームのマーチ]
  • Footsteps From Darkness[夜の進軍]〜Theme of Black Knight[最初だけ恐いッス]〜A Cygnet[発酵女(お姉さま)]
  • A Clash of Giants〜Time Forever Lost〜Deeds Writ In Stone
  • Unsealed[もうたくさんだ!]〜Glory[安心デス!]
  • Coronation[2丁目の女王様]〜Awakening[じじい昇天]〜Passing Moment[明るい週末]
アンコール
  • Unit March[科学とくさつたい]
  • Chaotic Island[先行き不安]〜Overture[おーばーちゃー豪華版]

Lルートメドレー(Impregnable Defence〜Religious Precepts〜Song of tundra〜Showdown)は、自分の好みと演奏の良さとが完璧に調和してテンションが揚がったので、もう一度聴きたいな〜と思いました。

参加者のみなさま、お疲れさまでした。

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記事にするのが遅れてしまいましたが、カフェ・フレディ銀座店で頂いた、4月の季節のフレンチトースト「フルーツ&マカダミアナッツソース」。
http://www.cafe-fredy.jp

銀座では珍しい、のんびり寛げる雰囲気のカフェ。
店の形が、厨房から全体を見渡せない形のため、入店した時点では店員に気付かれず、声を上げないと放置されてしまうことは気になりました。

写真のフレンチトーストはスモールサイズ。十分満足できるボリュームです。
フレンチトーストという食べ物に馴染みがなく、精々、パセラリゾートのハニートーストに挑戦したことがあるくらい。
その程度の認識だったので、一口食べて驚愕しました。
美味しい!
外側のカリっと焼けた皮と、ふわりとした内側のパン生地、どちらにもソースがしっかり染み込んでいます。非常に甘く濃い味ですが、パクパク食べられました。

惜しむらくは、飲み物はフルーツティーが中心で、この美味しいフレンチトーストに合いそうな、スッキリした紅茶が見当たらなかったこと。
コーヒーの方が適していたかもしれません。

現在地:リムルダール編・エル脱落まで

バイオハザード発生!

くさった死体

いや、恐かった……。
夜中に女の悲鳴で起こされ、不穏な町中に繰り出す時点で、雰囲気がありすぎです。こっちは実際に夜プレイしてるんだぞ!と涙目になりました。
あんなに頑張って治療を進めたのに、患者の半数が「くさった死体」化してしまいました。全員が完治して町に住むことになったら、人が多すぎるとは思っていたけれど、これは手厳しい展開ですね。

ゾンビ化の原因であるウルスの行為も、悪意でなく、病の治療を求めた末の結末だというのが物悲しかったです。
今はエルも倒れてしまい、沈痛な雰囲気のリムルダール。ですが、住人は一致団結しているので、少し癒されます。メルキド編終盤は、住人同士でギスギスしていたのに比べると、環境がより過酷な分、助け合う気持ちが強いのかも知れません。

で、惨劇の真っ直中、一人休んでいるヘイザンの図太さには笑いました(笑)。

ヘイザン

ゾンビ化の夜を迎えた日がヘイザンの治療最終日だったため、病室で寝ていたのでした。そのため、台詞も前後してしまいました。

それにしても、ヘイザンは男口調の女子だったんですね。男だと思い込んでいたので、着替え後の姿に驚きました。
リムルダールは、元祖「ぱふぱふ屋」があるくらいだから、美女が多い土地柄なの?

ヘスター・ブラウン著 今泉敦子訳「逃げ出したプリンセス」

【あらすじ(最後までのネタバレ有り)】
ロンドンで暮らす庭師エイミーが同居人のホームパーティで知り合い、恋に落ちた理想の男性レオは、小国のプリンスだった。末端の王族とごく「普通」に結ばれるはずが、継承権の変更により皇太子の婚約者になってしまう。お妃教育と中傷に耐えるエイミーだが、パパラッチに不安障害の母を狙われたことから、婚約を解消する。行方不明の姉が見付かり家族が普通を取り戻した頃、王位継承の見直し法案を出して皇太子を下りたレオが、改めてエイミーに求婚し、二人は結ばれる。

上巻は、恋が実って付き合いだすときめき。下巻は、現実問題が押し寄せるハラハラ感がありました。
現代版シンデレラというべきお伽噺ですが、嫁ぎ先には、放蕩児の義弟が良い奴に見えるくらい、スーパーモデルの姑(予定)や小姑といった強烈なキャラクター、しきたりと公務の試練など揃っていて、身分差結婚の現実的な問題が噴出。これらをどう解決するか、期待してページを先へ先へ捲っていったのですが……

主人公エイミーは、庭師として仕事をしているときは生き生きしているし、性格的にも共感はできるのですが、極度の引っ込み思案、自虐、秘密主義といったところでイライラさせられました。
庭仕事は自分の仕事だといって手放さないくせに、皇太子妃の公務の方には不誠実です。「分かっている」「やります」と口ではいうけれど、力を割いているように見えませんでした。
公務を前に、何も告げず逃げ出した時点で、他人に多大な迷惑をかけています。それでもエイミーに固執するレオの気持ちも理解できません。
結末は、姉の継承権を正当にするという名目はあるけれど、結局、エイミーに皇太子妃は無理だから、レオが皇太子を下りたとしか言えず、結婚後、二人が母親と姉から軽んじられるのは間違いないでしょう。また、恋の熱情が醒めたときにレオが後悔しないのかも心配ですし、エイミーにとっても痼りになる気がします。
なにより、ゾエによる「2年後」の予言も無価値になってしまって、非常に残念です。

物語の最初から引っ張る実姉の犯罪も、正直、ひた隠しにするから余計に重くなるのでないかな、と思います。第三者の意見であって、彼女たちが前向きに捉えられないことは理解できるけれど。
第一、ロイヤルウェディングの相手となれば、普通、もっと厳重に身元調査しますよね。姉の存在がなかなか明るみに出ないのは、本書では唯一無理のあるところだと思いました。

訳は読み易いし、スマートフォンとGoogleとダウントン・アビーが登場するお伽噺は楽しかったのですが、あまりに地に足の着いた作品で、せっかくのお伽噺に自分で水を差してしまった気がします。

結局、今期の新作視聴は、2作品に絞りました。
私としては、妥当な数だと思います。再放送ものを撮り溜めてしまっているので、多少そちらも消化できれば良いなと思います。

Re:ゼロから始める異世界生活(2〜4話)

チュートリアル的な最初のループが終わり、ロズワール邸でのループが開始。
寝ている間に死んでしまい、理由が分かっていないので、次周は死因確認のために消費するしかないような気がしますが、まったく同じ5日を繰り返すのも大変そうです。例えば、5日を繰り返す間に執事スキルが上達し、そのせいで展開が変わっちゃったりする可能性もあるでしょうか。

ちなみに、剣聖ラインハルトが、名前はラインハルトなのに赤毛なので、「銀河英雄伝説」のファンとしてはやや混乱すると思いました。

機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096(2〜4話)

2話以降、アバンタイトルでは「前話までのあらすじ」が流れる仕掛けだと思いきや、4話ではまだ名乗っていないオードリーの本名まで明かされて、「え!?」となりました(笑)。
とはいえ、本編だけだと、少し理解が追い付かない箇所があったので、あらすじは助かります。
ネオ・ジオンも連邦も、味方とは言い難い感じですし、バナージはオードリーを助けたいようですが、主人公機がガンダムである以上、ジオンと戦うのでしょうか。

元々OVAだけあって、書き込みがしっかりされているなと感心します。
映画館で「ローマの休日」ポスターに視線を向けるシーンがあった上で、「オードリー・バーン」と名乗るため、この時点で偽名だとスムーズに理解できて、
線の多いMSを動かしている戦闘シーンも、迫力があります。ユニコーンはザクやジム系の機体だと思ったら、角が割れて、ガンダムのV字になるギミックに驚かされました。

ちなみに、噂のリディ少尉は、若干軽いけれど、いまのところ好青年です……よね?