• 2016年07月登録記事

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3DS「たいけんばん すみっコぐらし むらをつくるんです」を遊んでみました。
http://www.columbia-games.com/3ds/sumikko3/

3回しか起動できない、貴重な体験版。といっても、指示された以外の行動はとれませんし、一度遊べば雰囲気は掴めるので、回数制限は気になりませんでした。

導入は、福引きですみっコが特賞「村のおうち」と副賞「きゅうり畑」を当てたので、みんなで村に移住するという展開。村の生活を助けて、彼等が快適に暮らせるようにしてあげるのがゲームの趣旨です。
体験版では、チュートリアルに沿って「すみっコリクエスト」ですみっコたちの希望を聞き、畑の設置、ミニゲーム「集めて!くだものがり」プレイ、きゅうりの収穫、「レジャーシート」入手といった一連の操作を確認できます。

すみっコたちが相談し合ったり、畑仕事をしたり、とフラフラ動いている様がなかなか可愛いです。
とても緩いですが、元々のキャラクターが緩いわけですから、素材を生かした味わいだと言えます。
イベントシーンはスキップ・再生可能で、随時写真撮影もできて、キャラクターゲームとして良く出来ている感触。
単純にすみっコたちを眺めるだけでなく、ミニゲーム(ダウンロードプレイ可)も遊べるので、「すみっコぐらし」が好きなら楽しめそうだと思いました。

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3DS「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3特別体験版」を遊びました。

「ドラゴンクエスト」も「ドラゴンクエストモンスターズ」も知っているけれど、「ジョーカー」とついた途端、未知の世界になったゲーム。
「リアクター」という近未来的な要素もあり、どちらかと言うと「ドラゴンクエスト」ではなく、「ドラゴンボール」のテイストを感じました。
一番気になったのは、ノチョーラ族たちが可愛くないこと。
爬虫類の頭に、直接手と足が生えているような変な体型で、親しみが持てません。
また、戦闘が単調で、少し苛つかされました。
探索時は、カメラを回転させておいても、強制的に主人公の背中を追うカメラワークのため、方向を見失うし、3D酔いを感じました。ビジュアル自体も粗く、世界を広げていく楽しみが薄いです。

モンスターを仲間にした上で、その背に乗れる「ライド」要素はワクワクしました! どのモンスターでも乗れるのが良いですね。
ただ、自分で歩いてもキラーパンサーに乗っても、移動速度は変わらないのは残念です。また、翼のあるモンスターに乗りたくて、頑張ってヘルコンドルを捕まえたのですが、滑空程度しかできず、好きなようには空を飛べませんでした。そのうち、大空を飛べるモンスターも出てくるのであれば、凄くテンションが上がるでしょうけれどね。

体験版ストーリーの他、20個もクエスト依頼があって、かなりのボリューム感。
製品版ゲーム本編で使えるアイテムも獲得できるということで、本編予約者向けの体験版という印象を受けました。

Re:ゼロとガンダムUCを継続視聴している都合上、今回はなるべく点数を絞る方針です。
その中で視聴がほぼ確定しているのが、日曜日の以下2作品。

アルスラーン戦記 風塵乱舞

http://arslan.jp/2/

展開は早い方が良い、と散々語ってきた私ですが、風塵乱舞1話は展開が早すぎて、原作既読者でないと付いてこれなかったのでないか、と心配になります。
全体的には、アクションも良く動いていたし、原作の良い台詞もきちんと生かされていて面白かったと思いますが……。
私は、特番感想でも書いた通り「風塵乱舞はザンデの最大の見せ場(デヴァマント山)が観られる」と楽しみにしていたのです。それゆえ、アニメオリジナル展開に落胆しました。
アニメでは蛇王について一切解説していないから、ファンタジーっぽさを避けたのか?とも思いましたが、1期はオリジナル展開でファンタジー要素を強化していたので、納得できません。この後どうなる?という感は原作より強まっていて、凄く気になる展開になっていて、そこも含めて悔しい。
クバードが既に殿下一行に加わっていることによる原作との差異は、回想処理でなんとかなりそう。緒戦でジムサを負かしたのは、尺の都合でしょう。ただ、ザラーヴァントとの因縁を入れないのは残念。アニメはイスファーン以下、檄文後に加入した将の扱いが悪いですね。

エンドカードは、荒川弘先生。ちょっとメタな内容で、最後に笑わされました。
それと、スマホアプリ「アルスラーン戦記 戦士の資格」のCMが、次週への連続CMを予告していて、ちょっと楽しみです。

テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス

http://toz-thex-anime.tales-ch.jp

ゲームの評判が悪かったので、よく放映決行するな、と感心しつつ視聴。
先行上映会で4話まで公開されているので、クオリティは安心して観ていられるのは嬉しいですね。

肝心の内容は、テイルズオブシリーズとは思えない、暗い展開で驚きました。
主人公すら登場せず、ここからどうゲーム序盤に繋いでいくのか、興味が湧きます。
ただ、台詞よりBGMの方が大きく聞こえてしまうという、アニメ「ゴッドイーター」の初期にもあった問題が発生したこともあり、Bパートの話はまったく理解できませんでした。

OPにベルセリアのベルベット嬢が登場するという噂は知っていましたが、単なるカットではなく、戦闘シーンまであったので、驚きました。アニメ版ゼスティリアの展開に関わってくるのでしょうか。

吉田篤弘著「それからはスープのことばかり考えて暮らした」

【あらすじ(最後までのネタバレ有り)】
引っ越し先の町で、驚くほど美味いサンドイッチ店に出逢い、その店で働くことになった大里は、新作メニューのスープ作りを任される。一方、古い映画に出演する端役女優を追って映画館を巡る内に、映画館で頻繁に出逢う老女から「名なしのスープ」の作りかたを教えられる。やがて、周囲の人々との関係を折り込みながら完成した自分のスープが仕上がった。

美味しいサンドイッチとスープが食べたくなる物語。
そのため、巻末に「名なしのスープのつくり方」という扉があって惹き付けられましたが、ページをめくって拍子抜けしました。ちゃんとしたレシピを載せて欲しかったです。
主人公がオーリィ君と呼ばれているせいか、舞台は日本なのに、どことなくファンタジックな展開が受け入れやすかったように思います。

最後、突然終わってしまったように感じて、ここまで歩んできた世界が断ち切られた気がしました。もう一度読み直したら、唐突感は減ったけれど、「スープを飲みたい」という台詞をどう受け取ったら良いのかわかりません。あおいさんがオーリィ君の恋心を知ったことで、新しい関係が始まるということを示唆しているのでしょうか。

オーリィ君は茫洋とした男なので、私と気が合わなかったけれど、大家のマダムやリツ少年はなかなか面白いキャラクターでした。また、オーリィ君が自分であおいさんの正体に気付いた点も、少し見直しました。といっても、あおいさんは最初から最後まで自分のことは語らないので、ほんとうにあおいさんなのか不明ですよね。そこが味わいで、作中に作られるスープのようにほんわかした作品だなと思います。
私好みのテンポではなかったけれど、のんびりとできる本でした。

現在地:(原始)大地のおきて
ロードに文句を言いつつも、面白いので、一気に進んでます。

PS移植版は、イベントシーンにアニメーションが挿入されていることが売り。
その割に、OPとロボ登場シーンしかアニメを見ていないぞ……と思っていたら、ここに来て怒濤のイベントラッシュです。
アニメーションに加えてオリジナル通りのドット絵イベントシーンも残っているので、プレイヤーは同じシーンを別演出で2回見ることになるのですが、初見なのでそれほど気にせず楽しめています。

ということで、世界一格好いいカエル、大地に立つ!

戦え!グランドリオン

カエルの正体は、騎士サイラスの従者(幼馴染み)だったと判明しました。
中世で初めて会った時は、事前に噂を聞いていた騎士サイラスの変わり果てた姿かと思ったのですが、王妃から直接「カエル」と呼ばれていたので、違うなと考えを改め、結局その後はなにも想定していませんでした。
王妃とはサイラス共々親しそうでしたが、3人は幼馴染みかなにかでしょうか。カエルは王妃に対して愛情を抱いているらしい素振りがあって、サイラスもいて、当然国王もいるわけで、かなり複雑な関係ですね。

その後、魔王の城を攻略。
ちょっと骨が折れるダンジョンでしたが、全体的に演出が良く、嫌にはなりませんでした。特に、魔岩窟からずっとクロノたちの後をこうもりが追ってくるのは、監視されている感があってゾクゾクしましたね。
でも、ソイソーとマヨネーは、巫山戯た名前のくせにかなり強敵だったのに対し、ビネガーは最後までお笑い担当で和まされました(笑)。

仲間も増えましたが、主人公クロノが固定の上、素早さや回復技を持つマールも欠き難く、結局あと1人はイベント強制キャラ、という感じでほぼ固定状態です。3人パーティは、どう組むべきか、ジレンマがありますね。
それに、残りの仲間は「時の狭間」に置いていく制度が、心理的に辛いです。あんな何もないところで、ひたすら待つのは寂しいだろうと感じてしまう……。