PS4版「リディー&スールのアトリエ 〜不思議な絵画の錬金術士〜」体験版を遊びました。
https://www.gamecity.ne.jp/atelier/lydie/
体験版では、第2話までのメインシナリオと、第3話の導入イベントまで遊べました(以後、引き続きプレイも可能)。
サブイベントは発生しませんが、結構なボリュームがあります。体験版の範囲で、“パネルに材料を当てはめていく”という本作独自の調合システムも解禁されるので、思わず素材を吟味してしまいました。
但し、体験版データを製品に引き継いだ場合、トロフィーが取得できない場合があるそうなので、やり込むには注意が必要そうです。
朴訥とした雰囲気が好きだったので、PS3以降のアトリエシリーズはキャラクターデザインに惹かれず、遊んできませんでした。しかし、実機で見ると「可愛い」としか言えませんでした。
イラストとポリゴンのテイストが近いため、イベントで一枚絵に切り替わったりしても、落差を感じないのが良いですね。
ただ、リディー(左)の洋服の意外な露出には困惑しました。真面目な性格とも合っていないと思います。
ローディング関係は全く気になりませんでした。
また、街中の各ポイントにはファストトラベルできるように設定されており、移動ストレスがないのはとても良かったです。
その代わりなのか、通常の移動速度はダッシュを使ってもやや遅めですけれど、まだ小さい女の子であることを考えれば許容範囲です。
アトリエシリーズの面白さと言えば、やはり調合。様々なアイテムを生み出せるようになるのが楽しいです。
でも近年の作品は、採取地を探索する感が増しているだけあって、採取も面白く感じました。
同じ素材でも、効果や特性が変わってくるので、とにかく鬼のように採取しまくってしまいます。
戦闘は、アクティブタイムバトル風。
右側のバーで、選んだアクションによるターン順の変化を確認できるので、結構戦略的に戦えそうです。
もっとも、体験版で遊べる範囲では、味方が錬金術士二人のみで貧弱な上、武器を強くできないため、現状では敵味方ともに低火力で殴り合う感じでした。爆弾を投げれば、強いのですけれどね。
そんなわけで、女の子は総じて可愛いし、全体的には面白い体験版だったのですが……。
どうしても受け入れられないキャラクターがいて、その存在がストレスになると感じました。
それは、双子の父親ロジェです。
スールも「ダメ親父」と罵っていたけれど、「請け負った仕事を双子に任せて放り出す(仕事放棄)」「食費を画材に使い込んで双子を飢えさせる(育児放棄)」「実験で釜を破壊した後、片付けずに逃亡(家事放棄)」と、私には到底許せないレベルのダメ具合です。
何らかの理由があるのかもしれないけれど、私には「幼い子供に苦労させて平気な親」の姿をギャグとして笑って流す寛容さがないので、この父親が今後も登場するメインストーリーは遊べない、と思いました。とても残念です。