• 2009年07月登録記事

先日「猫カフェ」にいきました。

猫カフェ(ねこカフェ)、猫喫茶(ねこきっさ)とは、室内に猫を放し飼いにし、猫とふれあう時間を提供する業態の喫茶店である。猫に扮した店員が接客を行う喫茶店はネコミミカフェ(喫茶)と呼ばれるコスプレ系飲食店の一業態であり、猫カフェとは区別される。
(Wikipediaより)

普通、ドッグカフェと言えば「犬同伴OKの喫茶店」ですが、猫カフェだと「店に猫がいて戯れる喫茶店」になるのが不思議ですね。

30分ごとに時間制の料金が課金され、それと別にワンドリンクオーダーと言うお店でした。
猫の為の遊び場フロアが喫茶スペースと別にあますが、猫は好き勝手に動いてるので、遊び場フロアで猫じゃらしを追っていたり、喫茶スペースのカウンターで寝てたりと、自由気まま。まぁ午後に来店した為か、ほとんど寝ておりましたが、事情があって自宅で飼えないような猫好きには夢のような場所だろうなぁと思いました。
私は正直に言ってしまうと犬派で、猫はあまり興味がないので、友人の付き添いで来店し、ケーキなぞ食べたりしておりましたが、猫の餌を購入しておびき寄せると、何匹も「餌おくれ〜」とやってくるのはなかなか壮観で楽しかったです。

最近、美味しくても記事にするほど熱意を持てるお店がなかったのですが、ひさしぶりのヒット!でした。

レストラン マノワール・ディノは、渋谷からほど近い住宅街の中にある一軒家のレストラン。シェ・イノの井上旭氏のお店です。
久し振りにフレンチでお値段に見合う良い食事が出来た、と満足のいく美味しさでした。
フォアグラのフランと言う、言わばフォアグラの茶碗蒸し的な料理がこのお店のスペシャリテの一つですが、よく料理漫画等に出て来る「まったりとしていて、それでいてしつこくない」と言うフレーズが良く理解出来ました。ちなみにランチでも提供しているそうですが、そちらは肉抜きで少し味わいが変わっているそうです。

ウェディング等も行っているようで、晴れていれば庭も使える立地なので、こじんまりした結婚式なら素敵に演出出来るのではないでしょうか。
ただ、暖かい雰囲気な分、店のグレードにしてはフレンドリーなスタッフが多い点は好みが分かれそうです。

DVD感想の前ですが、本日の花組集合日で、退団者が下記の通り発表されました。

日向 燦
紫陽レネ
聖花まい
嶺乃一真
2009年11月22日(花組東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団

全員、「銀ちゃんの恋」出演メンバーではありませんか! 何より「太王四神記」のイルス役でときめいた日向燦の名前があることに号泣です。
専科に異動して末永く脇を支えてくれる未来を疑いもしなかったと言うのに、なんてことでしょう。どうせならヤスを、パーチェスターを演らせてあげたかったです。

前回は12場の話に終始したのにかなり長くなったので、2幕も二回に分ける事にしました。

【13場〜17場】
銀ちゃんの為に階段落ちを引き受けたヤスだったが、孤独を恐れる銀ちゃんはヤスが死ぬ可能性に怯えていた。
どう接して良いか分からずヤスを殴る事もなくなった銀ちゃんと気持ちが擦れ違い、鬱屈したヤスは小夏にも暴力を振るってしまう――

結婚式は、曲が差し変わってるのですが、舞台で掛かっていた曲を忘れてしまったので、そこまで違和感は感じませんでした。
小説版によると、銀ちゃんは結婚式に間に合わなかったらしいので、当然これはヤスの悪夢と言う事になりますが、ヤスの母の眼が死んでいて、ギョッとします。

ヤスと銀ちゃんの関係って、不思議です。何度も見れば分かるかと思っていたのですが、見る程わからなくなりました。
殴り、殴られることを、ヤスは「遠慮のない特別な関係」だと信じていたのかな……。

出逢いシーンの銀ちゃんが、しっかり若く見えるのが役者ですね。
「舞台ってのはよ、多少台詞素っ飛ばしても居眠りしちまってもストーリーがわかるくらいで丁度いいのよ。娯楽なんだからよ」と言う台詞には、ある程度複雑・難解な芝居が面白いと思って見ている人間には少し耳が痛い気がしつつ、真理だなぁと思います。
予習なし一回の観劇でも楽しく見れないと意味がないですものね。
小説書きにそのまま適用するわけにはいかないですけれど、サッと読んで面白い作品にするスキルも大事ですよね。

ヤスの小夏に対する罵声と暴力は、映像で見ても本当に辛いです。
舞台では小夏@野々がヤスを愛してるから一層悲しく感じます。責められた小夏が本当に愕然とした顔で、ヤスを見上げるのが可哀想で。本来の小夏はかなり性格がキツいけれど、宝塚娘役の演じる役としてちゃんと成立させているんですよね。

フィッツジェラルド著、村上春樹訳「グレート・ギャツビー」

【あらすじ(最後までのネタバレ有り)】
東部へ引っ越したニックは、友人夫妻のトムとデイジーと再会する。だがトムは、ウィルソン夫人マートルと愛人関係にあった。
ある日、ニックは豪邸に住む隣人ギャッツビーのパーティに招かれる。連夜盛大なパーティを開くギャッツビーは、客たちからその素性を悪意を含めて噂されていた。
実はギャッツビーは貧しい出身を隠して成り上がり、出征中に結婚してしまった初恋のデイジーと偶然再会できることを期待してパーティを開いていたのだった。
ニックの紹介でデイジーと再会するギャッツビー。二人は愛を蘇らせるが、やはてそれはトムの知るところとなる。
動揺したデイジーは、ギャッツビーの車を運転している内に、飛び出したマートルを轢き殺してしまう。怒るウィルソンは、車の持ち主を突き止め、ギャッツビーを射殺する。
ニックはギャッツビーの葬儀を行うが、生前彼が饗したパーティに押し掛けていた客たち、仕事相手たち、そしてデイジーも現れる事はなかった。

村上春樹翻訳で読む事が出来ました。
ちなみに、最近は原著通り「グレートギャッツビー」と訳されてますが、邦題「華麗なるギャツビー」の方が、作品には合ってる気がします。
「長編」にしては、あまり長さを感じず、むしろアッサリと読み終わった印象でした。
3章になるまでギャッツビーが登場しないので、最初は散漫な印象を受けました。しかし最後の破局に向かってバラバラのピースを一つに繋ぎ合わせる構成力は素晴らしい組み立てでした。
具体的には、マートルはギャッツビーの車を“トムが運転してる”と思い違ったから道に飛び出したのだと理解した瞬間、なるほど、と膝を打って感心しました。
有名作品ですので筋は知っていましたが、読むと単純なあらすじ通りの筋だけではなくて、人間心理等が行間から読み取れる不思議な味わいの作品だなと思います。
ただ、やはり「面白い」か?と言われると、ちょっと悩んでしまいますね。
外国製純文学は、英文で読んだ時に感じる美文がそのまま日本語になるわけでないので、ある程度展開が面白い等の要素がないと、楽しく読む事は難しいのでないかなぁと思いました。

19日の「フレッシュプリキュア!」を観ました。
新シリーズは既に半年放送してるようですが、初視聴です。前作までに比べると随分頭身が上がって、大人っぽくなりましたね。個人的には、なぜかウェディングピーチを思い出したりもしました。
ちなみに、新仲間キュアパッションの衣装が他の三人と少し毛色が違うので、今後新衣装が登場するのではないかなぁと想像してます。OPも変わっていないようですしね。
さて、そのパッション嬢は、敵から味方に転じた模様。今回観た話では敵側のメンバーが彼女を連れ戻そうとするので、これは魔法少女モノでは珍しい展開では? 裏切って正義側に付いた元悪役は、大体あっという間に敵から目の敵にされ攻撃を受ける印象だったので、新鮮でした。
と言っても、私が転向キャラで思い出すのはデューイ@りりかSOSくらいなので、一般論として語るには母数が少な過ぎますね。
なんにせよ、敵にも敵のコミュニティの中での交流がある筈ですから、場合によっては裏切られても戻ってくるように呼び掛けるのは当然だよなぁ、と思い、そしてシンフォニアのクルシスメンバーの関係に想いを馳せるのでした。