• 2009年08月登録記事

世間ではPS3版や映画版でTOV全盛の予感ですが、いつのまにか、テセアラ編PVが来ていました。
http://www.ova-tos.com/

2010年春と言うので情報集めも忘れていたけれど、そんなに先の事ではないのかな。
アルテスタや教皇など、テセアラ編の物語の重要な人物を確認。シルヴァラント編で素っ飛ばした部分をどうフォローしていくのか気になります。ウンディーネと契約してないから、精霊の楔は全面割愛ですよね……ユアンさまの出番はあるのだろうか。
で、今度の「高い所」担当はリーガルですか?(笑)

【序】
舞台は1940年12月21日12時、スコット・フィッツジェラルドが死を迎えるまで後2時間……スコットを演じる役者は、残された僅かな時間にスコットが何を感じていたのか考え、彼の人生を彩った人々を喚び起こす――

初めにスコットの死の直前が演じられてから、この劇が二重構造の芝居であることが明示される、静かなプロローグ。
劇中劇をしたり、最後に芝居だったオチなどは珍しくないけれど、役を演じつつ、同時にその役の役者として語る舞台作品は初めて観るような気がします。
“スコットを演じる役者”と言う役での演技シーンは説明的なので取り払い、死を目前にしたフィッツジェラルドが人生を回想する構造でも同じ筋立てに出来るのに、敢えてこの手法を選んだのは、テーマを明確に伝えたいと言う意図があるからかなと思います。
古いラジオの音や、全体に茶色い情景は、今遊んでるゲームV&Bにどことなく通じる、独自の雰囲気があります。
祐飛の頬がまだふくよかな頃で、それだけでもなんだか見慣れないビジュアルなのですが、オールバック風の髪型が似合わないのかな?
シーラ@五峰亜季は、「カラマーゾフの兄弟」のイワンの幻覚でも思ったことですが、ダンサーの身体をしているためか、本人の持ち味なのか、女性の色気がなく男役と抱き合っても肉欲的な印象を感じません。シーラはスコットの愛人の筈だけれど、世話焼きの母親感が前に出ているので、ゼルダを裏切った感がなくて良いですね。
それにしても、序の後、2幕9場まで出番なしなんて、専科さんの使い方は豪華で良いですね。

【第1幕1場】
ローリング20'sと言われたアメリカの華やかな時代が、スコットの脳裏に蘇る――

底抜けに明るいパーティのシーンでありながら、直ぐ側に破滅が存在している空気が拭えないのが、この舞台通しての特徴ですね。
ゼルダ@紫城るいは、失礼ながら少し老けて見える時があると思ったけれど、時々吃驚するくらい可愛いく、美人に見える不思議な娘役ですね。
このシーンは、重要人物紹介の意味合いが強いでしょうか。この後2場で更に過去へ移るので、なくても問題はない、むしろ場面の流れがスムーズだと思うのですが、敢えてマックスとゼルダがスコットにとってどんな人物か、最初に提示することで、味方としての印象を際立たせてるのかな。
少なくとも、後の場で、アーネストがスコットの紹介を得ず、自分から登場することと対比して考える事は出来そうです。

30年184日まで到達。
第二世代が続々入団するプレイ期間でした。

24年、魔女サーニャ(28-33)入団。
遠征帰りの25年133日には、レア職種が志望者に来ていて歓喜!
以前もお世話になったマンドラ家の魔騎士と、忍者を加入させました。
また、この時は後回しにしていた拠点の期限が被っていて、三カ所くらい崩壊することを覚悟していたのですが、祈祷師が好調だった御陰で、壊滅は一カ所で済みました。

25年25日には、ホースランとタリアの娘=ヴァルキリーのセリア・ウェンガッタが誕生、忍者が魔騎士に告白、隊長とヴァルキリーのアルヴァに精霊ファフニール降臨と、怒濤の展開。
親友関係は、隊長が魔騎士と結婚する危険を避けた結果ですが、これ以上の子供が望めないことを考えれば、精霊を所持しておくのは良い戦略かもしれない、と今後の人間関係にも取り入れる事を検討。

26年、隊長の次男アル(16-20)と、魔女三人姉妹の二人目サニミ(23-31)が入団。
……アルは、能力は申し分ないのですが、このピークの短さはどうしたことでしょう。三男が誕生していなかったら、今頃頭を抱えていたところです。
サニミはタリアとの入れ替えで、ホースランが独り身に。
同年125日に、待望の第二世代聖騎士が誕生しました! ヴァルマハとメルローネの子=メレ・メルヴァイクです。
更に、魔騎士(ディニファス・マンドラ)と忍者(ウミヅキ・ハスナ)も結婚にこぎつけ、どちらの職種が産まれても期待出来るなぁと、未来がどんどん楽しみになっていきます。

27年は、ホノカの娘ハルカ(25-34)入団。あまり期待していなかったのですが、ピークが長いのが嬉しいです。
志願者ではもう一人新しい忍者がやって来たので、前年頑張ってくれた祈祷師と入れ替え。
忍者は総じてピークが短いので、ゲシュタルトボードをじっくり観て、とにかく最短で人間関係を構築。
その成果有り、同年335日に、ホースランとサニミが結婚。メルレーネがアルに告白。忍者と魔術師でデートと、人間関係が一気に進みました。

28年8日、早くも二度目のナグゾスサールが出現。
さて、困ったなと思いながら、リッチ(Lv.9)を精霊で無理矢理倒したところ、初めて最高レベル能力を誇るアイテム「シロンの指輪」を獲得しました。これぞ天からの恵み。大事に使おうと思います。

143日には、告白していた魔術師(アル・シモア)と聖騎士(メルレーネ・メルヴァイク)が無事結婚。
メルレーネは成熟の段階にきており、アルもピークが短い代わりになかなかの能力者。二人の力が巧く引き継がれれば、第三世代のリーダー格になってくれる筈、と祈りを込めておきます。

この時、女神のお願いに従って予定を変更した遠征先で、誘惑者戦が発生。が、思わぬ不幸に見舞われ、攻撃が集中し隊員が一名死亡。他のメンバーも危険、と言う状態で、仕方なく本当は討伐対象の魔物に使う筈会った精霊を発動しました。
……ファフニールの追加効果って、蘇生だったんですね!
あまり精霊を使用した事がないので、追加効果を忘れていました。死亡した隊員が無事蘇り、危機を回避。
代わりに精霊を使えなくなった魔物の方は、負けないローテーションを組んでなんとか退治しました。

29年165日は、ホースランとサニミの間に息子=騎士エスコバル・ウェンガッタ、ディニファスとウミズキに娘=忍者ユフィ・ハスナが誕生。
ずっと恋人同士でデートばかり繰り返し、告白してくれなかった魔術師(ミルミネム・キシュ)と忍者(レイ・ゼドガイ)もやっとゴールイン。
新たな人間関係が出来た所で、いつの間にか懸念通り魔女と魔術師ばかりで弓手が衰退中のアルヴァしかいない状態になっており、仕方なく親友と新人ヴァルキリーを入れ替え。
これで、大変お世話になった精霊の力とおさらばです。

30年になると、成人した魔女サキア(22-27)と祈祷師テンペ(24-28)が志願。悩んだ末、サキアは入団拒否しました。姉たちがそっくりおりますし、ピーク期を考えると活躍出来る時間が同じなので、それなら既に育てている側を残そうと言う判断です。
入団を心待ちしていたテンペは、素早さ6.6。ここから更に成長する事を期待します。
小刻みに遠征を行い、93日にはアルとメルレーネに娘=聖騎士メノア・メルヴァイクが誕生。
魔術師と聖騎士の娘と言う、隊長で狙って失敗した子供が産まれたことにワクワクします。
184日はミルミネムとレイに長男=魔術師ミレイ・キシュが誕生。
テンペは、早くもサーニャと結婚。
実はこのサーニャ、隊長の息子アオイの嫁候補で少しずつ関係を進めていたのですが、アオイが不調の事が多く、今一歩のところで止まっていました。
その二人の近くにテンペが現れたため、急遽サーニャと組む相手をテンペに変更。あっという間に二人は仲を深め、この短期間で結婚に漕ぎ着けたのでした。
さて、嫁候補を目の前で連れて行かれたアオイはどうしたものか、と思った所、なんとまた絶不調に(笑)。
女心は秋の空、アオイはまだもう少し猶予があるので、別の女性が見つかると良いですね。

本当は名前なんてただの記号かもしれない。AでもBでも、隣の誰かとは違う別の人間を呼ぶのに差し支えなければ事足りる。
(AKC「名もなき」抜粋)

と言っても、付ける方はそれなりに考えて名前を付けているのです。

先日「オリジナルキャラクターの名前をどのように付けるか」と言う要点の話が出たので、自分の名付け方について触れてみたいと思います。

基本的には、麻生流ネーミングは下記の要素のいずれかを含んでいます。

  • フィーリング
    語感でなんとなく。意味を後付けすることもある。
  • 意味
    名前に意味を含ませる。例:ロアン
  • 愛称
    呼びたい愛称から本名を決める。例:イヴ→レイヴ
  • 関係性
    先に名付けたキャラと合わせるor逆にする。
  • ネタ
    決められた法則で名付ける。

ネタ名前に関しては、例えばTOSのマーブル/カカオ/ショコラ家族のように、決められたカテゴリの名前を持って来る等も含みます。商業作品でも多いですが、干支由来で名付けるなんてことを私もしました。
また、全キャラの名前を「六面ダイスを振って出た回数分辞書を引き、ページの頭文字を拾って名付ける」と言う荒技を行ったこともあります。

では、実際にどういう考えで名付けているのか、名前決めの例をお蔵入り倉庫作品【FLAMBER】を例にとって説明しましょう。

【FLAMBER】でまず最初に名前が決定したのは、“オーナー”レイです。これは、

  • 性別を明かさない都合上、男女どちらでも違和感がない名前
  • 綾波レイのコスプレがハマっている

と言う点からフィーリングで決めました。他の候補案が出ない程、あっさり決まった記憶があります。

次に、“スタッフ”ハルが確定しました。
これは、キャラクターに明確なモデルが存在したため、そのモデルの名前から取っています。
この2人の名前で、【FLAMBER】のキャラクターは「カタカナ2文字」と言う名付け全体の方向性=ネタが決まりました。

これを踏まえて決めたのが“オーナーの兄”リオになります。彼は「関係性」重視の名前付けとなりました。
それは、既に決定したオーナーの名前「レイ」に対して、「兄妹らしく=似た傾向の名前にする」と言う点です。つまり、前述の「男女どちらでも違和感がない名前」にすることと、可能であればラ行+ア行で一層同一感を持たせたいと考え、この名前が登場しました。
もっとも、「ゲキレンジャー」が放映中でなければ、リオと言う名前は直ぐ出なかったかも知れません。

4人目にようやく決まったのが“主人公”ヒロこと高木宏文でした。これは「愛称」+「フィーリング」の名付けになります。
まず「カタカナ2文字」で日本人男性名として違和感がないものを考えた際、本名より愛称であるとした方が「主人公の独自性」が出て、その上で「周囲に溶け込んでいる感」もあると考え、愛称として「ヒロ」を採用。
後から、「ヒロ」に変化して違和感のない本名を考えた際、なんとなく宏文になり、なんとなく高木になりました。

最後に決めたのが“追加スタッフ”ミキです。彼女も「関係性」から決まりました。
それは、他のキャラクターが全員「ラ行」の音を持っていると言うことです。これ自体は意図していないことでしたが、そのような構造が出来上がっていることから、後から入った異物と言う印象を持たせる為に、ラ行は外すことにして名付けています。

このような形で、8割方「なんとなく」決めてます。
狙った通りの効果が出ているかどうかは分かりませんが、その辺は自己満足の部分もあるので、作品の空気を壊していなければ良いのかなとも思ってます。

23年68日まで到達。

まず、19年272日、遂にナグゾスサールに挑戦!
1列目に生命力奪取対策の幻術師、その後ろの2列目にヴァルキリー2名(内1名は衰退中)、聖騎士と魔術師、更にその後ろ控えの3列目に隊長と魔術師(3列目には補助なし)と言う、出来ればもう少し考えたいギリギリの配置でしたが、犠牲者なしで倒すことが出来ました。大殊勲は、好調の御陰で何度HPを吸われてもクリティカルチャージを連発した幻術師ルップルでしょう。
しかし参加していた面子が疲労困憊してしまったので、ナグゾを倒しただけで一目散に都へ帰還。

帰還途中に迎えた祝福の日に、第二世代が初めて隊にやってきました。
隊長の息子アオイは、16-39と言う初代隊長並の成長期のなさが気になる物の、長く戦い抜いてくれるだろう寿命が有難いサムライ。ピーク終了間近の戦士と入れ替えで加入。
タリアは、弓手同士の子供且つ優れた素質判定なので期待していましたが、残念ながら16-21と言う短命の娘。しかし衰退中のエルヴァルを連れ回すのもそろそろ限界と判断し、入れ替えました。

帰還した20年47日に、隊長と魔術師(イータン・シャンルン)が突然結婚。
あれ? 隊長はアーチャーに告白していたのでは……と思っていたら、続けてそのアーチャー(ヴァルマハ・ムローガ)と聖騎士(メルレーネ・メルヴァイク)も結婚。
その上ヴァルキリー(ウルヴァラ・レゲル)が幻術師(ルップル・イリード)に告白し、ナグゾ戦に参加していたメンバーは全員カップル成立してしまいました。
補助やHP回復を掛け合ってローテーションしていたので、人間関係が団子状態になってしまったんですね。
しかし面白いのは、ヴァルマハがこの結婚以来不調状態であることです(笑)。
隊長から告白されて、同じ聖騎士であるメルレーネに色々相談している内に、彼女といい雰囲気になってしまったヴァルマハ。そんな彼の心変わりに気付き、悄気る隊長をイータンが慰め……なんてメロドラマを瞬時に思い描いてしまいました。
なお、翌21年22日、ルップルとウルヴァラは無事ゴールイン。
ヴァルマハとメルレーネには第一子=アーチャーのメロ・ムローガが誕生。これでメルレーネの産む子が全員アーチャーだったら怨んでやる、と思ったら、念が乱数の神様も動かしたのか、ヴァルマハは相変わらず不調になってました。

毎年-50以上される安全値と、各地に湧く魔物の多さに頭を抱えつつ、人間関係にもそれなりに気を配り、22年62日には、タリアが騎士ホースランに告白。
ホースランは、能力は標準ですが長命なので、タリアのピークの短さが補われる子供が第三世代に産まれると良いなと思い、お節介を焼いた結果です。
この年、衰退期を迎えた魔術師を魔女に入れ替え。既にピークを迎えており、あまり能力の魅力はないのですが、もう少し待てば子供世代で魔女が来るので、それまでの繋ぎと思ってます。

23年を迎えると、隊長のもう一人の息子・魔術師アルと、アギとフレリッサの子・魔女サニミが12歳になった予告が。
どこかノンビリしたアルが「まだ覚えてない呪文書があった〜」と今頃言っているのに対し、姉御肌のサニミは「もう呪文は全部覚えた」と言っているのが可笑しく、もし寿命等の関係が巧くいけば、この二人は幼馴染みカップルとして成立させたいなぁと密かに思っています。

そんなことを考えたながら帰還した23年38日、なんと隊長に諦めていた第三子が誕生! ただし、今回も男の子で、魔術師でした。
しかし隊長は若返り中ですし、イータンも脂の乗った年齢で、しかも隊長が苦手な列回復を得意とする、巧い具合の二人。良い感じの子供に成長するよう願いつつ、アルト・シャンルンと名付けました。
騎士(ホースラン・ウェンガッタ)と第二世代ヴァルキリー(タリア・ウェンガッタ)も無事結婚。
偶然にも同じウェンガッタ家の人間で、もしかすると従兄弟やハトコなのかも、と想像できますね。
もう一人いた騎士が衰退期に入ったため、志願者で来ていた祈祷師を採用。現在聖竜騎士団は無影石(HPを減少させるが素早さをアップする)を所有していますので、遅い魔物や新人育成には役立つのでは?と期待しています。
しかし、今思うとスバンヌは志願者としてはかなり優秀な素早さとHPを持つ、良い祈祷師でした。そんな彼の血を、無事残せている事に心から安心しています。気が早いけれど、同時入団になるサキアをお嫁さん候補として考えておこうかな。