• 2014年01月登録記事

マーガレット・ミッチェル著 大久保康雄・竹内道之助訳
「風と共に去りぬ」新潮文庫版全5巻

【あらすじ(最後までのネタバレ有り)】
南部の大農園の娘スカーレットはアシュレに恋していたが、彼とメラニーの婚約を知り、当て付けでメラニーの兄と結婚する。折しも南北戦争が始まり、夫は戦地で病死。南部は敗北し、彼女は飢えを凌ぎ故郷を守るため、金が必要だという持論を持つに至る。やがて妹の婚約者を奪って結婚した上、自ら商売を始めて旧南部社会の顰蹙を買う。更に彼女の行動が原因で二番目の夫が死に、南部の金を盗んだと噂される無頼漢レットと三度目の結婚をすると、古い友人は離れてしまった。スカーレットの奔放な生き方を認めるのはメラニーとレットだけだったが、メラニーは流産で死んでしまい、レットもアシュレを想い続けるスカーレットへの愛に疲れ、去って行く。ようやくメラニーへの依存とレットへの愛を自覚したスカーレットは絶望するが、明日からまた出直そうと立ち直る。

映画未見。
勿論、有名な作品なので、基本的なこと——スカーレットを巡る四角関係を描いていること。舞台は南北戦争時のアメリカであること——は把握していました。そのため、「これが噂に聞くカーテンでドレスを作るシーンか」など、要所で頷きながら読みました。
ある意味、答え合わせをしているような読書でした。
ゲーマーらしく語ると、散々レビューを読んで知った気になったゲームを、実際に遊んだときの感覚に近いかもしれません。

想像以上に、スカーレット・オハラが馬鹿な小娘で、最初から最後までイライラしました。中盤以降、「いつになったらしっぺ返しを喰らって改心するか」を期待しながら読んだことは否めません。
そんな次第なので、南部の人々に受け入れられようという魂胆で、レットがわざとボニーの世話を一人でやって、スカーレットの評判が悪くなっても知らん顔してる辺りは痛快でした。
ところが、どんなに失敗しても、彼女は懲りないんですね。最後まで「嫌なことは明日考えよう」で終わってしまうとは思いませんでした。
ここまでくると、呆れつつ感心してしまいます。

登場人物には文句を付けつつも、過酷な時代を激しく生きる女性、恋愛、戦争の凄惨さという要素が絡み合って、非常に面白かったです。
最大の収穫として、南北戦争がどんな戦いだったのか分かりました。本作は南部側の視点で描かれているため、北部側の主張も知りたくなりました。

周辺機器をちょっと増補しました。
マシン環境が変わればサプライに対する意識も変わり、iMacに合う、シルバーもしくは白い製品を選びたくなりますね。
今回ご紹介する以下は、Mac用サプライで昔からお世話になってるBUFFALO製品です。

USB接続テンキー(型番BSTK08MSV)

USB接続テンキー

頻繁に数字を打ち込むので、購入しました。

製品自体には、OS10.6までの対応保証しか書いていないけれど、公式サイトで10.8対応が明示されています。接続後、初めて起動したときに、キーボードが認識できないという表示が出ましたが、なにも設定せずとも問題なく動きました。
USB2.0ですが、そこまで凄い早さで打ち込むわけじゃないので、問題ありません。
雰囲気を似せて作ってあるだけなので、純正ワイヤレスキーボードと並べると、全体的に5mmほど高いです。また、キーのフォントも異なり、太い文字です。でも、キーピッチは一緒だし、色味も似ているので、見慣れてしまえば気にならなくなりました。
それより、設置した時に少しガタついたのが不安。中国製だから製品自体が僅かに傾いているのか、私の机の問題なのか。左上に紙を一枚噛ませると安定したので、まぁ良いか。
保証期間は購入後6か月間。

USB3.0ハブ(型番BSH4U21U3SV)

USBポートって、あまり頻繁に抜き差ししていると、壊れるんですよね。
iMacに備わっているUSBポートは4つ。そこに、プリンター、Bootcamp用USBメモリ(Windowsサポートソフト用)、テンキーの3つを常時繋いでいます。
というわけで、残りはたった1つ。それが認識不能になったら大変なので、USBポートは必需品です。
USB3.0速度で4つもポートがあるなんてお買い得、と思ってこれを選びました。
でも、実際に差してから頭を抱えましたね。なんと、ケーブルが9cmしかないんですよ! iMacの背面USBポートに差して前に持って来ようとすると、宙に浮きます。
手持ちのUSBケーブルと差し替えようにも、本体接続部は内蔵されているので不可能です。元々ノート向け製品のようなので、iMacで使う想定がされていないのかな。シルバーに拘ったせいで失敗しました。
とはいえ勿体ないし、使用には問題ないので、宙ぶらりんのまま使っています。
保証期間は購入後6か月間。

Thunderbolt接続対応ポータブルHDD(型番HD-PA1.0TU3)

Thunderbolt接続対応ポータブルHDD

Time Machine(バックアップソフトウェア)用です。
前述の通りiMac直結のUSBポートはすべて塞がっていますし、せっかくThunderbolt接続があるので、使ってみようと思って購入。
……と語ると前向きな話ですが、実は今まで使ってたバックアップ用HDDはFireWire接続だったのです。勿論、変換コネクタを買えば良いことですが、10年近く使ってる古いHDDだったので、もう新調しようと思ったのでした。

結果として、これは凄く気に入りました。
今までは電源別タイプであったのが、ポータブルタイプのため電源不要になったことで、机周りが一層スッキリしました。
たまに電子音が鳴りますが、その他の動作音は微かで、ほとんど気になりません。ただ、音がしないということは即ちファンがないということでもあります。そのため、起動後しばらくすると熱を帯びてきます。触って「暖かい」と思う程度ですが、夏になると少し気になるかもしれませんね。
速度はちゃんと検証はしていないけれど、特にストレスがなかったので早いと思います。
予めMac用に標準化されていて、接続するだけで直ぐ使えるお手軽さはMacユーザー向け。
また、とてもデザインが可愛いし、iMacの足の辺りに置いたときの調和も良いです。艶消しされたソフトな色合いなので、変に主張しないんですね。アクセスランプも、控えめに底の方で光ります。ただ、私は邪魔にならなくて良いと思いますが、これに関しては見難いという意見もありそうです。
保証期間は購入後1年間。

現在地:ラスダン前

10年後に行く前に、名匠ウィンターズでマム・ベインを引き当てるまでロードしてみました。
最終的にはリファインで自作した防具の方が優秀になってしまいますので、ウィンターズ製の防具を生かすなら、このタイミングが適当かと思います。実際、この後ガープ戦でマム・ベインを獲得したので、先に入手しておくことで多少強化できたかなと思います。
で、十数回のロードの後にマム・ベインを入手して、説明文に驚きました。

マムベイン

デスティニー世界にも、「大地母神マーテル」が存在したんですね!
ということは、アタモニ教は一神教ではないのかな? フォルトナが降臨したらそれを受け入れてしまう人々なので、多神教だと考えた方が自然かもしれません。

強化しておきながら、ガープ戦で「予告通りTHE END」されました。PSP版で初の全滅です。
戦い方を組み立て直し、再戦では問題なく倒せました。しかもセーブポイントからボス戦までの間の雑魚戦が一回減ったので、初戦よりレベルが1つ下の状態でした。TOD2の戦闘は、レベル上げより戦術が重要だと再認識。
ただ、GRADEはマイナスでした。まぁ、カイルにずっとフレイムドライブ(SP-エンチャント付)を連発させていたので、仕方ないと思います。

ここは、エルレインが答える「神にとっての人間」が印象的です。

神によって救われるべき、はかなく、あわれで、いとおしい存在
それ以上でもそれ以下でもない

現代に戻った後、世界中を飛び回れるようになったので、英雄巡りは後回しにして各地の様子を見たりミニゲーム類を遊んだのですが、このタイミングでリリスに会いに行くと、専用会話があったんですね。
それなりに遊び尽くしたつもりでも、結構知らない要素があるんだなぁと驚くPSP版プレイです。

さて、比較的謎解きが少なくダンジョン攻略が楽だったTOD2ですが、ラスダンだけはテイルズオブシリーズの伝統に則り、面倒な要素があった記憶があります。
サブイベントなどをある程度済ませて、まだ気力があれば挑むかどうか考えようと思います。

「王子と! 恋するプラネタリウム」𣜿彰吾編15:00上映回に行ってきました。
http://www.kitabunka.or.jp/elink/koipura/

「王子と! 恋するプラネタリウム」は、王子駅にある、北とぴあプラネタリウムで上映される「乙女向け」オリジナルプログラム。男性声優が演じるキャラクターが、自分の為だけ(という設定)で星を解説してくれるという内容です。
企画4回目にあたる今回の声優担当は、遊佐浩二氏。
先にお断りしておくと、特に遊佐氏のファンというわけではありません。あまりアニメも見ないから、遊佐氏が演った役で把握しているのは、アラシヤマ@パプワと市丸ギン@BLEACHくらいです。純然たるファンの方々には誠に申し訳ありません。

150席に座ったのはすべて女性客。まぁ、この企画で男性客がいらっしゃっても驚きますが。

聞き手の反応や台詞を想定しつつ一方的に喋ってストーリーを展開していく形式で、タイプとしては「添い寝CD」などのシチュエーションCDに似ています。
プログラム内容は下記の通り。
 1.君、よく来てる子だよね。
 2.冬の星座の探し方
 3.オリオンの神話
 4.冬の星座と惑星
 5.北極星
 6.たくさんの星座たち
 7.春を想う夜明け前
 8.プラネタリウムという場所は

計測し忘れましたが、おそらく50分ほど。
あらすじとしては、「プラネタリウムより本物の星の方が良い」と思っている𣜿彰吾くんが、聞き手のために解説をしているうちに、プラネタリウムにはプラネタリウムの良さがあると再認識し、ついでに聞き手にも惚れるという内容(笑)。
春〜秋に行われた他のキャラクターは、元々聞き手と顔見知り且つプラネタリムのスタッフの設定ですが、𣜿くんは聞き手と初対面且つスタッフの幼馴染みなだけなので、この展開には色々突っ込みたくなりました。

通常のプログラムではなく、主人公のためにプライベートな上映会をしている、という設定のため、最初に緯度・経度を合わせるところから始まります。普通見ない光景だろうと思うので、興味深かったです。
その後も、時々脱線はしますが、ちゃんと真面目に星の解説もしてくれるので、全然知識のない星座の勉強ができました。
冒頭に、市内観光(旧古河庭園)を薦める要素が入っている辺りが、区の企画らしいですね。
声優ファンではないので、また参加したいかと聞かれると悩ましいけれど、企画としては良くできていて面白かったです。

現在地:現代に帰還

天地戦争時代→18年前→現代と戻ってきました。
この辺は名シーンが続いて思い出深いですが、プレイ時間的には短時間で通り過ぎて行きます。TOD2のダンジョンは他シリーズに比べると小規模かつ謎解きが少ないので、サクサク攻略できるのですよね。
なお、前回、地上軍拠点と物資保管庫の往復を3回すると書きましたが、3回目は自動でした! 良かった!

スパイラルケイブのボス・ハルファスは、1回戦って対処を思い出したので、SECONDで挑み直しました。
ところが、途端に戦闘不能が続出し、ライフボトルを大量投入する羽目になったので、もう一度再挑戦。
3回目はさすがに上達して、戦闘不能もなく終止優勢をキープして、初めてGRADE+60.00を取りました。難易度よりも戦術が重要ですね。
でももっと嬉しかったのは、セーブ/ロード画面にディムロスとアトワイトが入ったことです。これまでは仲間が増えるごとに画面内のキャラが増えていったので、ハロルドで打ち止めだと思っていました。嬉しいサプライズでした。

バルバトスは、いつも重要な局面では人質を取ったり、丸腰の人間に斬り掛かったりするので、「強い相手と戦いたい」わけではなく、単に「強い相手を見下したい」小物なんですよね。
だから、インパクトはあるけれど、魅力的だとは私は思いません。人気が出たのは、結構不思議だったりします。戦っていて一番アドレナリンが分泌される相手だし、台詞がなかなか揮っていて好きですけどね。

バルバトス
(画面注釈)卑怯な相手には卑怯な手段で立ち向かっても、良いと思う。

ボス戦でもSECONDで撃破できる!と証明したものの、バルバトス戦は2回目(天地戦争時代)、3回目(18年前)ともNORMALで挑みました。
SECONDだったら危ういところだったと思いますが、2回目はGRADE+34.00、3回目はGRADE+40.00と意外な好成績でした。特に3回目は、ライフボトルとグミが凄まじい勢いで消費される消耗戦だったので、なぜGRADEMAXだったのか謎です。うっかり技の関係で背後に回ってしまってカウンターも食らったし、ほとんどのカウンター技を見たんじゃないかな。

ちなみに、3周もしているのに、今回初めて「空中都市の残骸」と「ディムロスがバルバトスを退けた後に入手できる100ガルド」に気付きました。
手元のPS2版攻略本を見たら、ちゃんと載っていました。
ただ、後者は「なにもしないと100ガルド」と記載されているけれど、なにをしたらガルドが増えるのか、どこにも書いていませんでした。ネットで調べたら、ディムロスの放った炎が燃えている間に連打するみたいですね。
参照ページの誤植も多いし、さすがファミ通の攻略本です。