• 2015年04月登録記事

現在地:燐光の地ザトール探索中
戦闘中に夜になってしまい、いきなり敵が増殖&強化されて殺されました……。ザトールは怖い土地だ。

サブイベントはやり始めると終わらないので、極力、時限クエストに絞って進めようと考えを改めたのですが、脱出挺キャンプでは、時限クエストを1つクリアするとまた次の時限クエストが発生するという具合で、最終的にレベル25になってしまいました。
途中、何度も時間操作したので作中時間だと1か月くらい平気で過ぎていそうです。待たせている間、ずっとカルナとジュジュが立ったまま見つめ合っているのが、気まずい感じでした。

ということで、今回ストーリー的には、ジュジュを救うために東奔西走したという感じです。
中央採掘場は長いし、B3Fの回転床で何度も落下死したので、心が折れそうでした。
途中から面倒になって探索し切らなかったせいか、コレクションアイテムが1つ欠けています。……爆発すると知っていたら、ちゃんと探したのに!

ラインはいい奴ですね。
仲間に未来視を教えておいたことが吉と出たわけで、1人で抱え込まない方がいい結果を生むというのは、現実でもそうだなと思います。

ゾード戦は、無理せずチェインアタックで転倒させたら、アッという間にイベントに突入したので、苦労しませんでした。これで本当に倒せたのか?と呆気なさに警戒していたら、案の定再登場。でもモナドが効く状態だと、機神兵は怖くないです。
顔付き機神兵の正体はもう大体分かっているようなものですし(Wii版のCM時点でネタバレしていましたよね)、キャラクターたちもそろそろ気付いてくれても良いんだけれど、なぜ「黒い奴」は最初は喋らなかったんですかね。初期型だから喋れないのかと思っていましたよ。プレイヤーへのネタバレ配慮?(笑)

仲間の方は、4人になったので、絆が育っているラインを控えに回して、シュルク、ダンバン、カルナにしてみました。
ダンバンもヘイトを稼いでくれるけれど、HPがさほど高くないので、ラインほど盾役には向いていない感じです。カルナを外してWアタッカーにするのも面白いかもしれないけれど、いざという時に状態回復やら全体回復やらが使えるという安心感の問題で、カルナは外し難いです。

TVアニメ「アルスラーン戦記」2話「14歳、初陣」
http://www.arslan.jp

展開は今回もほぼ漫画通り。
2話の内にダリューンがアルスラーンに合流できた分、少しアニメの方が頑張っているでしょうか。3話最後でナルサスを登場させるために、削れるところを削っているのかな。その分、ヴァフリーズがダリューンに殿下を助けに行くよう言うシーンが抜けてしまったので、今後の台詞に問題が生じないか心配です。クバードの出番も少し削られていましたが、そちらは気になりませんでした。
ただし、次回モンフェラートとボードワンのシーンは、ルシタニアが占領国をどう扱うか分かるし、そんなルシタニアも一枚岩でないことが分かる重要な会話なので、入れて欲しいと願っています。
一方、アニメオリジナルの要素として、1話で登場した3人の子供たちが従軍していたのは、3年前と繋がって良かったものの、その分、殿下にとっては辛い展開になったなと思います。

せっかくのアニメなのに、前線の混乱の見せかたが弱かった気もしますが、日曜夕方に火計を描いているという時点で、偉いのかもしれません。
殿下の「突撃開始!」がなんともか細くて笑えました。最終話辺りでは、きっと堂々たる号令を聞けるのでしょう。

敗北や殿下の血統に関してフラグ台詞が乱立するので、直ぐ回収される前者はともかく、後者はちゃんとアニメ内で回収するんですよね、と質したくなりました。
なお、フラグと言えば、あんな口を叩いておきながら「うたわれ」2話を見逃したので、またBS11にお世話になります。

田中ロミオ著「人類は衰退しました」全9巻
https://www.marv.jp/special/jintai/

【あらすじ(最後までのネタバレ有り)】
人類は衰退し、地球は、面白可笑しく生きることが大好きな不思議生物「妖精さん」が支配する土地になり、人間と妖精さんたちは、非日常な日常を過ごしている。

イラストがとてもリリカルで可愛く、根は善良だけれどお気楽で無能な主人公の日常系かと思いきや……というお話。
ということで、途中までは、不思議生物な妖精さんと、それに振り回されたり掌の上で巧いこと転がしたりする「私」の非日常な日常小説だと思って読んでいたので、最終巻で怒濤のSF展開に唖然としました。
単品では、無人島で鬱病妖精さんたちの国の女王になってしまうエピソードが面白かったです。

全体的には「AURA」と同じ作者だと思えないくらいカラーが違う作品で、面白いものだと思いました。と言いつつ、5巻で明かされる「私」が学校で孤立していた時期の描写は、やっぱり「AURA」の作者だったと思ったのですが。

なお、最終巻(2014年6月発行)の後書きで、田中芳樹先生の遅筆っぷりを揶揄しているのですが、前月(2014年5月)に「アルスラーン戦記」14巻が出ているからですね。
「アルスラーン戦記」13巻と14巻の間が6年。「人類は衰退しました」8巻と9巻の間が1年。うん、確かに芳樹先生は大物です。

せっかく3DSを購入したので、「シアトリズム ドラゴンクエスト」および「シアトリズム ファイナルファンタジー カーテンコール」の体験版を遊んでみました(以下DQ、FFCCと表記)。
体験版で遊べる部分の基本システムは同じなので、感想はまとめます。

DQ→FFCC(体験版2)という、発売順とは逆の順番で遊んだのですが、DQ体験版は、最初に操作チュートリアルがあったのでちょうど良かったです。逆に、FFCCは練習モードとプレイデモが搭載されているのが利点だと思いました。これは、カーテンコールならではの機能でしょうか。

ゲームは、BMS(戦闘風)とFMS(移動風)の2モード。
BMSは、昔からある音ゲーと同じ感覚で遊べるので、さくさくプレイできました。
FMSは、PV等で見ていましたが、遊びかたを理解していなかったので、なにが面白いのか分からないと思っていました。遊んでみて初めて面白さが体感できるタイプの音ゲーですね。
ただ、どうしても過剰に指が動いてしまうので、FMSは苦手でした。

DQはふつう・難しい・激ムズ、FFCCは基本・熟練・究極、と3つの難易度があるのですが、前2つと最後の1つの難易度の差が激し過ぎて、笑うしかありませんでした。前2つは初見でもフルチェイン(フルコンボ)できるくらいなのに、最後の難易度は“シンプル”にしても、最後まで辿り着けません。
私個人の感覚としては、DQの方が遊び易かったです。恐らく、矢印の向きが見やすいことと、BMSで譜面が縦に流れてくる方がテンポを掴めるという差だと思います。

なお、3DSの体験版ソフトは起動回数が設定されていました(シアトリズムはどちらも30回)。
何作か体験版をDLしたところ、回数に差があったので、恐らく販売会社側で決められるのだと思います。まぁそんなに何度も遊ぶなら製品版を買いなさいということで、理に適っていますね。

チェーホフ著 神西清訳「かもめ・ワーニャ伯父さん」

「素足の季節」(2015年3月25日日誌参照)で「かもめ」が取り上げられていて、興味を持ったので読んでみました。

しかし、肝心の「かもめ」は読みかたを間違えて、一読した時点では論点がわからず戸惑いました。というのも、「素足の季節」では重要な役になるマーシャが、脇役なんですね。
マーシャのことは本筋でないと把握して、トレープレフ(コスチャ)とニーナ、アルカージナとトリゴーリンの4人に絞って読み直すと、なるほどと思う作品でした。でも、自分が実際に舞台で観たいかと問われると、あまり前向きな答えは出ません。
現実に挫折する若者2人の内、それでも女は生き、男は自殺するというところは、チェーホフが考える男女の差なのかしら。

「ワーニャ伯父さん」は、ある程度話が進まないと人物像が掴めず、戯曲の難しさを感じました。例えば、ソーニャが不器量だなんて会話だけでは最初は分からないし、エレーナがそこまで人を狂わせるような美女とも感じられませんでした。
女性陣のそういう設定が分かってから読むと、ある程度腑に落ちたのですが、それが分かるまでは困惑しました。
ロシア人は、ただでさえ難しい名前と愛称をしているのに、不必要に感じるくらい登場人物が多くてややこしい人間関係なので、戯曲形式だと頭がこんがらがりました。