TVアニメ「アルスラーン戦記」5話「王都炎上ー前編ー」
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遂にギーヴ登場。心の声の声色で、表裏の差があるキャラクターの雰囲気がよく出ていると思いました。
C.VがKENNなので、カイ・ホスロー武勲詩抄は歌うかと思いきや、語りの体裁でした。無難なところですね。しかし、ギーヴがウードを弾いている間、笛を吹いたのは誰ですか(笑)。
アバンは前回の続きかと思いきや、山荘出立まで尺を取ったので、かなり長かったですね。山を降りてしまうと、しばらく殿下の出番がなくなるためか、ナルサスの教示を受けつつ、殿下が自分で答えを見出していくという形で戦況を解説していくシナリオになっていたのは、巧いやり方だなと思いました。
こうなると、前回奴隷解放に関する理由をナルサスに語らせなかったのが、やはり勿体なかったと思います。
今回のクライマックスであるシャプールが逝くシーンは、空を見上げる演出と、微笑む死に顔が良かったです。
他の兵士も射ている中、ギーヴの矢だけが届いたという分かり易い展開で技量の差も出ていたけれど、「タクティクスオウガ」プレイヤーとしては、「高いところから射たから飛距離が伸びんだた!」と思ってしまいますね。
小西氏がtwitterコメントを出されていますが、イスファーン役は担当されないのかしら。シャプールも重要な役ではあるけれど、ここで退場という出番の少なさに対しては、もったいない!と思ってしまいます。
今週のエンドカードは渡辺静先生。
勢いのある1枚ですが、ナルサスの画才ネタが2回続いてしまったのが残念でした。