現在地:Chapter07(強くてニューゲーム)
シリーズ記事「FF15 物語を見直す旅」の趣旨は、2017年2月1日記事参照。
注意:ゲーム本編・映画・アニメネタバレ満載です。
現在FF15プレイ中でネタバレを気にされる方は、進行状況を確認の上、ご自身の判断でお読みください。
少々間が空きましたが、本編に戻ってChapter07から再開です。
……といっても、Chapter07は割愛しても物語に大きな影響がないため、本編という印象は薄いです。
ダンジョンを一つ攻略するだけで、内容は単なるお使い仕事。アーデンも「次に会うのは 海の向こう?」と言っておきながら、ここでサラリと再会するので、グラディオの離脱とアラネアの一時加入のために後から追加したChapterなのでは? と勘繰ってしまいます。
もちろん、バグを使わず普通に遊ぶプレイヤーにとっては、アラネア准将を仲間にして記念撮影したりキャンプしたりと、いつもと面子が違う4人組を楽しめる貴重な機会なので、あって嬉しいChapterではあります。
なお、Ver.1.08で、街道を封鎖していたミーレスと帝国兵4体が消失していました。
トンネル通過時に「わざわざ開けて待っていたかのようだった」という台詞があるのに、中途半端な戦力の帝国兵に行く手を阻まれるのは、アーデンの手助けとしても、罠としても変だーーと指摘しようと思っていたのですが、先手を打たれました(笑)。そしてこの変更により、トンネルの一時開通はアーデンのご丁寧なエスコートだと確定ですね。
アラネアの加入と、スチリフの社内での会話は、特に問題ないと思います。
ただし、アラネアの立場について、この時点で「傭兵」だと誤解しているプレイヤーもいるようです。
誤解していても物語全体の理解には影響を及ぼしませんが、一応修正を試みることにしましょう。
そもそも、Chapter06にてカリゴが「傭兵あがり」と二度も呼ぶことで、「元傭兵」であり、現在は職業軍人だと明確にしているのですが、おそらく「○○あがり」という言い回しを知らない人が少なからずいるんでしょう。
更に、拍車を掛けたのが、このChapter07におけるアラネア自身の「あたしは気ままな傭兵みたいなもんでね」という台詞でしょう。
一応「○○みたい」=「似ているだけであってそのものではない」と読み取れますが、「○○である」ことを婉曲的に表現する使用法もあります。ここまで何度も「傭兵」という単語を聞いたプレイヤーは、逆に「彼女は傭兵という名で呼ばれないだけで、実質傭兵なんだ」と誤解する可能性があります。
そもそも、なぜアラネアは「傭兵みたいなもん」と言ったかが肝心です。これは、他の准将と違って帝国に絶対の忠誠を誓っていない、だからルシスの王子が相手でも気にしない、というアピールのはずです。
その辺をもう少しわかりやすく盛り込んだのが、下記の案になります。
【変更案】
アラネア
まあ あたしは傭兵あがりで 帝国への忠誠がどうこうって柄でもないし
あんたたちの正体も知らない
「傭兵あがり」という言葉の善し悪しは判断が悩ましいですが、アラネアの性格なら気にせず使いそうですし、一つの事象を色々な言い回しで表現するより、最後まで一貫してこの言葉で通した方が良いでしょう。
そんなこんなで、アラネア関係の突っ込みは終了です。
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