• 2017年10月登録記事

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新宿東口直ぐの、京都おばんざい「茶茶白雨(ちゃちゃゆうだち)」で夕食を頂きました。
http://24-seasons.net/chacha/sinjuku-yufudachi

エレベーターを降りると、間接照明に照らされた、高級感溢れる玄関でお出迎えされました。

全体的に、非常にスタンダードな和食です。どの料理もハズレがなく、美味しく食べられました。
季節に応じて提供される「おばんざい盛り合わせ」が人気でした。個人的には「鮭イクラとアボカドのカルパッチョ」が一番良かったです。正直、カルパッチョは素材さえあれば自分でも再現できるレストランメニューNo.1だと思うのですが、ドレッシングが鰹節のふりかけになっていて、きちんと和風になっていました。

ズバ抜けて印象に残るお店ではなかったけれど、駅からも近いし、また使ってもいいかな、と思いました。単価はちょっとお高めですけれど、雰囲気代も込みと考えれば許容範囲でしょう。
でも人気店らしく、基本的には予約しないと入店できないようです。その点は残念です。

相変わらず大灯台前。
少し背伸びして、聖天使アルテマと戦ってきました。今回はその顛末のみです。

アルテマ

アルテマの弱点=闇属性の攻撃手段は、フラン@赤魔戦士の「ダーガ」のみ。
それを踏まえていつもとメンバー構成を変え、ヴァン(タンク役)、フラン(攻撃役)、パンネロ(ヒーラー役)で挑みました。

アルテマ戦スターティングメンバー

最初は「ダーガ×リフレク4人返し」が効率的じゃないか、と考えて実行。
確かに与えるダメージは大きいのですが、エクスポーションでは仲間側の回復が追いつかず、結構死人が出ました。アレイズがあるので生き返すのは簡単ですが、リフレクを掛け直す手間を考えると、素でダメージを与えた方がいいと割り切って途中で変更しました。

アルテマの攻撃で一番キツイのは、やはりHP50%を切ってから使い始める「ホーリジャ」です。

アルテマ

何度、この発動演出を見たことか……。
ホーリジャは範囲魔法ですが、ほぼ確実に全員攻撃を受けるので、囮役がいる意味はなかったかもしれません。

聖属性を吸収できる装備は2つしか持っていなかったため、死んだり生き返ったりを繰り返しました。結局、控えのメンバーも一度は登場したのでないかな。
しかし面白いことに、最終的には最初の三人に戻って撃破していました。

エンジェルフォール

召喚獣「アルテマ」は、長考の末パンネロに習得させました。目的は「行動時間短縮10%」です。
これで、アーシェは「遠隔攻撃」が入手できなくなってしまいました。でも、空の敵には魔法で戦うという選択肢もあるので、サポート役の行動短縮の方が有益だと判断。
その代わり、「ハシュマリム」は殿下に捧げて、ブレイブ・フェイスで状況に応じた自己強化ができるアタッカーになっていただく予定です。

アルテマと対峙したフロアで入手可能な「ジャンダルム」は、どうせ低確率だからと思って挑戦もしませんでした。
後で調べたところ、乱数調整による確定入手法が見付かっていたようです。
でも透明武具は見た目に影響が出るから、躍動感ある戦闘シーンを撮って遊んでいる自分は多分使わないし……。と、負け惜しみを書いておきます。
どちらにせよ、あと1回はクリスタル・グランデに行きますけれどね。

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BAKE CHEESE TARTの「焼きたてチーズタルト」
https://cheesetart.com

チーズタルトはハズレの少ないお菓子である反面、甘すぎたり塩辛すぎたり、万人好みのバランスが難しいと思うお菓子ですが、これは美味!
レシートに「私たちはチーズタルトに本気です」と印字するだけのことはありました。

商品を購入すると「焼きたてチーズタルトのおいしい食べ方」という台紙も付けてくれました。

まず、推奨に従ってそのまま頂きます。
チーズクリームは、柔らかいという表現では少し表しきれないくらい、ふわっとろっとした食感。味は最初、塩気が強目に感じるけれど、口の中に収めると丁度いい。
タルト生地は逆にかなり堅め。しっかり小麦の味がします。

次に、冷蔵庫で冷やしてから頂きました。
チーズがどっしりと重くなり、濃厚なレアチーズケーキを食べている印象に変わります。これはこれで美味。でも温かい時の独自色はなくなります。

第三の食べ方として、冷凍してチーズアイス風にする楽しみ方もあるようです。
消費期限は、冷蔵庫保管なら4日。ケーキにしては日持ちするので、日毎に食べ方を変えて楽しめるのは良いですね。
また買おう!と思いました。

PS4版トロピカル楽園シミュレーション「MEGA盛りトロピコ5コンプリートエディション」体験版を遊びました。

TROPICO5体験版

もともと「トロピコ5」体験版が配信されていたのですが、その時は見た目でFPSゲームだと思い込み、ダウンロードしていませんでした。配信が終了してから、シムシティ的な箱庭シミュレーションだと知って、ダウンロードしておけば良かったと後悔。
DLC同梱の「コンプリートエディション」発売に伴い、体験版が配信再開されたので、喜んでプレイしました。

名前は可愛いし、タイトル画面も長閑ですが、実態はカリブ海に浮かぶ島の独裁者として、国家を発展させたり政治駆け引きをするゲームです。

TROPICO5起動画面

ご覧ください、この嫌な笑顔(笑)。
まあ、独裁者と言っても、最初は植民地の総督でしかないし、独立後は選挙対策(多少の工作可能)のため、結局は国民のことを考えて行動してしまうのですけれどね。独裁者として振る舞うのも、なかなか大変なようです。

実際に遊んでみると、操作性は非常に悪いし、文字は小さい上に行間が狭くて読みにくいし、チュートリアルも役に立たないし、お世辞にも「快適なプレイ」とは言えないゲームです。

チュートリアルクリア

※チュートリアルをクリアしても、意味不明な要素の方が多い。

しかし、絶妙な難易度で没頭してしまいます。試行錯誤するうちに、その奥の深さにはまり込んでいく印象です。
気付けば、セーブもできないのにサンドボックスモードで数時間プレイしてしまいました。

データ量は軽いのにグラフィックも美しく、作り上げた街を様々な角度から眺めて回るのが楽しいです。

国家

時代の移り変わりとともに、都市化が進むのも面白いところ。

国家

そして、作り上げた街で国民の一人一人が生活をしている様が目に見えるというのも、非常に好感でした。
国民には個々の家族や思想があり、密着していれば、通勤して、働いて、家に帰っていくという生活を見ることもできます。プレジデンテの反対勢力だとわかったら、即逮捕するために見張るのですけれどね!

国家

皮肉っぽい言い回しが多いのも非常に刺激的で、治安に不満を持っている国民からの

警官なんて一度も見たことない。
ここの警官は透明になる技術でも持ってるのかな?

という評価には爆笑しました。

細かい要素では、ローディング中に至極どうでも良い独裁者トリビアが表示されたり、ラテンのBGMが軽快で良いと言ったところも好感。

独裁者トリビア

ただ、住民の最大数が2000人というのは少ないですね(体験版では500人まで)。倍の数が欲しいところです。ただ、そこまで国民が多いと処理落ちするかな……。

残念なことに、キャンペーンモード「ビバ!プレジデンテ」のストーリーを知っています。そのため、すでに開発が発表されている「トロピコ6」の発売を待とう、と思っていたのですが、体験版を遊んで待ちきれない気持ちになりました。

有吉佐和子著「ふるあめりかに袖はぬらさじ」

短編「亀遊の死」を戯曲化した「ふるあめりかに袖はぬらさじ」と、同名短編を戯曲化した「華岡青洲の妻」の2本構成。

表題作は、戯曲のタイトルとして有名なので名前だけ知っていましたが、有吉先生の作ということを知らず、驚いたので読んでみました。
こういうお話だったのか、と面白く拝読。
花魁の恋も異人に見初められる話も、驚いたことにただの前振りなのですね。
お園の語る「亀遊の死」が粉飾されていく可笑しみと、幕末から明治へと時代が変わって、粉飾させた張本人である攘夷党の志士によって真実を暴かれ、事実すら消されていく哀しさが圧巻です。
これは是非、機会があれば実際の舞台も観てみたいと思いました。

「華岡青洲の妻」も、有名タイトルですが実は原作を読んでいません。なまじ、華岡青洲が何をした人か知っていると、怖い話が想像できたので避けていました。
実際に読み始めたら、先が気になって夢中で読みました。
ただし、舞台で見たいかと問われると疑問が残ります。登場人物に共感しにくいからかもしれません。本作はどちらかというと、原作小説でどんな風に描いていたのか読みたいです。
医学の進歩のために喰い潰されていく悲惨な一家なのに暗さはなく、嫁姑の戦いをこんな形でする方法があったんだな、と笑いました。