DLCコンテンツ「EPISODE イグニス」をクリアしました。
注意:ゲーム本編・映画・アニメネタバレ満載です。
現在FF15プレイ中でネタバレを気にされる方は、進行状況を確認の上、ご自身の判断でお読みください。
CHAPTER 1に結構ボリューム感があったので、今回は意外と長いDLCなのか?と思いましたが、CHAPTER 2は一本道、CHAPTER 3はボス戦のみと、結局コンパクトな内容でした。
本筋だけ追った場合のクリアタイムは1時間30分程度。クリア後に選べる、もう一つのルートも含めても2時間程度ですね。
でも今作はもう少しやり込んでも良いな、と思う程度には面白かったです。特に「オルティシエの記録」は本編の裏事情が見える要素もあるので、全部集めたいです。
イグニスを操作しての戦闘は、アクションと範囲・威力が異なる3つの「属性」を使い分ける形式。本編でイグニスが「スタイリッシュ」と言われていた理由が良くわかる、キビキビとした格好いいアクションで、動かしていて楽しいです。
上空から敵を確認できる「タクティカルオペレーション」も、戦闘上の意味はないけれど、新しい視点で面白かったです。
陣取り合戦的な要素には、できれば報酬が欲しかったかな。
ちなみに、今回は難易度高めと聞いたので、開始時の難易度設定に悩みましたが、NORMALでプレイ。結局のところ、本編同様アイテム類が優秀なので、そんなに難しいところはなかったかな。
唯一、スニークキルする箇所で時間切れGAME OVERを喰らいました。難易度設定と関係ないところで全滅するあたり、私らしくて笑えます。
イグニスではシフト移動ができない代わりに、魔導兵の装備を使った「フックショット」での移動が可能。これまた爽快です。オルティシエは建物が繋がっているので、屋根の上をどんどん飛び渡るのが楽しかったです。
足を踏み外して変な場所に落下することも多々ありましたが、フリーズすることはなかったし、移動ミスで詰まないよう、泳ぎ移動なども用意されています。Assassin’s Festival以上に自由な探索ができるとは驚きでした。
物語は、CHAPTER 9で水神啓示後のノクティスが気絶している間の、イグニスが失明に至った原因を描いていますが、クリア後にはCHAPTER 10の前にイグニスがノクトにある提案をしていたことや、CHAPTER 14での最後のキャンプ後にも2人で会話していたことなどが盛り込まれ、まさに本編補完というべき濃密な内容でした。
イグニスが抱くノクティスへの友情ーーあるいは父兄のような感情と、「プレリュード」アレンジの相乗効果で、最後のキャンプのシーンは少々涙が溢れました。
イグニスに対しても、レイヴスに対しても好感度が上がりました。
なお、レイヴスと共闘することが事前に明かされた際、どうせなら遊んで初めて仲間になる方がインパクトがあるのに、と不満に思ったけれど、サポートキャラクターだと思っていたが故に、CHAPTER 3で突如、レイヴスとの決闘に転じるのは熱かったです。
「理屈だ お前の言っている事は何もかも」というレイヴスの叫びは、確かにその通りだから胸を突いたし、理屈で武装したイグニスだって、最終的には感情論の行動を取るのですよね。
予定されていた最後のDLCに相応しい、満足度の高い内容でした。
唯一、イグニスが知る筈のない、ニックスの話が出たところは少し違和感があったけれど、そのくらいは目を潰れるかな……。
通常ルートの話だけで長くなったので、if ED(CHAPTER EXTRA)については、別途まとめます。
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