• 2015年09月登録記事

本記事は、あくまで個人の使用感によるレポートです。商品に対する使用感や感想には個人差があるものとあらかじめご了承ください。
また、薬剤知識はないので、専門的な話もできません。

と言うわけで、今回の目薬は初登場・ボシュロム・ジャパン株式会社「re-nu(レニュー)リフレッシュモイスト」です。
http://www.renu.jp/eyedrop/

ボシュロムという社名は知らなかったので調べてみましたが、コンタクトレンズの会社なんですね。
そのため、この目薬もコンタクト使用者向けのシリーズとなっています。

液色は無色透明(若干白濁しているかも)。
味は微かな塩味がするくらいで、意外にも刺激はありません。
注し心地も優しく、潤いを重視している印象。タウリンが本当に疲れに効いているのかは疑問ですが、注した後の突っ張る感もないし、使いやすい一品だと思いました。
敢えて難点を見つけるとすれば、他のメーカーに比べると、容器が少し硬いでしょうか。それで心持ち強めに押してしまうのか、一滴が大きく、きちんと目に注しているのに溢れてしまうことが多く、出先では使い難いと思いました。

2015年夏アニメが最終回を迎えました。

今期は視聴本数を増やしてみましたが、結果として、私はアニメを観るのが不得意かもしれない、と感じました。
その理由を考える内に気付いたのですが、アニメは1クール最低12話、本編放映時間が1話20分と仮定して240分=4時間の物語なんですね。ドラマに比べたら短い放送時間ですけれど、日頃私が見る舞台作品だと、起承転結がおよそ3時間弱(宝塚の2本立てだったら1時間半)に収まっていて、アニメ以上に短いのです!
それでいて「レ・ミゼラブル」「エリザベート」など、登場人物が多く複雑な物語が演じられているので、それだけ舞台作品というものは密度が濃いと思います。TVアニメ「ゴッドイーター」風に言うならば、情報量が多い(笑)。
そういうコンテンツに慣れているので、話がサクサク進まないと飽きてしまうのかも知れません。例えば「Charlotte」は最終的に残念な出来だったけれど、視聴中は比較的楽しかったのは、展開が早かったからだと思います。

赤髪の白雪姫

http://clarines-kingdom.com
特に感想は書かなかったけれど、最初から最後まで観ました。でも冒頭に書いた通りの理由で、2話以降は私のストライクゾーンから外れていました。
お話の内容も出来も、ずっと安定していて穏やか。悪く言えば、起伏がなく退屈。
11話の段階でゼンと恋人同士になってしまったし、最終話が王城解放日というお祭り設定の割に内容は日常話の延長で、ラストという感じがしないと思ったら、最初から分割2クール放送が決定済みだったんですね。

Charlotte

http://charlotte-anime.jp
1話が面白かっただけに、失速感は強かったですし、酷評の嵐も止むなしと思いますが、私はキャラものとして視聴していたので、高城が登場しているだけで割りと満足していました。有宇は下種というより、単なる中二病キャラクターとして描写すべきだったんじゃないかと思います。
作品自体に対しては、研究者や敵対勢力は設定だけにして、5話までのノリで進む能力学園物というシチュエーションコメディに徹するか、逆に6話以降の展開をもっと早くから始めて丁寧なシナリオを作るべきだった、と思います。ゲームなら「別ルートで回収」も許されるけれど、一本道しかないアニメでは、視聴者に提示した謎や設定はちゃんと回収して欲しいです。
なんだかんだでハッピーエンドに持っていったことには驚きました。

GOD EATER

http://anime.godeater.jp
第9話で最終回マークが付いてしまい、どう終わらせるのかと思っていたら10話〜13話は冬放送とのこと。空前絶後の分割1クール!なんて揶揄されているけれど、ちゃんとTV放送枠があるのは素直に嬉しいです。
私は原作ゲームのプレイヤーなので、ゲームでは深く描かれなかった過去やアラガミの生態が描かれていた点はとても面白かったです。物語もゲームシナリオを踏襲していないため新鮮だったし、「無印・BURST」ならではの終末感があり、中盤からはレンカがちゃんと主人公として立ち上がり、盛り上がってきていたと思います。特番問題さえなければ、素直に楽しく視聴できた可能性が高いだけに、勿体ないと思います。
一部のキャラクターへの違和感は、監督との意見の相違だと思って気にしないことにしました。

アニメで少なかった防衛班要素は、タツミさん漫画で補給しました。
感想は別記事で。

酒井順子著「トイレは小説より奇なり」

ベストセラー「負け犬の遠吠え」の著者によるエッセイ。
著者の狙い通り、下品だけれど、下劣ではないという線を突いています。とはいえ、全体的にシモの話という時点で、読み手のタイミングや心理状態によってはやはり辟易します。
また、エッセイは時代感が強く出るので、今現在読むには、本書が発行された時期と当時の世論を踏まえて読む必要があると思いました。

O・ヘンリー著 芹澤恵訳「1ドルの価値/賢者の贈り物 他21編」

「賢者の贈り物」「最後の一葉」等、ザックリした粗筋は知っていましたが、実際に読んで、なるほどこういうお話だったのかと色々驚かされました。
星新一作品が好きなので、同じようにどんでん返しが効いていて、少しホロリとさせる短編集ということで、全作品とも面白かったです。
描写は少しクドいところもありましたが、これは翻訳の問題ではなく、原書がそうなのだろうと思われます。

TVアニメ「アルスラーン戦記」最終回25話「汗血公路」
http://www.arslan.jp

完全オリジナル展開だった前話「決戦」は、どう書いても酷評になることが予想されたので、感想をパスしてしまいました。
さすがに最終話は「トンデモ」展開ではなかったので、その点は安心しました。ラブコメ展開だと、原作の台詞もところどころ活かされていて、それなりに見ていられました。問題点は、アルスラーン戦記はラブコメでないということですが。しかも結局は「2期へ続く!」と言わんばかりの最終話感が薄い終わりだったので、無理にオリジナル展開の戦闘を作らなくても良かった、と思わざるを得ません。
半年かけて「アニメ化するなら漫画版のストックがないと駄目だ」と分かったので、2期があるとしても、8年後くらいが妥当ですね(苦笑)。
同じ原作者の小説原作を9割方再現して好評を博した偉大な前例があるのだから、アルスラーン戦記も倣えば良かったと思うのですが、TV放送ではそれは許されないのでしょうか。

ギーヴも含めて主要キャスト総出演で、エトワールも可愛かったし、単体で見れば楽しい1話でした。

24話のことは蒸し返したくないのですが、一点だけ。
23話と24話の間で、地下水路にいたキシュワードがいつのまにか軍に戻っているというワープが発生した件は、脚本家が異なるため、展開の詳細がきちんと伝わっていなかったのだろうと納得しました。
しかしファランギースにイアルダボード教を「邪教」と呼ばせた脚本家と、25話では共存を解く台詞を持ってきた脚本家が同一人物ということに、酷く混乱しています……。

ユアンさまサーチのサイト検索機能提供終了日が近付いているため、その準備をしています。そうしたところ、「北米版台詞集」に、パルマコスタ人間牧場(ロイド達とレネゲードが協力体制を結ぶイベント)を収録できていなかったことが分かりました。
このイベントは、ユアンさまが登場するイベントの中では「マナの守護塔」「アルテスタの家」に次いで台詞量が多く、ちょっとしんどいのですが、折角なので完全収録を目指すことにしました。
久し振りの英語書き取りで色々不安ですが、少しずつでも書き溜めていきます。
以下、とりあえず収集できた部分のみ転載。


Lloyd
Renegades!

Genis
So that's it. Neil and the others couldn't tell the difference between the Desians and the Renegades.

Botta
We've been waiting for you.

Regal
Are you saying you were expecting us to come here?

Botta
Does it really matter? We have more important things to discuss, such as joining forces.

Raine
…Unbelievable. You actually expect us to trust you after all you've done to Lloyd and Colette?

Yuan
The circumstances have changed.

Sheena
Yuan!

Yuan
Do you know of the Giant Kharlan Tree?

Zelos
The legendary Giant Tree said to have existed in the Holy Ground of Kharlan, right?
It's the tree of life, which produces infinite mana.

Colette
Isn't that just a fairy tale?

Yuan
The Giant Kharlan Tree indeed existed. But the Kharlan War exhausted its mana supply and the tree wilted away.
And now all that remains is its seed left in the Holy Ground of Kharlan.


ここまで書き取って、今更ながら、ゼロスでもジーニアスでもなくコレットが「大樹カーラーンはおとぎ話じゃないのか」と問うことに驚きました。
天使の子供と呼ばれ、神子の使命を受けて旅立った少女が、聖典に記載されている大樹カーラーン(マナを生む樹)をおとぎ話だと疑っているのは、再生の旅の中でクルシスの正体を知って生じた疑問なのか、それより以前から抱いていた疑問なのか、と想像するとコレットの複雑な心理が伺えます。

全体的には日本語台詞の直訳という感じですが、ボータの台詞回しは面白いと思いました。
リーガルから痛いところを突かれて「さぁ、どうだろうな」とトボケてから「それより我々と組まないか」と持っていく台詞が、まず「Does it really matter?」で「そんなことどうでも良い」というニュアンス。続きの「We have more important things to discuss, such as joining forces.」は「もっと重要な話がある、例えば我々が手を組むというような」という感じでしょうか。1文ずつ読むと雰囲気が違うけれど、両方組み合わせると日本語と似てくるのが面白いです。
それから、リフィル先生が「ムシがいいとは思わなくて」と呆れるニュアンスは消えていますね。「actually」と言っている辺りは、ネイティヴっぽさがあります。どう訳していいのか分からない単語ですが(苦笑)。