• 2017年07月登録記事

現在地:ガリフの地ジャハラ
いわゆる「ガリフ前」に到達しました。現在は、ゼルテニアン洞窟の地図を少しずつ埋めているところです。サリカ方面へ行くのは、ラーサーを加入させてからかな。

ライセンスボード

それ以前も延々寄り道している上に、ウォースラを連れてどこまで行けるか試そうとトライアルモードを進めたせいで、LPが貯まりすぎました。
6人を均等に育てているため、レベルはそこまで高くありませんが、2職目解放直後からライセンスボードが半分くらい埋まっているのは、如何なものでしょう。トライアルモードでは経験値やLPが加算されない方が良かった気がします。
あるいは、有料DLCで500円までなら払うので、無印のライセンスボードを配信して欲しいです。

そんなわけで、十分強くてヌルゲーになりつつあったため、攻略性より物語性を重視して編成。シヴァでの戦いは、バッシュVSウォースラの一騎打ちにしました。

ウォースラ戦

ガンビットはOFFにして、「たたかう」限定。
アーシェは初期状態でケアルが使えるので、万一の時は回復させようと思っていたのですが、一度も指示する必要がありませんでした。初手からアグレッサーが解禁されていたら、もう少しいい勝負だったかな。

ウォースラ戦

戦闘後のカットシーンに綺麗に繋がって、満足しました。

ウォースラがアーシェを姫殿下として大切にしていたのは確かだけれど、主君としては見てなかったのでないかと思います。アーシェの方も、ウォースラの意見はすべて受け入れていた節があります。だから、帝国との交渉も、自分が決心すればアーシェが追認すると思い込んでいたのでしょう。越権だと思わなかったところがウォースラの過ちですが、その過ちも、アーシェを守る騎士なだけではいられなかった2年間が生んだ歪みだったように思います。
……贔屓が過ぎるかな?

L'AUTOMNE中野店のケーキ感想第三弾。
見た目で選ぶと予想と違う味のことが多いこのお店のケーキですが、今回は割と見たままの内容になっています。

和栗のモンブラン

和栗のモンブラン

熊本県産の和栗と原産された生クリームを使用したモンブラン。

モンブランというより、ほとんど「マロンシャンテリー」です。
底にメレンゲがある以外は、本当に生クリームと栗の裏漉しだけで構成されています。マロンクリームが分厚くて感動しました。生クリームも、比率に応じて口当たりに軽さを与えてくれます。
甘さは控えめで、とにかく素材の栗を堪能させてもらいました。

コラージュ

コラージュ

一見、シンプルなチョコレートケーキ。
実際は、非常に柔らかい2層のムースになっています。

クランチの効いた土台の上に、ピスタチオムース(下部)と甘みの中に若干の苦さを感じさせるチョコレートムース(上部)。ムースの間にはフランボワーズのジュレが挟まっています。
それぞれの部分だけ食べると、少し茫洋とした味に感じます。しかし合わせて食べると、まずフランボワーズの酸味を感じた後、チョコレートとピスタチオの調和した味わいが残って、贅沢な気持ちに浸れます。すっと溶けていく食感なのに、噛めばザクザク感が楽しめるところも面白く、なかなか面白いケーキでした。

キューブ・トロピック(マンゴー)

キューブ・トロピック

解凍状態によって、異なる味わいを楽しめる冷凍ゼリー。
私は冷凍状態のままシャーベット風に食べるのが一番好みでした。非常に果実感が強く、マンゴーそのものを食べているよう。一口サイズということもあって、パクパク食べてしまいました。
賞味期限があるので、長期保存できない点だけが残念です。

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TOHOシネマズ新宿にて、「早霧せいなラストデイ」ライブ中継に参加。
これは、雪組「幕末太陽傳」「Dramatic “S”!」東京宝塚劇場千秋楽、およびサヨナラショーを生中継したライブビューイングです。

今回は、ラストデイ中継初参加となる友人に誘われたためという、やや気楽な立場での参加。懐かしい「宙組88期トリオ」の最後の一人となった鳳翔大を見送る気持ちはありましたが、全体的には、本気のファンな方々の邪魔にならないよう、小さくなっておりました。
そんな軽いスタンスで参加したことで、改めて実感したことがあります。それは「サヨナラショーは、そのスターのファンの為のものだ」ということです。当たり前だけれど、ファン以外を楽しませることは想定していないと思いました。

全体的には、最後まで客を笑わせようと頑張る早霧せいなのキャラクターが出た、明るいラストデイでした。

ミュージカル・コメディ「幕末太陽傳」

初見は、色々な話の寄せ集めで、少し混雑している感があると思ったのですが、2回目だと本筋と枝葉が分かっているので、スッキリ見られました。中継だと、鍵のすり替えなど見落としていた箇所も気付けて、色々納得できました。

コメディなこともあって、アドリブが多数挿入されました。特に、起請文が衝突した後のシーンで、倉造@悠真倫が選別の包みを2つも3つも出してくるのは笑えました。

名作とは思わないけれど、たまにこういう破茶滅茶でも必死に生きてるお話を見ると、小さいことで悩んでいられないなと思います。若干、宝塚らしからぬ点も含めて「銀ちゃんの恋」を彷彿とさせられました。

Show Spirit!「Dramatic “S”!」

退団仕様の作品なので、中盤以降はグッとくるシーンが多かったです。歌詞を噛み締めると余計に響きますよね。絆の場面では、舞咲りんや早霧せいなが涙しながら歌っていて、こちらももらい泣きしそうでした。
しかし、前回観劇時も気になったけれど、ショーは全体的にテンポが早すぎだったのでないでしょうか。

早霧せいなサヨナラショー

幕開けの「ルパン三世」から、一通りの主演作メドレーが続く早霧せいなのソロで開始。
この冒頭以外も、全体的にトップスター就任後の作品でまとめていたと思いますが、全公演は見ていないため、7割くらいしかわかりませんでした。原曲を知らなくても聴かせる歌唱力をもつスターなら、選曲はあまり気にならないのですが……。でも、これは冒頭で語った通り、聴き手たる私の知識不足の方が問題だと思います。

咲妃みゆのソロも「伯爵令嬢」で未見でしたが、小芝居も含めて楽しめました。
彼女は娘役トップスターの才能を持った役者だったと思っています。それは、声です。ヒロインとしての説得力がある声に、最後まで聴き惚れました。

後半は男役群舞やデュエットダンスにデュエットソング、最後は「グレイテスト・ヒッツ」で元気よく終幕でした。

経歴紹介時にスクリーン映像があると、あの役を演っていた子か、とビジュアルでも認識できて嬉しいです。鳳翔大の時に「華やかなりし日々」の映像が使われていて、テンションが上がったのは秘密です。
香綾しずるの経歴紹介と鳳翔大の挨拶では笑いが起きていました。「我が宝塚人生に悔いなし!」だとか「この瞬間よ永遠に!」とか、鳳翔大本人は至って真面目に言っているのでしょうが、笑いが起きてしまうのが人柄ですね(笑)。

早霧せいなの経歴紹介で、沙央くらまとの競演「雪景色」のエピソードに触れられていて、少し嬉しく思いました。
同期からの花は夢乃聖夏。在団中と変わらぬ元気な笑顔が見られました。
最後の歌は「FOREVER TAKARAZUKA(この愛よ永遠に)」でした。「永遠に男役をやっていたかった」という心情の吐露に重なるような選曲です。それにしても、宝塚は自画自賛ソングの宝庫だわ。

男役・娘役トップスターの二人が同等の厚い拍手を受けていて、二人は本当にコンビとして愛されているんだなと実感しました。それだけに、“ちぎみゆ”での緞帳前挨拶が一番盛り上がっていたように思います。
全体的にカーテンコール回数が多く、終演アナウンスが流れたのに、さらにもう一度早霧せいなから挨拶が行われ、終演アナウンスが2回流れるという、非常に珍しい体験をしました。

3DS「Ever Oasis 精霊とタネビトの蜃気楼」体験版を遊びました。
https://www.nintendo.co.jp/3ds/bagj/index.html

植物や獣がモチーフの可愛いキャラクターデザインと、砂漠のオアシスを育てるというテーマに惹かれて、配信日に体験版をダウンロードしたものの、なかなか触れられませんでした。
そのため、発売後のプレイになってしまいました。

エヴァーオアシス

説明書に開発者・石井浩一氏からのメッセージが掲載されているのが、ちょっと驚きです。それだけ、本作のテーマに思い入れがあるのでしょうね。

本体験版は、システム面の体験に重点を置いたタイプ。
新しい住人のお願いクエストをこなしながら、戦闘とダンジョンの謎解き要素、ハナミセの設置、オアシスのレベルアップといった要素を一通り体験できます。
ゆっくり遊んでも、1時間かからずクリアできました。育成要素が多いゲームだから、体験版も時間がかかるかな、と思って後回しにしていたのに(笑)。

戦闘は3Dアクションタイプ。

エヴァーオアシスマップ

敵の弱点に応じて、操作キャラを切り替えて戦うところは「聖剣伝説」を彷彿とさせます。

全体的にひらがな中心の表記や、わかりやすい演出が多いなど、やや子供向けとも感じましたが、全年齢のプレイヤーが安心して遊べるという良さでもあります。
ダンジョンの謎解きは、仲間の力を駆使する必要があったり、周囲への観察眼も問われるので、なかなか歯応えがありそうです。

物語の導入等は、ダイジェスト風に語られました。

エヴァーオアシス

牧歌的に見えて、滅びの一歩手前の世界という世界観は素敵です。
体験版だけではイマイチ物語の訴求力を感じなかったけれど、キャラクターデザインと、仲間を集めて拠点を発展させるという要素は魅力的だと思いました。

昨日の記事から引き続き、1周目(西アルメキア編)クリア後の総評です。

本作「ブリガンダイン グランドエディション」は、PS(初代)の隠れた名作「ブリガンダイン 幻想大陸戦記」に、追加要素や調整が施された完全版。
なお、アニメパートはグランドエディションで追加されたようです。だからパッケージがアニメ絵なのですね。個人的には、作中のキャラクターグラフィックの方が雰囲気があって好きなので、幻想大陸戦記のパッケージの方が評価は高いです。

非常に中毒性が高いゲームで、「One more turn!」と連続して遊んでしまいました。
もともと、チュートリアルを遊んだ後に「このゲームは時間を盗む」と判断してしばらく封印していたのですが、実際プレイを開始したら凄まじい勢いで進めることになりました。
それでも、まだ西アルメキアが終わっただけで、あと5国分も遊べるんだ、と思うと凄いテンションになります。実は、クリア後にレオニア(中級)で開始しました。西アルメキアとはまた雰囲気が違って、この国も面白い。宗教国家というから狂王と対峙するかと思いきや、シナリオ上の明確な敵は白狼だったのも意外なポイントでした。

レオニア

で、まずイスカリオを滅ぼすまで寝食を忘れ一気に遊んでしまったので、また封印することにしました。

傑作!……と思ったのですが、マイナーメジャータイトルの常としてUIはあまり宜しくありません。
戦略SLGは編成が肝で、特に入れ替えとクラスチェンジは統魔力の都合上密接に関わるから、編成画面を見ながら思い付いたことを確認したいのですが、都度メニューに戻らないといけないので、何度も編成メニューを行き来しました。どのアイテムを誰に装備させられるか分からないのも困りものでした。

メニュー

アニメシーンは字幕がないので、聞き取れないことがあるのも困ります。会話の自動送り機能(デフォルト設定)は便利だけど、ON/OFFはその瞬間で切り替えたかった。
でも明確な難点はそのくらい。戦略SLGとしては素晴らしい魅力があるゲームでした。

内政は一切なくて戦闘だけに絞られていますが、領地を無闇に増やすと防衛に手勢を割かねばならず逆に危険だったり、敵がどこの土地を狙っているかを見極めて手薄な箇所を攻めるなどの部分は戦略要素と言えて、戦術だけでは勝ち抜けません。
そして、いざ戦闘になると、戦い方の自由度が生きてきます。

戦闘

私の解釈では、このゲームは、ルーンの騎士を旗艦とした艦隊戦ですね。戦場での陣形が非常に重要で、単騎でどれほど強い魔物がいても、一体で突っ込めば弱い魔物に取り囲まれて倒されるというバランスが秀逸です。
また、非常に特徴的で戦術を広げているのが、騎士を撃破・退却させると、その騎士が統制しているモンスターが一緒に撤退する点でした。強大な軍を率いて攻め込んできた敵国君主を、捨て身の突撃で倒して防衛、なんて展開は実にこのゲームらしいです。
ゲームバランスは、最終戦のキツさが厳しいけれど、これも「ここまでの育成の成果をぶつける」という意味ではいいのかな。中級にしたら、敵が専守防衛をするようになったり、騎士を狙い撃ちしてくるようになって、かなり手強くなりました。

最大6人で対戦できるモードもあって、仲間と遊べたら盛り上がりそうです。

その他のシステムはシンプルながら、育成要素、人間模様が秀逸。

騎士仕官

西アルメキアでレオニアを滅ぼした際、こう語って寝返ったシャントゥールが、レオニアでプレイしたらバテルヌス司教と親心について話し合っていたりして、グッときます。
在野騎士すらも、一人一人異なる顔とバックボーンと個性があり、使ってみたいという気にさせます。太鼓持ちみたいなのもいるけど(笑)。ゲーム中のステータスで確認できるキャラクター解説文が、状況に応じて変わっていくのも、なかなか嬉しい仕様です。

本作について少し調べると、「銀河英雄伝説」との類似性を語る声が見受けられます。
私もそれが目的で遊んだのですが、銀英伝単独というより全体的に田中芳樹作品っぽさを感じました。
この「銀英伝っぽい」という評価は、決して悪口ではありません。多分、こういう評価をした人はほぼ「銀英伝ファン」だと思います。好きな作品に感化されてできた(ように見える)ゲームが面白かったので、嬉しくなって「銀英伝っぽい」と言ってしまうのでしょう。
実際、キャラクターのモチーフは想像がつくけれど、私が遊んだ範囲ではそのままパクリの台詞があるわけでなかったし、きちんとブリガンダインの世界観の中に落とし込まれていました。
というわけで、ゲーム好きな田中芳樹作品ファンには私からもオススメです。