• 2008年04月登録記事

この時期、新大学生や新社会人で道が混むのは毎年のこと、と諦めていましたが、今日はさすがに驚きました。
満員電車にさらに乗り込もうとするツワモノたちに押された瞬間、小脇に抱えた鞄の辺りから、バキッという破壊音が聞こえたのです。
私を含む周辺の皆さんが一斉にぎょっとし、自由にならない身体で首だけ動かして音の発進地と思しき辺りを確認。私も、鳴ったのは自分の持ち物か? 一体なにが折れた? と青褪めながら揺られておりました。降車後に確認したところ、私の鞄には異常が見られませんでしたので、とりあえずは胸を撫で下ろした次第です。

それにしても、一体なんの音だったのでしょうか。
今思い返すと、あれは下敷きの折れた音に似ていたと思います。
――そう、下敷きって折れるんですよね。
十数年前、風力を受けて動く車のおもちゃを自作して競争すると言う課題が学校でありました。エネルギー効率が云々と言っても、当然強風を受けた方が早いのはわかってましたので、元気いっぱいの生徒たちが、一斉にバタバタと下敷きで風を送り、頑張りすぎた一人の下敷きが真っ二つに……
女子校出身なのに、下敷きと言うキーワードから思い出すことがそれと言うのは、はてどうなのかと思わず遠い目で振り返ったのでした。

予定では、今週末の時点で「フランベル」が3話まで書き上がってる筈だったのですが……捗りません。
フランベルは、自分だけが楽しんで書いていて、特別期待もされてないことが難点ですが、逆にリハビリ用としては気楽で向いています。書かないと余計執筆作業から遠離るので、多少本家とノリが違う文体でも、何か書いているだけ良いかな。

2008年も早くも1/4が終わったので、各サイトの執筆状況(年間目標達成率)など。

AKC

リプライス対象を物色中。
1年半前にG4からサルベージし放置していた書きかけファイルも、全部見直しました。その中に2~3年生が全員登場する話があったのですが、どんな展開にする予定だったのか思い出せず、凄く悔しいです。


 暮れない夕焼けが小さな天井窓から射し込み続けるようになってから、どのくらい時が経過しただろう。
 紅く染め上げられた文字が滲んだような気がして、天麗は一旦目頭を押さえた。文章読解は特別不得意でないが、得手と言う訳でもない。それも長時間の労働となれば、疲れを覚えるのは当然だった。
 手元に視線を戻す前に一度辺りを見渡して見ると、疲労の色を浮かべた面持ちでそれでも懸命に各々の手にした書物を読み進める級友たちと、半分眠りの世界に導かれかけては必死に起き上がる下級生の姿が見えた。部屋の隅からは、監督員として同行したシオン・ペク教師が一行を見守っている。反対側には天麗の担当教師でもあるシュウ・スクード教師がいる筈だった。ほぼ全員が一丸となって作業を進めている。
 だが、未だ終わりは見えない。見付かれば一瞬で終わる可能性もあるのだが、疑わしとして積み上げられた未読書籍は数百に及ぶ。その事実に溜息がこぼれ落ちる空間の中、彼らはただ黙々とページを捲っていた。


時が凍結された世界。落ちない太陽に照らされる中で、異界の知識を探す学生達のお話。
一体どんな展開が待っているのか、私が読みたいです。

天の響

最終封印がまったく書けていません。
6月に強化月間、と言っていたけれど忙しくなりそうな予感。しかしラタトスク前に設定しないと絶対実現しないので、頑張ります。


「ロイド、大丈夫? やっぱり交代しよう?」
 声は、まるで旅人を労る小雨のように頭上から聞こえた。振り仰いだコレットは、ノイシュの背に膝を揃えて座り、白い靴を揺らしていた。


私もコレットに癒されたい! OVAでのイメージに引き摺られないよう注意しながら書いてますけれど、ドジっ娘要素は薄いかも。
なるべくジーニアスの出番も増やしたいと思ってます。もちろん良い方向に。リフィル先生の出番の少なさも気になっているのですが、まぁ私が考える先生の見せ場はもっと後なので、今は構いません。遺跡マニアっぷりも、そこまで強調しない予定です。

「テイルズ オブ シンフォニア ラタトスクの騎士」、Amazon予約開始。

今回も特典としてドラマチックDVD付とのこと。
アップルグミ篇(PSPファンタジア)、オレンジグミ篇(PS2デスティニー)、レモングミ篇(レディアントマイソロジー)……とタイトル的にネタ切れが近く、イノセンスは「ボイスアドベンチャー」と言う別物だったので打ち切ったかと思っていました。
もっとも、PSP版リバースでの特典名称はピーチパイ篇だったのですよね。最早グミでなくても良いなら、スペクタクルズ篇なんてどうでしょうか。アイテム機能に合わせてトリビア的なネタでまとめるとか。
まぁ、まだグミの種類が残っているので、ラタトスクの特典は「パイングミ篇」と予想です。

あの学園アニメ風OPはなんですか。
傘でゴルフのイメージ練習をしてるメルトを、うかつにも可愛いと思ってしまいました。ドルアーガと思わなければ、オープニングは凄く好きです。

MacではGyao動画が見られないため詳しいことは分かりませんが、事前の噂通り、Gyao先行で流されていた映像は1話でなかった模様。
しかも地上波とGyaoで違うシナリオが放映されたんですね。地上波が表1話「ドルアーガの巨塔」でGyaoが裏1話「ジルの冒険」。
だから遠藤氏は同時視聴するように推奨したのですか……。と言うか「表」と「裏」の扱いは逆じゃないんですか。どう考えても夢の中の妄想である「巨塔」の方が裏シナリオと呼ぶべきだと思います。あと、放送前に説明しておくべきじゃないかしら。今はネットがあるから、地上波とGyaoで別物だと勝手に気付く、と思ってるのかな。

まさかのグレンラガン作画とか、いきなりローパー触手プレイとか、遊び過ぎで、これは2話以降真面目な展開になっても逆に困るんじゃないかと思いました。
ここまで阿呆だと笑うしかない反面、ドルアーガの冠を外して欲しいような、凄く複雑です。

風竜騎士団66年131日到達。
また長時間プレイしてしまいました。ゲーム内でも、三度目のナグゾスサールを退治したり、隊長が引退したり、前回大騒ぎした祈祷師カロシャリの息子が入団志望してくるほどの時間が経ちました。

ナグゾスサール戦は、色々怖い要素はあっても慣れた感があるので、遠征中に出現したところを即退治。衰退期の団員が2人も参加している隊列でしたが、安定した形で倒すことが出来ました。

待望していた隊長の娘リアが入団。15歳(16-19)。
……隊長家の一人ッ子なのに、こんなに衰退期が早くてどうしよう、と一瞬途方に暮れましたが、既に隊長も衰退期突入から長年が経過しており、迷っている暇はありません。
とにかく急いで王都に戻ると隊長職を引き継ぎ、ゲシュタルトボードでの初期位置が近いアーチャーを配偶者候補としたら、後はひたすら隣接させて二人の間を支援。そうした御陰で、晩婚の多いハイウィンド家としては驚きの17歳で無事ゴールイン。翌年息子を出産し、その翌年に湧いた若返りの泉も思い切って隊長へ投入。が、運が良かったのはここまでで、残念ながらその後は子宝に恵まれず、娘は生まれませんでした。こうなると、隊長の家名は途絶えてしまうんでしょうか。まさか姓が違うと引き継げないことはないでしょうけれど、初クロニクルで勝手が分からないため、少し心配です。
あとは、息子が長生きタイプであることを祈るばかり。
しかしこのリア隊長、衰退期の短さを除けばなかなか有能なようです。まず、遠征での安定値獲得歴代1位の座をブラッドから奪取。戦闘後には余程目端が利くのか、アイテムを見付けること度々。三世になる子供達の御陰とは言え、隊の強さも安定しています。噂の回収順を間違えたりする方向音痴ぶりを見せますが(それは私の操作が問題なんですけれど)、それは愛嬌と言うものでしょう。
息子が加入するまで、老いた身体で申し訳ないけれど、頑張って欲しいものです。

さて、待望の二世祈祷師テロンは、15歳時点で素早さ8.5と言う脅威の新人でした。その後も順調に伸びて、今ではエルミと互角に渡り合えます。それ以外も、祈祷師とは思えないステータスです。
無理をして0日遠征をした甲斐があった、とホクホクしつつ、この血筋を絶やさぬようお嫁さんを選定。一時、女性が隊長と魔女一人しかいなかったほど男性率が高い時期があり、かなりの子が結婚できていないのですが、彼は募集で加入した忍者に告白して貰えました。でも「考えさせて欲しい」と言った後に手料理イベントが発生するとは、意外性のある男です。父親の時と違い衰退期まで間があるので、こちらも微笑ましく見ていますが、これで纏まらなかったら悔しいですね。
なお、テロンの母親である若返り魔女は、二世魔騎士と再婚。息子を2人も産んでくれました。彼女には風竜騎士団の母親と呼ぶべき貫禄があるように思います。

とにかく、災厄までもう34年。そろそろ最後の戦いに向けた準備に入りたいと思います。