• 2009年05月登録記事

もう25題も書いて来たのに、未だにゼロスが巧く表現出来ません。
ゼロスは既に多くの素晴らしい書き手さんが愛ある作品を多々作り出されていますし、人気キャラであると言う点も配慮してしまうため、私としては、なかなか自由な発想が出て来ないようです。
ここ最近の数編を読み返すと、無難なお話に収まってしまってるなぁと反省。短くても、読み手を良い形で裏切るネタを仕込みたいんですが……

さて、最終封印は38話を相変わらず執筆中です。
連載とは言っても一本の小説ですので、文体を揃える為、間が開いてから書き進める場合は、一度前の話を読み直しています。
で、37話に誤字を発見。こそっと修正致しました。申し訳ありません。

そろそろ星組版公演が始まってしまうので、心持ち急いで花組版感想をまとめ中。

【第5場 マッカツ】
マッカツを占拠したホゲだが、白虎の神器を見付ける事ができず民衆を虐殺する……

なるべく雰囲気を出す為に地名を漢字表記していたのですが、マッカツと言う地名が漢字が出ませんでした。残念です。
非常に短い場なのですが、出だしの音楽聞くだけで気が高まります。
神器が見つからない事を報告するイルスは、まるで犬が耳と尻尾を垂らしてるように見えて、先の出番ではあんなに悪い顔をしていたと言うのに、凄く可愛い顔に変化しています。ホゲ様の前では借りてきた猫状態。
そのホゲ様は、完全に「目がイッてる」様子で、イルスの丸めた尻尾を踏みつける勢い。
ここで「賞金を出し、密告させるのだ」と言ってますが、一件もタレコミはなかったのでしょうか?
偽の神器を差し出す悪い村人が出て来るような展開があっても、面白そうだなぁと思います。ちょっとネタに出来そうです。

【第6場A 阿佛蘭寺】
キハはタムドクの子を身籠っていたが、ヤン王の遺言に従いタムドクから憎まれることを決めていた。
プルキルはキハをホゲに嫁がせる事にする……

下手銀橋近くからのアングル、格好良いです。プルキルのヒタヒタと忍び寄る巨大な悪と言う雰囲気が、カメラアングルとマッチしてると思います。それに、こんな一列目席は普通座れないので、興味深い視点です。
少女キハは何度観ても美少女ですね。風の噂によると、凄い大根らしいけれど、美しい事は素晴らしい武器なので、是否早く成長していい役者になって欲しいです。

ちょっと思い付きで短いお話をこちらに。

【第6場B 王宮内】
西百済から帰還したタムドクたちの歓談の中で、スジニが東百済の姫にして、黒朱雀の転生であることが判明する。
タムドクに想いを寄せていたスジニだが、タムドクからは兄妹のようでいて欲しいと言われる……

舞台では本筋に関係のない、スジニイベントの消化。
黒朱雀の転生と言われて、みんな大変な勢いで反応するけど、黒朱雀と言うものは一般人に普通に知られてるのでしょうか?
スジニは、かつらが微妙に大きいのか、頭が大きい幼児体形で、ビジュアル的にはあんまり好みではないのですけれど、さすがに愛音羽麗の演技は深いです。
ただ、二人の会話があまり噛み合ってない、如何にも「ドラマにあるから無理矢理入れました」なシーン、スジニの出身は7場で必要な情報だけれど、転生の話はこの後全く関係なくなる、と言う諸々の点を考えると、ドラマファンの方には不満でしょうけれど、スジニの恋はカットで良いのではないかなぁと思います。
星組では役の比重が更に軽くなるようなので、実際そうなりそうですしね。

DVD感想が該当シーンまで進んだので、ちょっと思い付きで短いお話。


「ヨン・ホゲもお前に惚れている」
キハはその言葉を奇怪な気持ちで受け止めた。
彼が自分を見つめる視線に、愛はおろか、恋すら感じたことはない。一夜限りでも愛された身だから分かる。彼の視線はキハの身体を通り過ぎて、何処か遠い所を見ている。
それが分からないプルキルは、きっと人を愛したことも、愛されたこともないのだろう。
そう気付いた時、キハは長年彼女を苦しめた悪しき魔術師を、初めて哀れに思った。


実際のところ麻生は、プルキルはカジン様を好きだったのではと思いますが、本人は気付いてなさそうです。

最近食べた変わり種ラスク。

【東京表参道ケーキラスク@ユーハイム】
バターケーキから作られたラスク。
口の中で粉がほろほろと崩れる、普通のラスクとは全く違う食感。ポンタラスキュ(カステララスク)を食べた事がある人は想像可能。

【クロワッサンラスク@OHZAN】
文字通りクロワッサンのラスク。
こちらはクロワッサンならではのサクッと言う食感が、とても良い味わいを演出。脆いので注意必須。

どちらも美味しかったですけれど、私個人の正直な感想を述べると、自費での再購入はない、です。
両者に共通する不満は、敢えてラスクである意味を感じなかったと言う事。私はちょっと硬めの、バリバリした食感のラスクが好みなので、特にケーキラスクは方向性が全く違うなぁと思います。
ラスクではなく、ケーキラスク=ビスコッティ亜流、クロワッサンラスク=クロワッサン、として食すと問題なかったので、ラスクと言う食品に対する好みの問題ですね。
上述のポイントを踏まえて、そういうラスクを求めてた!と言う方にはオススメ出来ると思います。

ところで、最近考えてるんですけど、塩味のラスクって作ったら美味しくないかしら?

「ラタトスクの騎士」小説のユアンさま記述を確認する為、本屋に寄ったのですが、矢島氏のファミ通文庫本がアビスしか置いてませんでした。アニメ化効果でしょうか?
微妙に悔しくて、ジュンク堂まで足を伸ばしたのですが、文庫本は全部ビニールが掛かってるんですね……最近行ってなかったので、忘れてました。さすがにジュンク堂なので1巻2巻は置いてありましたが、内容確認が出来なかったので、代わりの戦利品を買って帰りました。

「ソード・ワールドRPGリプレイ・アンソロジー デーモン・アゲイン」!

バブリーズ本編リプレイがあったら買いたかったのですが、さすがに見付けられませんでした。たまに読みたくなるんですが、古本屋で探すしかないのかな……。
取り敢えずデーモンアゲインから読んで、スイフリーのビビリプレイにリプレイ当時からの差を感じつつも、戦い方はさすがの策略プレイで面白かったです。シナリオ自体は、旅の一コマという感じの内容で、もう少し厚みが欲しかった気がします。
スイフリーの中の人(笑)の小説は、そんなに好みではないのですが、TRPGプレイヤーとしては凄く尊敬してます。でも自分がGMだったら絶対セッションしたくないな。
残る二編は、「やっぱり、猫は好き」の方だけ試しに読んでみました。経験値の浅いプレイヤーが好き勝手し過ぎかなぁと思いつつ、ネタが軽くて楽しいので、意外と楽しく読めました。