• 2010年10月登録記事

「タクティクスオウガ 運命の輪」サントラ公式サイトで、視聴が可能になりました。
http://www.square-enix.co.jp/music/sem/page/tacticsogre/

ほんの数秒ずつなのが悔しいけれど、複数の曲が聴けて楽しみ度がアップしてきますね。一部「伝説のオウガバトル」の曲も入ってるのは、どういう使われ方をするのかな。
しかしボーナスディスクが8cmCDとは驚きました。ここだけW.O.R.L.D.効果で時が15年前に戻っているのでしょうか(笑)。
サントラは買わずに済ませようと思っていたのですが、やはりコレクターズパックを買うべきだったでしょうか……。
でも、パックで個人的に一番の目玉だった描き下ろしイラストは壁紙提供されたんですよね。速攻ダウンロードして嬉しい反面、パックを予約した人々に申し訳ない気分になりました。

サイトのBGMは、公式サイトで聞けるBGMと一部重複しているのですが、音の響きが違いますね。
あと、今まで公開されていなかったタロットカードの絵が密かに垣間見えるので、無駄にウィンドウサイズを拡大縮小している状態です。

また、実装されるはずだと信じていましたが、PSPの通信機能を使った対戦モードもちゃんとあるようなので、2月末の鑑賞会は本格的にオウガ対戦会になるかも?ですね。

ショコラティエ パレ ド オール
http://www.ovaleliaison.com/palet-dor/

チョコレートケーキが置かれていたので購入(スフレショコラとガトーショコラ)。
しっとり重みがありながら、味わいには軽さもあり、繊細な味わい。甘さはかなり極限まで控えられていました。プロの作品に対してこう評するのも変ですが、隅々まで「良く出来た」ケーキでした。
正直に言って、久し振りの大ヒットです。
日本人パティシエですので、応援の意味も込めて、次回は是非ショコラを味わってみたいです。

リートは何時でも微笑みを湛えている。
――「月至 第一章」より

1年に1回のペースになりそうなAKCキャラトークは、今更第一部(旧ACT1〜ACT3)主人公のリート語りです。
なお、今回は多少のネタバレを含みます

取り上げておきながら早くも白旗を振る事になりますが、リートは抽出した上記の文以上は、特に表現のしようがないキャラです。
なぜそのような性格になったかは言及を避けますが、周囲の先輩たちが心配している通り、第一部のリートは殻を被っていると思って頂いて間違いありません。恐らく読者の皆さまもその事実を見抜いていらっしゃるために、よく「腹黒そう」と評されるのでしょう(笑)。
但し注意したいのは、リートは裏返されても真っ白な性格だと言う事です。

リートの能力「神法」の設定は、初めから命を削る力と決めていました。
自分の命を削る代償に他人を癒す能力は、例え偽善だとしても善の要素がなければ使えないものだと私は思います。
つまりリートは本質的に善なのです。
結論を語ると、そんな元々善要素が強いリートが、その上で更に一点の瑕もない善そのものであろうとして、普通の人間性まで抑制して不自然な状態に成っているのが第一部リートなのです。
故に、殻を破ったACT4以降になっても、リートの行動はあまり変わりません。印象も、正直あまり変わらないのではないでしょうか。
それで良いのだと私は考えています。

なお、公開中止中の長編「月至」は、元々院とは別に考えたお話でした。
それをリートが院に来た後の時間軸に置き換え、登場キャラの一人をイクスに変換して書き出したですが……これが当初の予想より複雑なことになってしまい、全面的に構成を考え直した方が良いと思って公開を取り下げています。

アラタシナリオを終了しました。
実は、アラタシナリオを進めている途中、非常に夢見の悪い日がありました。実は、麻生は高校生時代に人間関係で悩まされた事があり、その頃の事を思い出す内容でした。これは、アラタシナリオ(その時は7章時点)が原因だと思い、早くクリアしようとPSPを起動したら、その日の占いが大凶でした。
凶ってあったんですね! と言うか、この占い当たってるわー……。

いつの間にか、真奈美が「天童先生召喚」の技を使えるようになっていて笑いました。
しかも召喚回数が後1回と言うことは、事前にどこかで呼び出したんですね。あと1回分は残しておかないと、天童先生シナリオがクリアできなくなりますよ(笑)。
各シナリオは別物なのに、リンクしてる部分があるのでなんだか不思議な構成になっています。

学園祭の裏メニューで永田秘書が指命した「中田さん」と言うのは、八雲の付き人マコちゃんのことですか? 結局この二人の関係、八雲シナリオが終わっても良く分からないままなんですよね。どこで明かされるのかな。
真奈美が天ちゃんにする「デスクトップパソコンを開けた時に〜」と言う怖い話は、ノートパソコンの誤植でしょうか。自分には突っ込めないと分かっているのに、思わずアナログパットを動かしちゃいました。

9章は、完全に「続く」展開なのに、試験、究極の選択、デートイベントと挿入されると、間延びして折角の「引き」が消えてしまいました。しかもこのデート話、時系列で考えると10章より後の話ですよね。
せめてデートイベントのタイミングくらい、シナリオに併せて変更出来なかったのかな。
折角色々新しい要素が盛り込まれていたのに、勿体なかった印象です。

通常結末(LOVE272、STUDY704)でした。
余りにSTUDY偏向で、途中から不味いと思ってスルーも打って行ったのですが、間に合わず。今までで一番偏った数値だと思われます。
でも内容は先生エンドで良い感じです。
「むにゅむにゅのもにゅもにゅでどばだばげきごこ」が面白過ぎて思わずメモりました(笑)。
確かに、志望や本人の資質と無関係に、解剖が平気か否かで理系と文系って分かれますよね。まぁ、アラタの場合は、真奈美が看破してる通り嘘なのでしょうけれど。

ところで、後半P2が全然出て来なくて、存在を忘れてました。ライバルキャラが別に設定されていると、P2って薄くなっちゃうんだなぁ。

一応、お約束の「裏聖帝秘譚」第5章へ。
前回上條先生が怖かったことを覚えているので、非常にドキドキしながら開始しましたが、随分甘い展開。
これは、天ちゃんルートの裏シナリオと言う事になるのでしょうか?
6章はどういうことになるのか、一層謎めいてきました。那智シナリオに行って確かめるしかないですね。

宝塚花組「麗しのサブリナ/EXCITER!!」11:30回観劇。
前トップスター春野寿美礼さんが客席に来ていたようで、組子からSS席へのアピールが盛り沢山でした。
また、髪型まできちんと整えた着物の集団がいらっしゃって、ちょっと目立っていました。

一幕「麗しのサブリナ」は、御存知オードリー・ヘプバーン主演の同名映画を世界初ミュージカル化した作品。
タイトルロールのサブリナ@蘭乃はなは、今作から娘役トップスターに就任。
元々サブリナが主役の作品だと言う脚本上のアドバンテージと、丁寧な心理描写で好スタートと言う印象でした。早くも当たり役なのでは。心配の種だった歌も、音程はしっかりしていたので、後は腹式呼吸が身に付けば安心でしょうか。
ライナス@真飛聖は、サブリナを好きな振りをして騙しているのですが、ハートフルな芸風の為か騙している感がない(本心から好いて見える)のが最大の難点で、脚本を難解に見せてしまっているように思いました。
デイビッド@壮一帆は、お得意のドラ息子役。サブリナから想いを寄せられている為に出番も多いし、最後は兄を送り出す等美味しい役でした。
ストーリーテラー@愛音羽麗は、色々な役を兼任しているので何着も衣装替えがあって面白かったけれど、役としては最初から最後までストーリーテラーに徹した方が良かったのでは?と思います。
他の男役はあまり印象に残っていません。デイビットの友人なんて、4人もスターがいたのに、登場シーンしか覚えていません……。
逆に、娘役はそこそこ優遇されていて、エリザベス@天咲千華が、良い味を出していました。グレチェン@花野じゅりあは相変わらずの巧さだけれど、偶には違う役柄が観たいですね。
集団芝居では、ララビー家の使用人ズなども良かったのですが、中盤以降姿を消してしまうのが残念でした。
そんなわけで細かい不満点はありますが、元の脚本がブレていないことと、何より久し振りのハッピーエンドと言うことで、笑顔で観劇出来るお芝居になっていました。初観劇にも向いてそうです。

二幕「EXCITER!!」は昨年11月に見たショーの再演。
大劇場で、同じショーを同じ組で再演すると言うのは、初めてのことではないでしょうか。演出の藤井先生の黄金構成が嵌まった良いショーだけれど、前回とほぼメンバーが変わっていない同組で再演するのは、少し残念でした。もしこれが贔屓組だったら、トータルのリピート回数を考えちゃいますもの(苦笑)。
蘭乃は、健闘していたと思います。多少お披露目仕様に直されていたことと、デュエットダンス後の銀橋上の挨拶で、真飛が蘭乃に先に挨拶させた辺りに、優しさを感じました。
オープニングの盛り上がりは、前回観劇時と同じく最高。
美の革命は、全体にテンポアップしたのかな。天才デザイナーのソロが短くなっていたような気がします。
冴えないダメリーマンMr.Yuが変身するストーリー仕立ての章で、Mr.Yuに腹立たしさを感じてしまう私は、狭量でしょうか……。
命の革命で、ハバナキング@愛音羽麗がナイフを取り出した時の暗い瞳に、オペラグラスが離せませんでした。虞美人の韓信以来、格好よさに歯止めが掛かりません。

少し気になったのですが、エトワール(エキサイトシンガー)が、絵莉千晶でなかった気がします。芝居の母親役でも、歌台詞なのではと思われるシーンを台詞で言っていたので、喉を痛めているのでしょうか。彼女はこの公演で退団するので、是非千秋楽までには復帰して欲しいですね。