東京丸の内にて行われている「Marunouchi Bright Christmas 2011 Special 宝塚歌劇展」を見てきたので、簡単にレポしておきます。
丸の内オアゾ
衣装デザイン帳、ポスター展示など。
「モンパリ」のとある衣装に、「三越提供」というメモが記されていて、衣装のどの部分を指しているのか、色々想像させられました。
丸ビル
体験用大階段と、「ベルサイユのばら」で使用した馬車。
大階段はシャンシャンを持ち、三番手クラスの羽根を背負って撮影する形で、私は恥ずかしいから絶対やらないと思ったのですが、意外と「待ち」の行列ができていました。
大階段は階段の幅が狭いと聞いたことがあるのですが、横から見た感じでは、幅より高さが辛そうだと思いました。
そのため、直後の観劇では、裾の長いドレスを着てスタスタと斜めに大階段を降りてくる野々すみ花にドキドキさせられました。
馬車は不人気で、ほとんど人がいませんでした。
なお、ここに飾られている大きなクリスマスツリーも、シャンシャンをモチーフにしているようでした。
新丸ビル
帽子とスターブーツなどの展示。
芝居、ショーを問わず、比較的近年の作品からの出展が目立ちました。
「エリザベート」からは、2002年花組版(大鳥れい)と2009年月組版(凪七瑠海)の喪服時の帽子が出展されていました。予想外に点数があり、こんなに付け替えていたのかと驚かされました。
展示品を実際に着用した舞台のハイライト映像も流されていて、コンパクトに凝縮した展示で大変面白かったです。
東京ビル(TOKIA)
群舞とデュエットダンスのパネル、昭和初期の座席券・マッチ箱展示など。
ダンスシーンを写真で見ても……と思いましたが、群舞は躍動感があって面白かったです。
宙組は、最新作「NICE GUY」からでした。デュエットダンスが中詰「Yellow jacket」のラストだったのは、少し不満です。あれはデュエットダンスと見なすのでしょうか。
また、黒燕尾の群舞シーン映像が流れていましたが、中途半端な編集だったのが残念でした。
The Orchid 丸の内店にて、オリジナルメニューの「リゾットチャーハン」を頂きました。
中央に花をかたどったスモークサーモンがあり、これが「花」組をイメージしているとのこと。
あんかけチャーハン的な食感ですが、味は洋風で、なんだか不思議でした。見た目は華やかだし、ごく普通に美味しかったです。
オリジナルメニューを注文するとプレゼントされるポストカード(6枚組)は、下記の内容でした。
・トップスター5人+轟理事(写真はTCA Press表紙で使用された最新公演)
・各組パレード写真
花:ファントム(華形ひかるから朝夏まなとまで)
月:不明(明日海りおから青樹泉まで)
雪:ROYAL STRAIGHT FLUSH!!(緒月遠麻から沙央くらままで)
星:めぐり会いは再び(白華れみから真風涼帆まで)
宙:NICE GUY!!(北飛海莉から十輝いりすまで)
宝塚大劇場には「プチミュージアム」がありますが、東京ではこんなに色々展示を観る機会もないため、なかなか楽しかったです。