• 2014年05月登録記事

現在地:要塞から帰還
遂に1桁。ここまで3段飛ばしくらいでランクが上がっていましたが、さすがに1桁はセンゴク(6位)→ノーマ(5位)→ゼブリラ(4位)→ロザ(3位)と順に撃破していきました。

今回の展開では結構な人数が死にました。直接目の前で死んだキャラクターもいれば、後から語られたキャラクターもいます。また、描写されていない死もあったと思います。
このゲーム、割合コミカルなシーンもあるのに、時々異様に辛辣だな、と感じます。
全員が戦士だから、殺伐としているのが正しいのかもしれないけれど、仲間(または今後の展開で仲間になると推測される人物)から「殺す」「死んで」なんて強い言葉を言われるのは、あまり嬉しくないです。
その上、誰も遺恨を残すことはない代わりに、謝りもしないのですよね……。

というわけで、レゾナール海岸にて展開された、レンによる作戦。
結局、失敗に終わるわけですが、これは、そもそもどういう作戦だったのでしょうか。ファズを誘き出すという点では一応成功しているんですよね。問題は、噂だけで良かったのに本当に人を集めて、その結果、被害を広げたという点。もしかして、レン本人とレン組とが、目的意識をちゃんと共有していなかったのでは、なんて疑ってしまいました。
展開には文句をつけましたが、ムービー直後の選択肢は不意打ちで、おっ!と思いました。

七騎士と直接対決するため、ケイロニア高原へ。
ガルガノは好きでしたが、誰かが裏切っているとしたら一番可能性があるのは彼だったので驚きはしませんでした。それよりも、ガルガノの死をみんなが直ぐ終わったこととして片付けたことに、悲しくなりました。
ストーリー的に不幸なのは間違いありませんが、考えてみれば、そもそも終盤になって登場、味方側キャラクターなのに合鍵が渡せないし銃使いと、ゲームシステム的にも不遇な男でした。

七騎士に勝ってランキングが入れ替わった直後、ジグの反応が可愛くて思わず激写。

え!?

センゴク自体は、割と分かりやすい攻撃な上、変なスキルもなかったので、いつものランカー戦と同じ対処で攻略できました。
ノーマは、初めて戦った時には防壁で悉く防がれた印象がありましたが、攻撃直後などでSP切れしている時や、攻撃技の発動予備動作中に攻撃すれば、防壁を張らないようです。
ゼブリラは、とにかく短期決戦で何も考えずスキルを叩き込んでいけば勝てました。ジグは誇りがないと怒り狂っていたけれど、こういう人物は開き直っているくらいで良いと思います。
逆に、七騎士として最も真面目に務めていた筈のロザには、少しガッカリさせられました。彼女は、他者を導く存在としての立場でいたいだけなのかな。

ガンドアに戻って来て、すぐには突入せずフラフラしています。
闘技場を全制覇したためか、闘技場MR.Tからの指名戦が来ました。ごく普通のモブ顔だと思っていたトレンスが、こんなポジションに昇格するとは意外でした。でも、闘技場を制覇するほどの強さかは微妙なところですね。

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荒川弘版 漫画「アルスラーン戦記」2巻

先月発売された1巻の感想は、2014年4月9日記事参照

2巻に収録されたのは5〜10話。お話としては、エクバターナが陥落しイノケンティス七世が入城。捕らえたタハミーネの魅力にノックアウトされたところまで。一方、アルスラーンはナルサスを臣下に加え、エクバターナを目指す途中。
前回は「進撃の巨人」しおりが付いていましたが、今回はアルスラーンとダリューンのしおり付きです。

今回は手放しで褒めたいくらい面白かったです!
1巻はまだ物語の舞台を整えていた段階だったので、なんとも評価し難かったですが、2巻では全体的にテンポが良く、あちらこちらで物語が動き出したので楽しいです。また、読者の笑いを誘うことを意識した、漫画的なおかしみも色々盛り込まれていました。
エクバターナでの虐殺など容赦ないシーンも多いのですが、ギャグパートがあると緩急が付いていいですね。

アルスラーンの部下は、ダリューン筆頭に「一騎当千」という印象なのですが、今回はナルサスとギーヴの無双っぷりが気持ちよかったです。
特に、変な言い方ですが、ギーヴがちゃんと美形キャラとして成り立っていたのも良かったです。荒川先生は、見た目で分かりやすい「美形」はあまり描かれないイメージだったのですが、こうなると、絶世の美女ファランギースへの期待感も上がりますね。

3巻は11月発売予定とのこと。楽しみです。
なお、コミックス内に原作小説「アルスラーン戦記」14巻 天鳴地動の広告が入っていましたが、なぜか発売日が載っていないチラシでした。
来週、5月17日発売らしいです。

お題のシチュエーションに対して、各キャラクターがどんな行動を取るかを考え、100字以内でまとめていきます。

今回のお題は、対象を教室長に絞って「もし教室長代行を頼むとしたら」。
例えば、実習先で未確認ウィルスに冒されたため、一週間隔離生活を送ることになった……というとき、各人は誰に後を託すのでしょうか。
※お題の都合上、配属キャラクターが少ない教室は外しています。

イクス(ルクティ教室)の場合
「……レイヴに頼むのが安心かな」
報告・連絡・相談の内、前2つを評価。相談はあまり期待できないので、オブザーバーを勘の鋭い真理に頼む。
一瞬だけ、ラメセスが引き受けてくれる確率を計算したことは秘密。

アーデリカ(ベーギュウム教室)の場合
「考えるまでもなく、エファね」
エファなら最初から教室長だったように業務をこなすと信頼して、特に説明も、他の教室長へのフォロー依頼もしない。有り体に言えば丸投げ。

オムク(リカルド教室)の場合
「クレハにやらせてみよう」
人と関わる機会を増やそうという親心。同時に、他の人物だと反発しそうな級友ナディが、協力的になるだろうことも見越している。これぞ人事の妙。

ヒカル(カイ教室)の場合
「シィン以外なら誰でも良いんじゃない? カイ教師は完璧だから、教室長の責務なんてないも同然だし」
なお、実際はカイ教室では教室内成績順で教室長を決めるため、代行は次席が務めることになる。

サルゴン(スクード教室)の場合
「真面目じゃないと困るから、天麗かな。本人は嫌がりそうだけど」
同性なら気安いと考えてセララとアーデリカに後見を頼むが、後になってから人選を間違えた気がして、落ち着かない日々を過ごす。

セララ(ユ=ノ教室)の場合
「サルゴンちゃんが、ウチの教室のことも面倒見てくれるよね!」
結果、サルゴンが2倍働く。

現在地:決起集会後
ウェルマーに始まり、ウェルマーに終わった回。
最初は冷たい官吏の印象だったのが、次第に人間としての個性が見えて来て、採取的には熱い闘志のある男で終わりました。……終わってしまいました。
機構からアンチ認定され、人生終わった局面で強がれるところが凄い格好いいと思っていたのに!

ウェルマー

ユーリは元々物語的に敵扱いですが、そこにウェルマーの仇という要素が加わったので、本気で敵視することにしました。

ということで前回の続きですが、一家解散の後はひたすら修練に励みました。
初めて会う事情を知らない人々は、みんなそれなりに評価してくれる反面、以前からの顔見知りの目は厳しい。でも衛兵組はなんだかんだ言いつつ受け入れてくれている気がします。

ウェルマーからの情報を元に、初めての北東方向へ。
レオン峡谷→ソダー回廊→ニシュラ氷河と、体力回復ポイントがないのにイビノスが彷徨いていたりランカーもいたりで、少し息切れしそうになります。初めてスキル回数回復アイテムを使いました。
七騎士ロザには、こんな時に力試しを申し入れてくるな!と思いました。

移動制限区域を越えるためだけにジグのランクを奪おうとし、それが叶わないと配下になることを申し入れてくるガルガノは、可愛い奴だと思います。言っていることも、ランキングがすべてのこの世界においては若干異端な気がするけれど、逆説的に現代日本人である私には共感しやすいです。
ただ、銃使い&逆立てた金髪&眼鏡に、なんとなくヴァッシュ@トライガンをイメージしちゃうのですが、能力的には雲泥の差ですね。ユーリに挑んだとしても、返り討ちが関の山じゃないでしょうか。

で、一方のジグは最近、他人を「アンチ」か否かで判断しようとし過ぎですね。
実は、少し鬱陶しいと思い始めていたのですが——

ランクを付けておれの価値を教えてくれる

ランクがないと安心できない、自分の価値を自分で決めることができない不安の現れだったのか……。平穏な生活を捨て、自分から戦う世界に飛び込んだ主人公としては、少し意外な人物像でした。

機構寄りの人間であったジグとレンですが、実力者たちに囲まれて、ひとまず機構に対する反対勢力アンチ・バザルタの主張を聞くことに。
タイロン一家解散以降、コメディ色は薄めでしたが、ここで明かされる「七騎士同士は戦わないので、1位はクジで決めた」という下りには笑いました。とは言っても、実際にハースが一番強いでしょうけれどね(ゲームシステム的に考えて)。

戻って来たら、機構が闘技場で催しをするので、492位から、一気に100位以内を目指すことに。
3連戦の最後の相手が、以前の修練で登場した宿屋襲撃犯の1人ケリー(291位)だったので驚きました。ジグに負けた途端、「師匠」と呼び慕ってくる変わり身の早さと、純粋に可愛い造形とが気に入って、再会したいと思っていたのですが、まさかランクを抜かされているとは……。
ジグ並の勢いでランキングを駆け上がって来たということになりますね。
でも、勝ったジグは優勝報酬として95位を手に入れるのだから、ケリーのランクまで奪わなくても良いのになぁ。

カードの荒稼ぎにも飽きたのと、GFがもっと欲しくなったので真面目に物語を進めました。
現在地:デリングシティ(魔女暗殺作戦中)
そろそろディスク1終了ですよね。サクサク展開するので、物語自体は意外と短めなのか?という気がしてきました。

列車内ではラグナ編へ移行。
普通、個室にいた集団が全員眠りに付いたら、ゼルでもちゃんと催眠ガスを疑うんだな、と少し見直しました。
でも2回目ではもう慣れて「あっちの世界に行った」と言い出せちゃうのは、やはり元々ファンタジー世界の住人だからかしら。

ラグナ編では、ラグナ君の調子の良いところやテンパリ具合を見て、微笑ましい気持ちになります。

ラグナ

ウォードは銛、キロスはカタール装備という、とても正規兵には見えない武器ですが、3人とも歴としたガルバディア兵なんですよね。上官も含めて、あまり真剣味を感じません。現代でもウェッジ&ビックスが所属しているくらいだから、諸外国が抱く印象とは裏腹に、割と緩い軍隊なのかな。

ちなみに、ラグナ編でもG.F.付け直しはできましたが、魔法の受け渡しはラグナ編に来たメンバー間でしかできないのですね。直前にセルフィの魔法をリノアに全譲渡していたので、セルフィが未強化状態で焦りました。
あと、パーティの離脱でジャンクションが勝手に外れていることがあり、一見親切なようで微妙に不親切だと思いました。パーティの入れ替えが収まるまでは、魔法の配置など整えても無駄になるので、気にしない方が良さそうですね。

以前も書いた通り、シナリオブックを持っているので、知った話を追体験している状態ですが、森のフクロウとの契約書(シドの説明版)には笑いました。

森のフクロウさんへ

なんというブラック企業!(笑)

ティンバーマニアクス編集長とのやり取りは、4パターンすべて確認するくらい面白かったです。
幾つかのゲームのシナリオブックを持っていますが、さすがにどの作品も、街の人との会話までは網羅されていません。また、テレビ局の一件後、画面内にいるのにゼルが無言な姿に「責任を感じている」と受け取ったのですが、こういう「その場にいるのに何も喋らない」ことで受ける印象も、会話しか載っていないシナリオブックでは分からないところですよね。
こういう細かいことは、実際にプレイしたプレイヤーの楽しみだなぁと改めて思いました。

カードゲームの方は、物語を進めていると忘れがちですが、一応各地方で道行く人に挑むようにしています。
ティンバーでは、一戦目でアンジェロのカードを確保。バラムから持ち込んだ「オープン」ルールが伝わりました。
パブの裏の酔っぱらいと戦ったときは、「セイム」でカードをひっくり返された上、コンボまで発生して完敗しました。「サドンデス」も、単に連戦になるだけかと思ったら相手の手札と入れ替えが発生すると知って、ビックリしました。
慣れないルールが含まれていると、少し緊張しますが、ゲームに奥行が生まれて良いですね。