• 2016年01月登録記事

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現在地:4章終了
スクリーンショットは、同意せざるを得ない悪役の台詞。

前回の続きとしては、ナルシアの尽力でピエトロが復活。
神の国は、戦闘は一カ所のみで、後はちょっとしたミニゲームイベントという感じの構成でした。たぶん、勇気の神の爆弾は、自分で避けないといけなかったのですね? 普通にイベントとして眺めてしまい、失敗しました。他はすべて能力を向上して貰えたので、成功だったと思います。
しかし、大神ユリウス以外は「これが神様で良いのか?」という感じの個性派揃いですね。最初に勝利の神様を見た瞬間は、ちょっとギョッとしました。

次は、ピエトロがナルシアを追って妖精の国まで。
ピエトロの復活により、雑魚戦を回避するスキル「マジカルロード」を再び使えるようになったため、こちらはサクサク進めました。
鬱々と思い悩んでしまったナルシアが騙された上、追い掛ける王子たちも敵がナルシアの側に付いていて、変化能力を持っていることを知っているのにコロっと騙されていて、歯痒いイベントが続きました。
石版が奪われることは分かっていたけれど、敵の容赦のなさで、物語が重苦しくなってきたなと思います。
ジルバ姫も、また擁護し難い言動があって残念。魔物化したナルシアを蹴ったこと自体は、姿が魔物であり、ナルシアだと気付かなかったのだから仕方ないと思うのですが、その前の台詞「なんかあなた見てるとイライラするの」がちょっと頂けませんでした。それに抵抗しない相手を苛めているように見える絵面でしたよね。どの局面でも、他の仲間が決して彼女に同調しないところを見ると、スタッフはジルバを恋敵役としてプレイヤーから嫌われても良いつもりで設定したのか?と感じます。でもせっかく仲間キャラなのだから、私は愛着を持ちたいです。

章ボスのガープは、仲間に変身するタイプの敵。前作で仲間に変身する敵に苦しめられた記憶が蘇り恐怖しましたが、一番レベルの低いピエトロだったためか、楽勝でした。なぜか一度、元の姿に戻った後もう一度ピエトロ化するという、行動ターンの無駄遣いをしていました。敵が何の技を繰り出すかは、ランダム設定なのでしょうか。

映画「スター・ウォーズ フォースの覚醒(吹替版)」を4DXデジタルシアターで観ました!
ということで、今回は4DX演出に関する感想です。映画自体に対する感想は、2015年12月23日記事参照。
http://l-oiseau.skr.jp/blog/index.php/view/2591

実は今作を観るまで「4DX」というものを知らなかったのですが、要は3D映像に座席揺れ等の体感アトラクションを組み合わせた、テーマパークのような映画でした。
動画自体は手軽に観られる上、マニアなら自宅で十分な設備を備えられる現代では、映画館でしか楽しめない作りを訴求していく必要があるのでしょう。
私は東京ディズニーランド「ミクロアドベンチャー!」やユニバーサルスタジオジャパン「ターミネーター」を観ていますが、この2作品には少し苦手意識があります。しかし似たような作りの「スター・ツアーズ」は大好きです。そこから考えてみると、私は予想外のタイミングで刺激を受ける(驚かされる)ことが苦手なのだと思います。その点、本作は一度2D字幕版を観ているので筋は頭に入っていますし、恐怖シーンもないし、なにより「スター・ウォーズ」だということで、4DX体験にうってつけだと思い、座席を取りました。

結論から言うと、私にはキツかったです(苦笑)。
最大の要因は、風が頻繁に吹き付けること。移動速度や爆風、大気の流れなど、多くが風で表現されるので、肌寒いし、非常に喉が渇いて圧迫感を感じました。よって4DX鑑賞の場合、飲み物は必須だと思いますが、急に座席が動くので、飲むタイミングを計らないといけません。
座席の傾きや揺れは楽しかったのですが、視界が強制的に揺れるせいで、前後の座席シートの動きも見えて、映画に没頭しにくかったです。
他にフラッシュ、ドライアイスの煙等色々ありましたが、水の演出のみ、座席スイッチでいつでもオン・オフを切り替えできます。また、遊園地のアトラクションのように濡れるほどの水が掛かるわけでなく、飛沫程度です。しかしオフにしていても、左右のシートで発射された水飛沫が掛かるので、オフにする意味はよく分かりませんでした。もしかしたら、映画によっては大量の水も被るのでしょうか。

ちなみに、3D映像の方は奥行き感があって綺麗だと思いましたが、距離感を出そうとしてフォーカスが合ってない箇所は滲ませる等の加工がされていたように思います。2D版の時に比べると、自分の観たい箇所が観られない、という印象がありました。
そのため、私は「映画そのものを楽しむのであれば、やはり2D版が一番良いのでないか」と思います。でも上記の点が問題ない方なら、アトラクションとして楽しめると思います。

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現在地:3章・ラダックの庵(ジャンボ救出後)
ラダック仙人って誰?と思った前作プレイヤーの麻生です。ハタハタ村という単語が出たところで、気付きました。
これから、章タイトルである「神々の国」へ導いてくれるとのことですが、一方通行と聞いて少し逡巡中。

今回のプレイ中、ディスク交換が発生しましたが、なんとその直前(DISC1最後のセーブ確認メッセージ)で、フリーズバグが発生しました。
セーブすることも、先に進むこともできず、泣く泣くリセットして再度ズールを倒しました。まぁ、そこまで厳しい戦いではなかったので、2回戦っても大した手間ではなかったけれど、イベントを飛ばせないので、やり直しはなるべく避けたいですね。

ピエトロ王子が離脱し、ナルシアが立ち上がるという素敵な展開でしたが、道中、ジルバ姫によるガミガミ魔王虐めがちょっと心に痛かったです。
勝ち気ですぐ手が出るワガママお姫様、という要素は良いのですが、ガミガミ魔王をジャングルの奥地に置き去りにして笑い転げている様は、ギャグとして流せませんでした。
勿論、ジルバ姫からすれば、ガミガミ魔王には、拐われた挙げ句、他人の扮装を強要されるという許しがたい仕打ちを受けたわけですから、仲良くしろとは思いません。だから、怒って仕返したと言うなら、良くやったと思うのですが……。
戦闘では特技が充実していて優秀だし、かないみかさんの声の可愛さもあって、嫌いにはなれませんが、早く成長して良い子になって貰えると嬉しいです。

2016年冬放送開始アニメのチェック開始。
「うたわれるもの 偽りの仮面」は前月から連続で「13話」扱いだったので、今回は除外しました。

プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ

http://posweb.jp

「オルタナティブ」というタイトルから「2期目」の作品かと思っていたのですが、CMで新作だと気付いたので取り敢えず視聴。
「ストライド」がどういう競技か、用語説明もなく一気に話が始まって、少し戸惑いました。しかし、細かいことは後回しにして、まず試合と主人公学校のメンバーを見せるという試みは成功していたと思います。
そういうわけで、1話の摑みとテンポは良かったですね。私はやはりアニメに対してスピード感を求めているんだな、と思いました。

だがしかし

http://www.tbs.co.jp/anime/dagashi/

役に立たないけれど、知っていると面白い駄菓子知識アニメ……を想像していたのですが、少し方向性が違いました。また、ヒロインが会話が成り立たないキャラクターという時点で、残念ながら私の好みとは不一致。
絵は非常に綺麗で、眼が印象的なデザインにもオリジナリティがあり、更に実在の商品を視聴者が分かる形で描写している等、美術面ではとても感心しました。

ディバインゲート

http://www.marv.jp/special/divinegate/

本気で視聴する気は最初からないのですが、スマホゲームをどうアニメ化するのか、ということが知りたくて確認しました。
まったく予想外の、暗い雰囲気にビックリ。
それから、時々挿入されるポエムも、私の年齢だとさすがにむず痒いです。BLEACHほど突き抜けてお洒落感があるでもないし、世界観の説明も一切なく、割とそうそうに白旗を振りました。

昭和元禄落語心中

http://rakugo-shinju-anime.jp

昨年春頃にTVアニメ放送の第一報以来、ずっと待っていた今期の期待作。
初回は1時間スペシャル編成。OVAの再編集版だったんですよね? 次話から、TVアニメ独自の八雲と助六の過去編に突入するということで、クオリティを保てるよう祈っています。
原作の主要エピソードを抜き出していて、ちょっと展開早め。それでも「出来心」は一席まるまるで演技されていたので、見応えがありました。
欲を言えば、八雲師匠の落語には、もっと完成され切った凄味を感じたかったけれど、噺が本業ではない声優が演じている中では十分だと思います。通しで演技していないし、声と動きが実際に付いてしまうアニメの方が、漫画より表現が難しいかもしれません。

映画「清洲会議」を観ました。
→小説版の感想は、2013年4月7日記事参照

豪華キャストによる時代劇。
小説版を読んだ時点で、正直、このお話をそのまま映画化して面白くなるとは思えませんでした。
そして映画を見て、結局、なにを語りたい作品なのか分からないと思いました。
秀吉の機を見るに敏な姿から、世渡りを学ばせる? 長秀の苦悩に共感してもらう? 女の怖さを知らしめる? それとも、単純に笑わせたい?
台詞の応酬等が一切合切面白くないわけではないし、清洲会議というものを軽く学ぶ教材としては良くできていると思います。しかし、盛り上がる山場がどこだったのか曖昧で、中途半端な印象を受けます。
また、映像ならではの面白さが薄いことも気になりました。
小説版を読んだ時に、猪狩りは滑稽に描き過ぎだけれど、映像ならドタバタアクションで面白いかも、と思っていたのですが、映画ではこの下りが旗取り競争に変えられていました。確かに、日本で猪狩りなんてロケできないのでしょう。でも、それで代案が旗取り競争ではインパクトが弱過ぎませんか。柴田等の重鎮が旗取り競争などするのかという違和感や、旗取り程度で信孝が後継者候補として名を挙げ、本人も満足しているのが変だと感じてしまいました。

そんなわけで脚本と演出は色々疑問でしたが、さすがにキャストは素晴らしかったです。
秀吉@大泉洋はおちゃらけの裏の酷薄さが出ているし、柴田勝家@役所広司も意外に勝家の風格がある。丹羽長秀@小日向文世は苦労人らしさが出ていてピッタリでした。
池田恒興@佐藤浩市や織田信雄@妻夫木聡は、言動だけならウザくなる面もあるのに非常に可愛く感じたし、寧@中谷美紀は陽の部分で光っていました。前田利家@浅野忠信は、利家にしては格好良過ぎるくらい。
織田信長@篠井英介、織田三十郎@伊勢谷友介、織田信孝@坂東巳之助の織田家勢は、血筋を感じる骨格で凄いと思いました。
ちなみに、武将達が総じてカリカチュアされていることは、コメディだと思っているから気にせず楽しめました。
ただ、誰がどの武将か説明なくどんどん登場するので、ある程度清洲会議に対する知識がないと分かり難いのは難点。「きゅうきゅう」=「久太郎」=「堀秀政」に直ぐ気付けず、どうでも良い箇所で「これは誰だっけ」と悩んでしまいました。