• 2016年06月登録記事

PSゲームアーカイブス版「クロノ・トリガー」を始めました。

現在地:(未来)廃墟を越えて…

名作RPGと名高く、RPGファンを名乗るなら遊んでいないと恥ずかしい本作……と言いつつ、実は初プレイです。
PSPだと、ワールドマップの画面が小さくて潰れ気味な点と、画面切り替え時のロードにイライラさせられますが、作品としての面白さは変わらないので、十分楽しめています。
最初から時間移動が押し出されているんですね。それに、ラスボスの存在が出てくるのも早いな〜と驚きました。

オリジナル版は20年以上前の作品なのに、いまプレイしても「新しい」と感じる要素があるのは凄いですね。キャラクターの台詞の間も自由に動ける点等は、ちょっと戸惑うくらい。地下水道跡で、物音を立てると魚人が襲ってくるというエリアで、つい物を拾おうとしたりセーブポイントの起動音を立てると戦闘になるという仕掛けは、理屈がわかったときに「やられた!」と思いました。
戦闘は、SFC時代のFFのアクティブタイムバトルに近いですが、全体的にサクサク進む点と、連携や距離感の要素があって、面白いです。

ただ、ガルディア王国に対しては、王国裁判で非常に失望してしまいました。

王国裁判

無罪判決を貰えたのに、その結果を大臣一人でひっくり返せるなんて、理不尽すぎます。
マールを助け起こす前にペンダントを拾ってしまったのですが、それが裁判で証言されるという展開には驚きました。
現代の大臣も、魔物が化けているのかもしれませんが、マールの父親(国王)があの調子では、大臣を退けるだけで解決する問題じゃないと思います。

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長野県松本市内のイタリアン「トラットリア・ミノリ」でランチを頂きました。

小さな店構えですが、カウンターとテーブル席が用意されていて、最大21席。
1人のシェフで切り盛りするには、少々席が多いように思いましたが、ゆっくりさせて貰えるのは嬉しいですね。
雰囲気はカジュアルですが、落ち着けました。

ランチタイムは、ランチコース(1600円)一択。
内容は、前菜盛り合わせ(写真)、パン、サラダ、パスタ(選択制)、デザート+飲み物と、なかなか充実しています。パスタは意外と量もあるため、男性でも満足できそうです。
写真は前菜盛り合わせですが、なんの変哲もない鶏肉の煮込みが実に柔らかかったり、キッシュの口溶けに感心しました。また、温かいものは温かい状態で盛り合わせてあるという点が、些細なことですがキチンとしたお店だと感じます。
デザートには、ヘーゼルナッツのクリームブリュレ。控えめな甘さとナッツの風味が良くて、普通のクリームブリュレより好きかもしれません。

全体的に優しい味でした。パンチがないというわけでもなく、辛すぎず甘すぎず、日本人の味覚にマッチするイタリアン。素晴らしい実力店だと思います。
メインは夜の営業だそうなので、また松本に行く機会があれば、ぜひ伺いたいです。

平松洋子著「野蛮な読書」

次に読む本が見当たらなくなったら、書評を読むのが良い、と思って本書を選択。
冒頭から、単に本の感想を綴るのではない、独自の世界観の広がりに驚かされ、同時に惹き込まれて行きました。
惹き込まれた理由には、文章が達者なことがあると思います。
これだけ書けたら、楽しいだろうなと羨ましく感じるくらいです。少し筆が走りすぎていると見る向きもありそうですが、経験と知識の上に書かれているので、私は気になりませんでした。

野蛮な読書という題が絶妙です。実際、凄まじい雑食具合です。
私は読むジャンルに偏りがあるので、この読書量には圧倒されました。幅が広すぎて、後半は少し胃もたれのような感覚も味わいました。
読んでいて「胃もたれ」とか「食あたり」という表現が相応しいと思ってしまうのは、なんとなく食エッセイ風だったからです。筆者にとって、読むことと食べることは、どちらもインプットする行為という意味で、同じことなのかもしれない、と思いました。

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3DSのDL専用アクションゲーム「魔女と勇者II」体験版を遊びました。
https://www.nintendo.co.jp/titles/50010000039415

体験版はステージ10まで。Lv20でレベルキャップ。お店は各商品Lv10まで。
基本的なシステムや操作は「魔女と勇者」と同じですが、今作は魔女も移動できるため、だいぶゲーム性が異なります。
前作は中央に固定された魔女に魔物を近づけないことが肝心でしたが、今作は魔女を囮にしつつ、うまく逃げ道を作ってあげるというプレイ感。でも勇者が倒れたときは、魔女が近くに居ると復活が早まるので、できれば2人を離したくないという、なかなか絶妙なジレンマが面白いです。

敵を倒すと情報が追加される「ずかん」等、新たな要素もあって、正統進化という印象。ストーリーも前作の続きですので、前作を遊んだプレイヤー向けと言う感じです。
前作は、難易度の上昇がやや極端で、ステージによっては稼ぎが必要でしたが、今作は、体験版の範疇ではさほど引っ掛かることなく、巧く立ち回れば初見でほぼクリアできる具合でした。
ただ、勇者と魔女を同時に動かさねばならないので、プレイへの集中と疲労感が強めです。なかなか止め時がないゲームなので、危ない傾向です。
それと、魔法を使い分ける必要性は低いままでした。前作はファイアーが強かったですが、今回はブリザード一辺倒。とはいえ、局面に応じて使い分けるとなると、操作が増えてまた難しくなってしまうから、仕方ないですね。

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長野県松本市内の「そば処 種村」
http://www.soba-tanemura.com

美味!
いままで食べてきた蕎麦は一体なんだったのか、と思うくらい。
私は、身内に蕎麦アレルギーがいるため、蕎麦自体を食べる機会自体が少なかったということを差し引いても、驚く味わいでした。
八割そば(写真)と十割そばを両方頂いてみましたが、そば粉だけでボソボソしそうな十割が、実に美味しかったです。
つるっと食べるなら八割が良いですが、蕎麦を味わうなら確実に十割ですね。

2種類のつゆと、焼き塩の3通りの食べかたで楽しめます。
鰹節の出汁が利いた「香りつゆ」と、一般的に食べているものに近い「甘みつゆ」の食べ比べが面白かったです。でも、個人的には塩が合うのが驚きでした。
定食にはそば豆腐、そば雑炊などが付き、もちろん締めはそば湯と、そば尽くし。サービスでそば刺しも出して頂き、お値段は安くないですが、全体的に量もしっかりあって、お腹いっぱいになりました。

そば屋という業態にしては、注文が出てくるまで遅く、回転率が低いように感じましたが、その分、ゆっくり味わえたかなと思います。