• 2017年10月登録記事

山口瞳・開高健著「やってみなはれ みとくんなはれ」

創業者・鳥井信治郎のウイスキー製造を描いた、山口瞳著「青雲の志について ー小説・鳥井信治郎ー」と、二代目・佐治敬三のビール市場参入を描いた、開高健著「やってみなはれ ーサントリーの七十年・戦後篇ー」から成る、サントリー社史。
途中、味のある柳原良平氏のイラストも挿入されています。

ヒゲのウヰスキー誕生す」で、鳥井信治郎に興味を掻き立てられたので読みました。

芥川賞、直木賞受賞作家の両氏は、サントリーの宣伝部出身なのですね。
提灯小説といえばその通りですが、サントリーはもっとスマートな会社だと思っていたので、非常に豪快かつ難波魂の会社であることに圧倒されました。

鳥井信治郎の人物像が強烈なのと、山口瞳氏の文章の方がさらりと読みやすいこともあって、「青雲の志について」の方が読み物として面白かったかな。
ウイスキーが大いに飲まれた時代があったことが、よくわかりました。

ちなみに、「ヒゲのウヰスキー誕生す」で人格者として描かれていたアサヒの山本為三郎社長ですが、本書でもサントリービールの販売に協力するなど、大局を見る人だったのだなとつくづく感心しました。

現在地:ソーヘン地下宮殿

マンドラーズ昇天

明るき闇と対する広間でのマンドラーズ戦は、中盤の難関という印象があったのですが、殿下があっという間に倒してしまいました。
全員からアイテムを盗む間も無かったから、やり直すべきか悩んでいます。

ソーヘン地下宮殿に関しては、マンドラーズ以外の記憶が薄く、こんなエリアだったか……と新鮮な気持ちです。

ソーヘン地下宮殿

こういう場所で転がってる死体って、だいたいバンガ族ですよね(笑)。

実はソーヘン地下宮殿に戻る前に、パーティを更に強化しています。

まず、ナブレウス湿原の「永遠を見下ろす高台」でデッドリーボーンから「黄金のスカラー」を入手。
同じエリアにモブ(ランクS)のロビーが登場していましたが、無視して、ひたすら盗みました。

デッドリーボーン

魔法を使う女性3人分あればいいか、と思って3つ確保した時点で帰ろうとしたら、帰路でもう1つ手に入れてしまいました。
その後、湿原側からナブディスに突入。これは魔法「ブレイブ」を回収するために寄ったのですが、道中に撃破したエルヴィレオから2番目に強い重装備「マクシミリアン」を手に入れました。低確率だから狙っていなかったのですが、チェインレベルを上げなくても、運次第で手に入るものなのですね!

マクシミリアン装備

殿下が一人、攻防共に強化されました。

それからフォーン海岸に戻って第11鉱区の鍵を拾い、ルース魔石鉱の奥に行ってきました。
途中で息切れしたので最奥までは行きませんでしたが、武器は「竜の髭」「アルクトゥルス」、防具は「リジェネモリオン」「光のスティフォス」と最強クラスのアイテムを確保。

ゾーリンシェイプ

短剣「ゾーリンシェイプ」の二本目も手に入れたけれど、二本あってもなぁ……。
DQ11のように両手に武器装備するライセンスがあったら、面白かったかもしれません。でもそうしたらシカリは物理回避が超強化される「マインゴーシュ」を2本装備という選択肢しかないですね。

6人万遍なく使っていますが、ジョブによって習得できる技がわかってきたことで、当初考えていた組み合わせとは違う運用の方が良いかな、と悩み始めています。

ジョブ

特に困っているのがヴァン(シカリ/時空魔戦士)で、最初から予想はしていたけれど、ジョブ同士の相性が今ひとつだった気がします。
パンネロ(白魔道士/ブレイカー)は、装備が整わず攻撃力が弱いままですが、ヒーラーという役目はしっかり果たせているので、問題ありません。「攻撃破壊」「魔攻破壊」スキルが手に入ったら、ブレイカーとしても活躍させたいところ。
殿下(ナイト/黒魔導士)は、物理・魔法ともトップクラスのアタッカーな上、召喚獣マティウスを取得させたことで、いざという時はケアルダ・エスナも使えるという有能っぷり。無印版のキャラクターに近い感覚で動かせるので、非常に嬉しいです。
逆に、バッシュ(モンク/もののふ)はやれることが少ないことが活きて、黙々と「物理攻撃」する職人風になってきているのが面白いです。

筒井康隆著「日本以外全部沈没 パニック短編集」

表題作「日本以外全部沈没」について、一度読んでいる筈ですが、記憶が怪しかったので本書にて再読。
日本人に限らず、人間の本質を描写していると思います。
現代からは旬を過ぎた有名人もいるので、登場人物解説(平石滋)が付いているのが嬉しいところです。基本的には真面目な解説ですが、「もうじきゴドーまでやってくるぞ」という台詞の注釈は下記だったので笑いました。

ゴドー
正体不明の男。姿を現したことがない。

間違いはないけれど、「ゴドーを待ちながら」を知らない読者は置いてけぼりですね(笑)。

その他10編収録のうち「農協月へ行く」は有名なので、他の短編集で既読。
全体的に、斜め上方向にネジがずれた人々による、やや卑猥な話揃い。蠢くエネルギーは感じるけれど、私は肌に合いませんでした。

そんな中「黄金の家」は、星新一のショートショートと言われても納得しそうな纏まりのいいお話で面白かったです。
唯一時代小説である「ワイド仇討ち」も、江戸から明治の時代の移り変わりの描写や、仇討ちの一団に膨れ上がるあたりは面白かったです。

現在地:60年到達
ふと気付けば、魔騎士ばかりの黒い騎士団になりつつあります。

ナグゾスサールとも3戦目。前回は1年早い39年に出現し、今回は2年早い58年に出現しました。
初回が22年出現と出遅れて、イベントが前後したことを気に病んでいるのでしょうか……。

今回は、PSP版追加イベント「強者復活」が立て続けに発生!
まず、現団長レナと弟レキの父親である、魔騎士ウルデヴィア・ヴォルロスが復活しました。全盛期の長さは初代団長の特質ですが、2人の成長期の長さはこの人のお陰ですので、確かに「強者復活」に相応しい功労者です。
しかもこのイベント、なんと全盛期の強さを持った15歳の新キャラとして加入するという、非常識な内容でした。

ウルデヴィア15歳

こんなすごいステータスの15歳、子供世代でもなかなか見られません。
その後加入したレキの息子ハースが、全盛期31-57というこれまた無茶苦茶な人材だったので、もうこの家系はバランスブレイカーにも程があるぞ!と思いました。
次男は全盛期24-30で、安心したくらいです。

その後、さらに発生した「強者復活」で初代聖騎士メルレーネ・メルヴァイクも復活。
ハースと結婚したので、子供にも期待大です。

これで「若返りの泉」も発生したら凄いことになるな、と考えていたら、なんと60年に湧きました。
ということで、来年はリオン地方の先端までぶらり旅が決定です。

団長家の息子ルイ(32-51)も入団。騎士という職種はイマイチですが、出産が遅かったため、団長は衰退期に突入済み。9年後の娘の入団まで待てなかったので、跡を継いでもらうことにしました。

3代目団長

母親がなかなか結婚できず、結婚後も出産しないまま死に別れるなどの苦労したのを知っているためか、早々に一般募集の忍者と結婚。忍者の子供は確保したいから構いませんが、団長が前衛職は不安が残るので、できれば聖騎士の誰かと再婚させて、最後の団長は聖騎士にしたいところですね。

171001.jpg

特番アニメ「THE IDOLM@STER Prologue SideM -Episode of Jupiter-」視聴。
http://imas-sidem.com/story/00/

かつて、ゲーム「THE IDOLM@STER 2」で彼らが発表された時の強い批判、そしてその後の腫物扱いをリアルタイムで見ていた私は、そこから判官贔屓気味にJupiterファンになったので、Jupiterのためのアニメが作られるというだけで、正直感無量です。
アニメ後のトークタイムにて、声優さん達も以前のファンの温度について語っていましたが、「当時」を「過去」として語ることができる今を嬉しく思いました。

そして肝心のアニメ「Episode of Jupiter」も、丁寧に作られた「Jupiter」集大成でした。
961プロ時代のデビュー曲である「Alice or Guilty」から始まり、まずその時点で大満足。
途中の展開も、無印アニメ(THE IDOLM@STER)の積み重ねや劇場版「輝きの向こう側へ」とのつながりがあるため、作中で1年間、現実で7年間の歩みを感じさせられます。
それゆえ、最後の新曲「BRAND NEW FIELD」には、彼らが受け入れられて、新たなスタートを切った「今」があって、目頭が熱くなりました。

冬馬はだいぶ丸くなったけれど直情型のままでした。社長との言い合いは様式美っぽさもあり、冬馬らしいと思います。
プロデューサー仕事を兼業する北斗がすごく大人で、でも実際はまだ大学生であることに震撼しました。
翔太については、可愛かったり格好良かったりすれば、割と満足なので文句ありません。ダンスでの動きが「2」に似せてあって感動しました。

Mマスからの新キャラに関しては、まず斎藤社長のキャラクターが強烈で笑えました。すごく迷惑な人だけれど、765プロや961プロの社長より情熱的で好きかもしれません。
プロデューサーは一見男性風でしたが、髪が長かったので女性でしょうか。その辺が明かされるだろう1話が楽しみです。

作画は安定しているし、ライブシーンはしっかり動かしつつ、顔を映さない部分はCGを使って省エネ、という分担もなかなか上手いなと思いました。

しかし合計1時間の番組中、一番面白かったのは「冬馬のおうちカレー」のCMでした(笑)。
本編の感動が吹き飛びました。もうあのシーンを見たら、カレーとしか思えません……!