パティスリーKIHACHIから、栗を使ったケーキを2点。
和栗のロール
スポンジ生地は、ふわふわしているけれど同時に弾力があって、もう少し搗いたら餅になりそうな印象。この生地自体にはまったく味がなく、クリームの甘みも控え目。殆ど中に入った栗の渋皮煮のみで甘みを演出しています。
あっさりした食べ易い味なのに、渋皮が時々食感を阻害するような気がしてそこだけ残念。
1切れずつの物を購入しましたが、幅が4cm近くあるので満足しました。
熊本栗のクラシックショコラ
生地はこれぞクラシックショコラと言う感じで、焼き具合がプロの技。甘さは極限まで控えめで、特に甘みの弱い中央部では苦いと言っても良いくらい。上に乗ったクリームについた味も、かなり抑えた上品な甘みです。
それが、栗に行き当たると深い甘みが口の中に広がって、とても幸せな気分に。前述のロールケーキでは気になった渋皮が、こちらはまったく気にならず、生地、クリーム、栗の3種を一緒に頬張って丁度良い味わいだと言う所に、栗とチョコレートの相性の良さを改めて認識しました。
重量の問題で、栗があるのは底の方ばかりなのがちょっと惜しい感じ。
ところで今回の写真はデジカメ電源が切れていたため携帯で撮影したのですが、さすがに利用開始6年目突入の携帯なので、写真精度が低いです。