• 2016年04月登録記事

PS4版「ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ」を始めました!
http://www.dragonquest.jp/builders/

ビルダーズ

体験版からは引き継げないので、三度目の「さいしょから」プレイです。
現在地は、1章で「火を噴く像」を手に入れたところ。

体験版は「旅の扉(青)」を手に入れたところで終わり、その先の世界に行けなかったので、世界が広がった時点で非常にテンションがあがりました。
新しい素材を手に入れて新しいアイテムを作り……という、単純な繰り返しではあるのですが、やはり面白いです。遊び始めると没頭して、ついつい遊び過ぎてしまうことが難点だ、といっても過言ではありません。
もちろん、体験版で感じた、インターフェイス関係の問題はあります。最低限、任意の複数個アイテムを作る機能は、パッチで提供して欲しかったです。

拠点レベルはMAXになり、いつの間にやら3階までできました。
仕事場や男共の寝場所は1階、2階が女子部屋&レストランで、3階は庭園という形です。

メルキド

全体的にレンガで作ってしまったのだけれど、おおきづちが襲ってくると破壊されるので、部分的に城壁に入れ替えました。上書き機能が、土以外のブロックにも効けば良いのになぁ。
屋根は、引っ剝がして大量入手したけれど、結局全然使用していません。
ちなみに、裏手はこういう感じに、「○キ○リホイホイ」化してます。堀の下はトゲわな地獄になっているので、おおきづちがいない魔王軍なら放置しておけます。

石の守り

ただ、これだと堀の内側に設置した「石のまもり」が無用の長物なので、アホな設計だと自分でも思います……。そのうち、「火を噴く像」を設置するなら、堀は埋めるかもしれませんね。

現在は、ロッシの「作業部屋を改良して」という要望に応えられなくて、右往左往しています。
アイテムは揃っているのですが、元々の作業部屋の形から変えてしまっているので、なにか判定に影響しているのかな。部屋認定は、謎が多いです。

ちなみに、その前は染料が作れなくて、人から「料理用たき火」で作るんだと教えられました。
染料がなぜ料理扱いなんだと思ったけれど、もしかして青色一号とか、赤色三号とか、そういうことなんですか……?

ストーリ—もそれなりに気になる作りにはなっていますが、基本的には住民の要望に応えつつ、いろいろと物を作り出すのが楽しいゲームだなと思います。
テキストも好きな部類です。

そなたが積み上げるブロックのように

うまいこと言うな!と思ったら、直後に本人が「我ながら うまいことを言った気に なってしまった」と謝るので笑いました。

2016年4月放送開始アニメをチェック中。
録画しただけで、まだ観ていないものもありますが、一部の作品はもう2話を放送していますので、とりあえず観た分だけ覚え書き。

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない

http://jojo-animation.com

オタクの基礎教養として1〜6部の主な登場人物と粗筋は把握していますが、原作・アニメとも未見で、これが初JOJOです。
「名作」「面白い」と聞いていて、絵柄も問題ないのに、なぜ読んでいなかったのか……1話を観て、その理由を思い出しました。

私、グロいのが嫌いでした(笑)。

ちなみに、ゾンビも嫌いです。
美樹本晴彦氏がキャラクターデザインなので、普通なら飛び付く今期放送のアニメ「甲鉄城のカバネリ」を観ないと決断した理由も、「ゾンビもの」だからです。
ジョジョもカバネリも面白そうな手応えはあったので、残念です。

美術面はやや変わった色使いで、眼がチカチカしました。しかし、原作も結構凄い色の組み合わせを使っていた印象なので、違和感はありませんでした。

逆転裁判 その「真実」、異議あり!

http://www.ytv.co.jp/animegyakuten/

ゲームのアニメ化は酷評が多いですが、本作はアニメ化に向いている作品だと思っていたので、期待していました。
が、始まった瞬間、2016年のアニメとは思えない美術と演出で、テンションが落ちたのは事実です。見た目って重要ですね。

お話自体は、ゲーム1話(チュートリアル)を駆け足で再現する形。演出も原作に沿っていました。スピーディ感があるし、コメディ感やキャラクターの濃さも表現されていて、十分面白かったです。
ただ、ここから感じたのはゲーム1話自体の面白さです。もし今後もゲームを再現するだけのアニメになるなら、ゲームを遊ぶ方が楽しめるような気もします。

文豪ストレイドッグス

http://bungo-stray-dogs.jp

ボンズっぽさ全開。
オリジナル部分がいい感じにギャグ味付けという点もあって、原作より惹き付けられました。
文豪要素はキャラクターの名前と能力程度で、単なる異能力バトルものだということを把握していたのも、良い方に作用したかもしれません。

ちなみに、OPをEDに使う演出や、OP・EDなしはよくあるけれど、本編の後にOP→次回予告→EDとくる構成のアニメは初めて観ました。CMも挟まないから、てっきりCパートだと思って観ていたものが次回予告で、驚きました。
(2016/4/11 加筆修正)

エーリヒ・ケストナー著 池田香代子訳「エーミールと探偵たち」

【あらすじ(最後までのネタバレ有り)】
祖母のいるベルリンへ行く列車に乗ったエーミール少年は、居眠りした隙に、愛する母親から預かった金を盗まれてしまった。エーミールは、街の少年たちの協力を得て犯人を追い、金を銀行に預けようとした犯人を捕まる。

ケストナー作品は「飛ぶ教室」「二人のロッテ」を子供時代に読んでいますが、本書は初読。

展開は非常に真っ直ぐなものです。犯人は最初から分かっていて、少年たちがするのは尾行程度なので、無理がありません。
犯人を追い詰める段階になると、大人たちも、真面目に子供の話を聞いてくれます。
ただ、お金がエーミールの物だとどう立証するのか?という箇所が肝で、読み進めながら密かにドキドキし、この難問を解決できた瞬間、ホッと息を吐きました。

他愛無い話なのに、そうやって応援したくなるのは、エーミール少年が母親想いで性格の真っ直ぐないい子だからです。
また、金を盗まれたことを警察に訴えず自分で追い掛けることに、子供らしい理由があって、そこも可愛く、少年の思考として無理がないと思いました。

また、エーミールに協力する少年たちは沢山いますが、エーミールの祖母が言う通り、ディーンスターク少年が偉いです。
ディーンスタークは犯人の追跡をしたいと立候補しているのに、電話係にされてしまい、けれどその任を完璧にこなします。子供なのに仕事に対する責任感を抱いているのが素晴らしいし、且つそのことが最後にきちんと評価されているので、とても嬉しくなります。この辺は、ドイツの国民性かな、などと思ってしまいますね。

七瀬晶著「お江戸ありんす草紙 瓜ふたつ」

【あらすじ(最後までのネタバレ有り)】
新造のおいちは吉原を逃げ出したところ、意に添わぬ縁談から逃げ出した青海藩の千代姫と間違われる。生き別れた双子の姉であった千代姫等の尽力で、おいちは郭の借金から解放された。血の繋がった家族の愛と、周囲の人々の好意に応え、おいちは市井で真っ直ぐに生き抜いていくことを決意する。

とりかえばや物語と思いきや、主人公たちの入れ替わっている期間が短く、また入れ替わりをほとんど隠さないので、拍子抜けしました。
入れ替わりは切っ掛けでしかなかったのですね。最後に続編への引きがあったことで、二人のヒロインと、周囲の人々について語る舞台を整えるための序章というべき本だったのか、と気付きました。
なお、帯では「お江戸の書店ガール」云々と銘打っていたようですが、本書では働き始める前振り段階までしか描かれていませんので、その点でも序章というべきでしょう。

おいちと千代姫は、性格は異なるけれど、二人とも潔癖で根が優しく、いい娘だと思います。
その他のキャラクターも、報われなそうな半次や、謎と落ち着きのある刀秀など、なかなか魅力がありました。ただし、名の付いた人物が少々多すぎかもしれません。キャラクターが頭に入るまで、数回、誰のことか分からなくなる局面がありました。

吉原からの足抜けや大名の姫君の輿入れ問題など、あれこれと出来事があるわりに、展開はどこか淡々としています。また、都合よくいきすぎという気もしましたが、勧善懲悪なので安心はできます。

以下、ネタバレを含む突っ込みです。