• 2012年03月登録記事

現在地:ロムルス(エピソード「In The Romulus」クリア済)

ええと、前回空軍基地を目指していたのに戦略的展開からミッドガルドへ転進した一行でしたが、「西の平原」をクリアしたら、また行き先を問い質す選択肢が登場しました。
……迷った末に、空軍基地に転進。
こんなに彷徨っていたら、目的地がどちらでも敵に防備猶予を与えていると思います。シナリオ上は結局、両方を制圧する必要があるんでしょうね。
ということで、空軍基地→ミッドガルドという順で解放しました。

ミッドガルドの街では、レオパードが再登場。やはり四天王最弱ポジションだったのかと期待させる大口を叩きながら先に撤退するので、これは楽勝だなと思ったらとんでもない高難度マップでした。
1回目、後衛を救援に向かったロジャーが死亡したためやり直し。
2回目、敵ボスの全体攻撃(雷撃の魔封石)でソード以外の4人が死亡。破れかぶれで放ったソードの一撃でボスを倒すも、直後に敵兵からX斬りを喰らってソードも死亡。……仲間が全員死んだ状態でMAP CLEAREDになるという、ある意味バグみたいな出来事が起きました。

MAP CLEARED
RESULT
(画面注釈)誰もいないリザルト画面

ボスを倒した後、敵が撤退するまで1秒くらいタイムラグがあるんですよね。編成画面に戻るとソードは残っていましたが、ソード以外のキャラだったらどうなっていたのでしょうか。
さすがにクリアした気がせず、一軍が全滅という状況にも凹んだのでロードし直しました。
3回目は、一旦他のエリアでレベル上げしてから挑戦。それなりに良い調子だと思っていたのですが、うっかり配置ミスでソードが敵増援3体に囲まれ、回復が間に合わずゲームオーバーしました。
そして遂に4回目、近付いて来たボスに遠距離からロブンの技を連続で叩き込むという、とても「チキン」な戦法で攻略に成功しました!
実に長い戦いでしたが、終わってみれば久し振りにクリアボーナスがもらえる時間で攻略できてしまいました。

今回の攻略では、クエストでナイト・アテナとガンマン・シュタイアが加入。
今のところ、ソード・ロジャー・ミランダ・ミファが固定で、5人目を色々入れ替えている状態ですが、どんな局面でも変身で対応できるリリンと、技が強いロブンが有能な印象。敵にドラゴンがいるとご機嫌なマウザーは、1人だけノリが軽くて面白いです。

ダニエル・キイス「アルジャーノンに花束を」

【あらすじ(最後までのネタバレ有り)】
あたまのよわいチャーリイはしじゅつを受けて天さいになりました。その結果、友人が自身を嘲笑っていたことや、己に劣る知能しか持たないことに気付き、負の感情を知って孤独になります。やがてチャーリイに手術の副作用が表れ、前と同じあほうになってしまいました。

長編版。
有名作品なので、読んでいなくても粗筋は知っていましたし、ゲーマーなので「ロマンシング サ・ガ3」のアルジャーノンなど、パロネタの方で先に触れていました。
今回ちゃんと読んでみて、文句の付けようがない名作だと思いました。
空き時間で無駄のない読書をするよう心掛けているのですが、最後の方は、本を置くことができず睡眠時間を削ってしまいました。
「知能と、幸福や心の豊かさは比例しない」という点が最大のテーマだと思いますが、その他にも多数のメッセージが込められていて、色々なことを考えさせられます。
私としては、知能が低い頃のチャーリイは、自分が笑われていることがわからず、自分に対して人々が笑うのは好意の表れだと思っているのが衝撃的でした。人は誰でも、自分の持つ物差しでしか物事を測れないものですね。

なお、チャーリイの知能レベルにあわせて文体も変化するため、最初の内は、ひらがなばかりで読点もなく誤字も交えて綴られた文章です。実は、これが今まで本作を読まなかった最大の理由でした。
読み慣れると、唯の下手な文章ではなく、話がちゃんと読み取れるようになっていて思ったほど読み難くないと分かりましたが、翻訳者は苦労されたでしょうね。名訳でした。

大空祐飛さよなら特集6日目。
3ヶ月で折り返し。間があいたり狭まったりしていますが、割と順調かな。

4作目、宝塚大劇場&東京宝塚劇場公演「トラファルガー/ファンキーサンシャイン」。
→公演詳細

この芝居に関しても、沢山突っ込みましたね。
すべての作品を名作と駄作のどちらかに分類する場合、「トラファルガー」は駄作だと思います。
でも、この義理の息子とのやりとりは名シーンだと思っています。

父と子

チケットの神様の気紛れか上手席チケットが1枚も取れなかったため、観劇中はこのシーンでネルソンが満面の笑みを浮かべていたことを知りませんでした。
舞台写真で初めてこの時の表情を知って、笑顔の眩しさにときめくと同時に、下手席で何度も観たジョサイアの泣き出しそうな顔が脳裏を過り、とても複雑な心境になりました。

なお、この作品に対しては「オープニングの為にSS席が買える」と思い、実際に初めてSS席に座りました。
間近で観るスターたちの煌めきに圧倒された夏の日でした。

支倉凍砂「狼と香辛料」

【あらすじ】
行商人ロレンスは、豊作の神・賢狼ホロを名乗る少女と出会い共に旅をすることになる。ある時、通貨売買を持ち掛けられた2人は、裏に隠された陰謀を見抜き、ライバル商会に情報を売り付けるのだが……

いまさら有名ライトノベルを読んでみるシリーズ、第2弾。
「狼と香辛料」シリーズは電撃小説大賞(銀賞)受賞作。全17巻完結済。

「ホロが可愛い」と聞いていましたが、確かに可愛いです。しかし、主人公のロレンスもちゃんと仕事ができる男で、ホロの存在感に負けない、良いバランスの2人でした。
2人の舌戦というか、夫婦漫才的な会話が秀逸。
ラノベでは珍しい経済ネタ。と言っても作中で易しく説明されるので引っ掛かることはありません。
私の好みとしては、変に身の丈に合わない冒険に首を突っ込んだりせず、ロレンスの仕事(行商)の範囲で物語が完結しているのが非常に良かったです。
キャラクター数は少ないし、なかなか物語が動かないので、少し退屈という意見もありそう。私も、金持ちの夫婦と出会った教会の辺りでは「キノの旅」のような淡々とした短編構成かと早合点しました。

非常に練られた構成で、よく出来た物語。その上、魅力的な主人公とヒロイン。パッと見た感じ、文句をつけるところが見当たらない作品でした。
難癖をつけるとしたら、綺麗にまとまり過ぎていて、折角ラノベを読んでいるのに勢いがないという点ですかね。

現在地:エリダヌス川(エピソード「Revenger」クリア済)
仲間が多数加入しました!

前回ラストで空軍基地ルートを選んだ一行は、「エルツの大平原」へ進軍。
連邦軍と遭遇したことより、ロジャーの発言の方に苛々しつつ戦闘を開始します。

私達にはソードさんがついているんです

戦い進めていく内に、突然敵将がダニエルと名乗って来ました。
10年前の回想シーンの仲間だった……ようなのですが、正直直ぐ思い出せませんでした。
思い返してみると、主人公であるソード、名前が特徴的なアジャックス、僧侶と思いきや魔法使いだったノルンに、大臣マクベス。あともう1人という記憶の仕方でした(笑)。

いつも影に隠れていた
(画面注釈)確かに影に隠れていた!

申し訳なかったので、希望通り一騎打ちで撃破しました。
次の「イベリアの岬」マップをクリアすると、目的地である空軍基地は敵が待ち伏せている可能性が示唆され、改めて行き先の決定が求められたので、わざわざ誘導していると言う事は空軍基地攻略は上級者向けなのかな、と判断し、ミッドガルドへ転進することにしました。

で、ここからが怒濤の仲間加入展開でした。

まず、麻生は必ずクリアマップでフリーバトルを1回行ってから次のマップへ進んでいるのですが、「イベリアの岬」はフリーバトルを狙い何度も入り直していたら、突然イベントが発生したのです。
このイベントで、謎の少年リリンが加入。
もう一人、顔のあるキャラがいたのですが、なんだか変な男で「仲間になって欲しいのですね」と聞いてくるくせに難癖をつけるので放置しました。
続く「オケアノス」では格闘家のマウザー、「エリダヌス川」で風水師ロブンが加入し、更に、今まで傭兵で雇っていたミファ(アマゾネス)が仲間に昇格しました!
仲間が増えたので、次の契約更新は断ろうかな、と思っていたのですが、今後はノーコストで弓兵を使えると言う事で、一番嬉しい仲間加入でした。

なお「オケアノス」は、フリーバトルを狙った際またイベントが発生したのですが、こちらは仲間加入ではなく、暗殺者が襲撃してくるという内容。
戦闘を拒否したのに無理矢理一騎打ちに持ち込まれた挙げ句、異様な実力差であっという間に2度目のゲームオーバーを迎えました。
クエストで仲間になったリリンとロブンはLv.30代で、物語で仲間になったマウザーはLv.26だった事から考えても、クエストは全体的にもっと進めてから発生させるものなんですかね?
仕方ないので、「オケアノス」は寄り付かないように進めることにしました。