• 2015年05月登録記事

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勝ったー!!
遂に、メガオニゴーリに勝って、ステージ120を抜けました!!

といっても実力ではなく、アイテムを使いました。
プレイヤーの方はご承知でしょうが、ちょうど、運営側からアイテム「パズルポケモン-1」を1つプレゼントしてもらえたのです。
http://www.pokemon.co.jp/ex/poketoru/news/post.php/43/
このアイテムは、ゲーム中で購入しようとすると、コイン9000枚という1つだけ飛び抜けた価格設定になっています。具体的には、毎日のチェックインボーナスで貰えるコインが500枚なので、無課金プレイヤーが購入しようと思ったら18日掛かるという代物です(実際は土日のイベント等で稼げるので、もう少し短縮できます)。
このタイミングでの配布は、「早くステージ120をクリアしろ」という運営からのお達しだと感じたので、万全の体制でメガオニゴーリに挑むことにしました。

吟味の末、選んだポケモンは「ヤドラン(メガ進化枠)」「ルカリオ」「リザードン」「ダゲキ」。

「おまかせ」だと、メガ進化枠には弱点を突ける「クチート」が入るのですが、メガオニゴーリ相手だと、決まった位置のパネルしか解放できないメガクチートは使い難いのです。
その点、「ヤドラン」は自身が氷で閉ざされてしまっても、メガ進化効果で勝手に増殖してくれるので、なにかと便利。攻撃力には期待できませんが、それはコンボで補います。
「ルカリオ」は、弱点属性であることと純粋に攻撃力が高いことから選定。「リザードン」は、攻撃力は劣るものの、敵のオジャマを遅らせる能力「やけどさせる」に期待して動員。「ダゲキ」は、主力が格闘系ポケモンを強める「ルカリオ」なので、単発で強い他属性ポケモンより、格闘系ポケモンが良いだろうと判断して最後に滑り込ませました。
ちなみに、アイテムは複数使用できるので、「てかず+5」(コイン800)と「オジャマカード」(コイン1500)も購入しました。

結論から言うと、大金星は「オジャマカード」だと思います。
なんと一回もメガオニゴーリのオジャマ攻撃を受けなかったのです。
恐らく「パズルポケモン-1」のお陰で勝手に連鎖する点も大いに助けられたと思います。でも私の体感としては、あの強力なオジャマ攻撃がないというだけで、難易度がまったく違うと感じたのでした。
手数は大幅に余ったので「てかず+5」は要らなかったですね。まあ、ニャースで稼いだ、泡銭ならぬ泡コインだから、こういう機会には惜しみなく使って構わないのですけれど。

当初はクリアさえできれば御の字と思っていたので、まさかのS評価は本当に嬉しかったです。

現在地:マシーナの隠れ里

大剣の渓谷を通って、機神界の最前線基地・ガラハド要塞へ潜入、そして……というところまで。
ここは、機神界なのか? 腕を切られたのは巨神の方でしたっけ?

この先は機神兵ばかりだと分かっていたので、モナドアーツ温存のため、ライン、カルナ、リキの装備を機神兵特攻効果付きに買い替えました。
総じて攻撃力が低くなるけれど、機神兵にダメージを与える有効打は限られているから仕方ないですね。
リキは二軍なのに武器を買った理由は、唯一、特攻効果付き武器への買い替えで攻撃力がアップしたからです。で、折角武器を買ったので、ユニークモンスター戦以外はリキを入れたところ、戦闘の度に癒されました。今回は凄く長期戦だったので、リキがいなかったら、プレイヤーのテンションが下がり過ぎて投げ出していたかもしれません。リキに感謝です。

テンションが下がった理由は2つあります。

1つは、次第にシュルクに感情移入できなくなってきたこと。
因縁の「黒いフェイス」との決着シーンで、まず株が下がりました。
中身は人だと止めるけれど、ボス取り巻きも喋らないだけで「フェイス」タイプでしたよね。結局、偶発的な事故で手を下さずに済むけれど、もし彼がここで生き延びたら、また新たな惨劇が待っていた筈です。あれで説得されるダンバンが大人過ぎて、彼の株はストップ高になりました。
また、フィオルンが出てくると彼女に一直線で、ヴェイグ@TORか?という印象。頭に血が上り過ぎているという描写なら、的確ではありますが、私は好感を持てませんでした。

もう1つの理由は、純粋に道に迷ったこと(苦笑)。
「黒いフェイス」戦後、どこから先に進めるのか分からず、何日も大剣の渓谷を行ったり来たり、時々ユニークモンスターに殺されたり、という日々を過ごしました。
結局、管制塔の「神速のブネ」を倒した後、眼下に見える道へ飛び降りました。未だに、どうやってこの階層に行けば良かったのか分かりません。
なお、電波塔のユニークモンスター「稲妻のロノウェ」と、第三ゲートの「増援隊百四式」は討伐を諦めました。というか、第三ゲートは再挑戦しようにも、ランドマークが遠いので面倒過ぎました。

ということで、紆余曲折の末フィオルンが遂に復帰しました。パーティ参加がここまで遅いヒロインって、凄いですね。APがまったく溜まっていなくて、これから育成するのかと気が遠くなりました。
攻撃役は足りているから、二軍かな……。
相変わらず声が可愛いので、喋りは聞きたいのですが、趣味に走るとシュルク(1P)、リキ、フィオルンというアタッカーのみのチームになってしまうので、難しいです。
ちなみに、中身がメイナスだった時の方が表情は可愛い気がするのですが、なにが違うのでしょうね。

TVアニメ「アルスラーン戦記」8話「裏切りの英雄」
http://www.arslan.jp

対カーラーンで1話使った後、ED後にCパートがありましたが、この構成だと、いつもより尺が短かく感じました。
結果、アッサリした戦いだったという感想になりました。特に、ナルサスとギーヴの撹乱が分かり難かったかな。なぜかあのシーンだけ、道も広がっていましたよね。もう少し軍の混乱っぷりが明らかになった方が、夜間の山岳地帯に誘い込んだナルサスの意図が目に見えて良かったのではないでしょうか。

冒頭は、ギーヴとファランギースの会話の続きから。
私は「アルスラーン戦記」ではこの2人のやり取りが好きですが、これは、「銀河英雄伝説」でポプランとコーネフの迷コンビが好きだという気持ちと、大体一致してる気がします。男女というより悪友寄りの戦友。
ただ、字面だとファランギースの台詞は単純に面白いと思っていたのですが、アニメで音声として台詞を聞いていると、ギーヴ以上に自信家っぷりが激し過ぎて、お似合いのカップルじゃないか!と感じます。
あと、ファランギースが馬を走らせると、マントが翻って、チラチラと背中が見えるので、台詞よりそちらに意識が集中してしまったのですが、これは余談ですね。

詩吟の際にギーヴが歌ではなく朗読だったので、当然ファランギースも歌うわけではないと思っていたら、まさかの歌でビックリしました。
ただ、歌声がキャラクターの声とは離れていたので、今回は歌わなくても良かったのでは、と思ってしまいました。

エンドカードは佐藤友生先生。
主要キャラクター勢揃いの構図に、少年漫画っぽさが溢れている格好いい1枚で、4話のネタ絵を除けば今のところ一番好きです。

宮木あや子著「校閲ガール」

【あらすじ】
大好きなファッション雑誌の編集者になるべく出版社に就職した河野悦子だったが、文芸作品の校閲担当に回されてしまった。異動を目指して校閲に励む日々に、編集者や作家との様々な事件が巻き起こる。

私は後から知りましたが、ダ・ヴィンチニュースで連載されていたそうです(現在は公開終了)。
http://ddnavi.com/news/serial/kouetsu-girl/

タイトルと装丁通り、非常にライトな作品。
お仕事小説は好きですし、あまり日の目を見ることがない校閲を描くということで読みました。
悦子は、仕事はちゃんとできるらしいし、自分の好きなこととやりたいことを明確に持ち、思ったことを主張するという輪郭線がハッキリしたキャラクターなので、痛快でした。最初は、喋りかたが乱暴で少し嫌だと思いましたが、これもリアルではありますよね。
校閲なのに、ファッションのことにしか興味がない、という彼女の設定の妙が、文芸ネタ一辺倒に陥ることを防いでいて、面白かったと思います。
校閲仕事に関する描写に、ファッション等のガールズトーク、出版業界を垣間見る業界ネタ、作家の失踪した妻を探すミステリー、恋愛といった日常がコミットしていて、1冊で色々な要素を盛り込まれていました。

乃南アサ著「しゃぼん玉」

【あらすじ(最後までのネタバレ有り)】
強盗と逃亡を繰り返す根無し草生活をしていた伊豆見翔人は、偶然辿り着いた宮崎県の山奥で怪我を負った老婆スマを助ける。村人たちから孫と勘違いされ老婆と同居を始めた翔人は、平家祭りの準備に駆り出され人々と繋がる内に、自堕落な性根を改め生き直すことを決める。

現代のキレる若者が、田舎で祖父祖母世代と触れ合って更生するというストーリーラインだけ抜き取ると、非常に王道ですが、心理描写が巧みで、全く理解も共感もでいないけれど、実際にこういう人間が実在して、それゆえ突発的な犯罪が発生するのだなと思わされました。
主人公の愚かさには終始イライラさせられ続けましたが、荒んだ心が次第に更生していく過程がちゃんと見えましたし、きちんと自首して罪を償った後のハッピーエンドなので、後味はそれなりに良いです。
主人公以外では、スマ婆、シゲ爺といった翔人と関わる人々が、昔ながらのお婆ちゃん、お爺ちゃんという感じで、愛せるキャラクターでした。

タイトルの「しゃぼん玉」もきちんと物語の中に組み込まれていて納得できるし、全体的に無駄なく構成されたお話でした。
強いて残念な点を探すとしたら、なぜスマは朝早くカブで出掛けようとしていたのか、という疑問の回答が得られなかったことでしょうか。